第1回日本人移住者781名(この他に自由渡航者10名)を乗せた笠戸丸が、ブラジル・サントス港に入港したのが、1908年6月18日。つまり、来年、2008年6月18日は、日本人のブラジル移住、100周年の記念日にあたります。この情報は、雑誌やウェブを中心に取り上げられていて、サンパウロでは、一般のブラジル人(日系じゃないという意味で)にもわりとよく知られているようです。
この先、徐々に盛り上がっていくのでしょうが・・・、今日は、写真がいっぱいある、Abril(アブリル)という大手出版社の「ブラジル日本移民百周年」ポータル(Abril no Centenario da Imigracao Japonesa)をご紹介します。まあ、サイトの趣旨は、日本語もあるこちらを読んでいただくとして・・・写真だけでも面白いページをいくつかピックアップしてみようかと。
まずは、「Galeria de fotos」。ここには、いろんな日系人家族にまつわる思い出の写真があります。特に、モノクロの一世の写真は、神戸から2ヶ月の船旅・・・カフェ農園での作業・・・日本らしいイベント・・・ブラジルのイベントへの参加・・・と、いろんなことがこの人たちにあったんだろうなあ、と思わせるものが多いです。
それから・・・「Conte sua historia」から、私でも知っている、日系の有名人を数名挙げてみます。
まずは、サブリナ・サトウ(Sabrina Sato)嬢。彼女は、今バラエティ番組の司会で活躍してるようです。私がレシフェにいたころ(2003年)は、ちょうど「Big Brother Brasil 3」というやったら人気のあるリアリティショーに出ていました。日系人が珍しいレシフェでは、カーニバルのときに、やたら私を「サブリナァー!」と呼ぶ酔っ払い男子が道にいたので、まあ、よく覚えているわけです。・・・いや、似てませんよ、全っっ然。彼女は、父親がレバノン系、母親が日系だそうです。
あと、ジュン・サカモト(Jun Sakamoto)氏。彼は、サンパウロにある同名の鮨屋の経営者&職人です。この店は、いっつもベスト寿司レストランに選ばれていて有名です。早く行ってみたい・・・けど、すっごく高級らしいので、まあ特別な機会を待っているのです。
それと・・・ ジュン・ナカオ(Jum Nakao)氏。ファッションデザイナーです。
日系ブラジル人は、いろんな分野で活躍しています。
後は、レポートで、ブラジルのコスプレ。なかなかいい写真ではないかと・・・。
なんだか、まとまりがなくなってしまいました。
この出版社が出しているVEJAという週間誌、先週号が日系移民特集だったので、また、ブラジルの日系について、まとめた話もお届けしますね。
あ、そういえば、この特集の中に、「日本の女性は、結婚に厳しくなっている(イヤと言える)」という記事がありました。それも、「男性は女性の扱い方教室に通っている」(しかも、講座の名前は「男を美学(みがく)」)つう、なんか、日本の男性がしょぼーく思われそうな記事と共に・・・。
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