2007年10月30日火曜日

ブラジル娘は帽子をかぶらない?

昨日会社の階段で、男の子にすれ違い様、「なにそれー、変な帽子ぃ。こっちの女の子は、帽子なんてかぶらないよー」と言われました。正露丸Tシャツなんか着てくる(おばさんの日本旅行土産だったらしい)プログラマーに「変」とか言われたかないよ、と思います。しかし、私のすてきな帽子たちは、意外と他人に失礼なコメントをさせるきっかけになるようです。忘れもしない・・・アメリカ(オレゴンの田舎)のトイレでも、お気に入りの帽子をかぶった私に向かって、「わかるわ、バッド・ヘア・デイでしょ。」と親しみ深く言ったおばさんがいました・・・。

まあ、そんなことより、ブラジルの女の子が本当に帽子を使わないかについて。サンパウロはさすがに都会なので、毎朝数名は、帽子の女の子を見ます。サンパウロの表参道&原宿オスカーフレーリー、アウグスタ界隈だとおしゃれ帽子の男の子だっています。
しかし、思い返せば、確かにレシフェやサルバドール、リオでさえも、帽子を使っているのは大抵観光客でした。(ジョギング時のベースボールキャップなどは除く)5月頃から日傘を使ってもおかしくない日本人の感覚では、熱帯の日差しを直に浴びるなんて・・・というところですが、まあ焼けているほうが格好いい、というのがこっちの感覚なんで、仕方ないです。あと、長い髪を隠したくない、というのも帽子不使用の理由のように思います。観光客だと思われたくない方は、日焼け止めをがっつり塗って、髪をおろして、サングラスして歩いてくださいませ。

2007年10月27日土曜日

第31回サンパウロ国際映画祭

ticket ただいまサンパウロでは、2007年度の国際映画祭(Mostra Internacioanl de Cinema)が開催されています(10月19日~11月1日)。こちらは、市内の映画館約20箇所で、77カ国から集まった映画461本を上映する、という内容だそうです。リストには、タランティーノ監督コーエン兄弟の作品、好きな本「Love In The Time of Colera」の映画など、見に行きたいものがたくさんあります。が、なにぶん平日の中途半端な時間に上映していたり、他に予定があったりで、なかなか網羅できそうもありません。日本からも、「フラガール」「花よりもなほ」他10作品が来ているようです。
本日(土曜)、やっと1作品見ることができました。ウニバンコの映画館(Espaço Unibanco de Cinema 3)で戸田博監督の「十二月の空」です。観客の2割くらいが日系人じゃないかなあ、と思います。後は、どこの国も一緒の、マイナー映画が好きそうな若者から中年です。
作品は、いやあ、字幕も読まなくていいし、登場人物もゆっくりしてるし、のんびりと見られてよかったです。おそらく日本語が分かる方の笑い声も聞こえてきて、本当にほのぼのとしました。
期間中、他の作品もぜひ見に行こうと思っています。みなさま、おもしろい映画があったら教えてくださいませ。


映画祭オフィシャルサイト:
http://www2.uol.com.br/mostra/31/

2007年10月26日金曜日

マリア・ボニータ&ルーシー・イン・ザ・スカイ

ブラジルの洋服のブランドで最近気に入っているのが、マリア・ボニータ・エクストラ(maria bonita extra)。リオ・デ・ジャネイロのブランド、マリア・ボニータ(MARIA BONITA)の若者向けラインです。

もともとファッション誌やお店で見てかわいい、とは思っていたのですが、サンパウロの物価高もあって、なかなか買えませんでした・・・が、美容院でたまたま読んだ雑誌にアウトレットのお店の紹介が。しかも会社のすぐ側!というわけで、愛用しております。

マリア・ボニータ オフィシャルサイト: http://www.mariabonita.com.br/
マリア・ボニータ・エクストラ オフィシャルサイト: http://www.mariabonitaextra.com.br/


アウトレット住所
R. Cristiano Viana, 80, casa Pinheiros
何件かの高級ブランドのアウトレット店(家)が集まっていて、かなり楽しいです。

lucyintheskyPantsまた、サンパウロのブランドでルーシー・イン・ザ・スカイ(Lucy In The Sky)というのがありまして、こちらも気に入っております。

ルーシー・イン・ザ・スカイ オフィシャルサイト: http://www.superlucy.com.br/

このパンツなんか、どうですか?

毒蛇研究所

ticket 先週、先々週と2週続けて「ブタンタン毒蛇研究所(Instituto Butantan)」という施設に行ってまいりました。別に毒蛇の虜になったわけではなく、2度目は甥っ子が来たので、喜ぶだろうと再訪した次第でございます。


institutoこの研究所は、地球の歩き方によると、「1898年ビタウ・ブラジル博士によって設立された世界的に有名な研究所」だそうです。今も毒蛇、毒蜘蛛、サソリなどに対する血清を製造していて、サンパウロっ子は、大抵学校の授業で訪れているみたいです。また、血清の販売で利益があるので、敷地内はかなりよく整備されています。
ハイライトは、屋根に蛇が乗っている生物博物館(Museu Biologico)。中には有毒生物がたくさんいます。大喜びの子供もたくさんいますが・・・。


hebi
hebi2


iganakaeru

mokei
ちらっと模型なんかもあります。








血清を作る際に使われる猿も外にいますが、やはり見所はヘビと思われるので、ヘビ嫌いな人には、辛いかもしれません。
しかし、気持ち悪いと言えば、外に生えている木が不気味でした。木登りしていた子供は「毒イチジクだよ!」なんて言ってましたが・・・どうなんでしょう・・・。

kikodomo

クラウドゲイト@Teatro Alfa

テアトロアルファの今期4作品目は、台湾のダンスカンパニー「林 懐民 クラウド・ゲイト舞踊団(雲門舞集)」の「狂草(WILD CURSIVE)」でした。

Cloud Gate Dance Theatre of Taiwan オフィシャルサイト
http://www.cloudgate.org.tw/eng/


「狂草」とは、究極の書体、書法の頂点と言われる草書のことだそうです。この書法の精神を表現した舞台でした。お寺の鐘や、風、虫、海など、静けさを更に引き立てる音。大きな書道用紙が天井から何枚も吊るされ、紙面に墨が流れてきます。黒いシンプルな衣装のダンサーが太極拳と気功と格闘技を合わせたような、いかにも東洋!の身体表現を繰り広げます。しなやかで強いアジアの女の人に見惚れました。

特に美しいなあ、と思った場面は、黄色い照明の中で5枚の用紙に映った女性ダンサーの影が同じ動きをするところ・・・観音像とか天女像みたい・・・でした。

お勧めです。

2007年10月22日月曜日

犯罪経歴証明書の申請について

永住権などのビザを申請する際には、渡航証明、無犯罪証明書、POLICE CLEARANCE CERTIFICATE等とも呼ばれる「犯罪経歴証明書」が大抵必要です。取得のためには、日本国内の警察本部、もしくは在外公館で申請します。ただし、日本だと2週間程度で発行されるところ、在外公館からだと2ヶ月はかかってしまうそうです。在サンパウロ日本国総領事館での申請に必要な書類は、パスポート、住所の証明ができるもの(水道、電気代などの請求書)、戸籍謄本でした。戸籍謄本は、在留届の提出をはじめ、何かと行政処理に必要なので、海外に長期滞在する方は、持って行くと役に立つかもしれません。
さて、犯罪経歴証明書を申請する際には、指紋を取られます。それも、「ピアノを弾く(Tocar Piano)」と称される10本の指、全ての指紋です。別に悪いことをしたわけでも、する予定もないですが、なんとなく嫌なものです。ちょうど浅田次郎の「プリズンホテル(全4巻)」を読み返していたので、指が欠けている人の場合はどうなんだろう・・・と気になります。

しかし、ネットを見ると、「前科持ちですが、海外旅行へ行けるのでしょうか」というスレッドが、そこそこの件数あって、結構びびります。
「夫が痴漢でつかまりました。当然会社にも知られていないのですが、・・・今夏に出張が入る可能性があり大変困っています。・・・どこにこういったことを相談したらいいのかも分からず眠れない夜を過ごしています。」なんていうのは、切ないというか・・・
「旅行人」旅系雑談板

「17歳のときに23歳の人と恋愛をしていましたが、別れてしばらくして警察にばれ指紋もとりました。私の犯罪履歴に記載されますか」とかいうのも。
Yahoo!Japan知恵袋

いろいろです。

参考:警視庁 各種手続きについて
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/tokou/tokou.htm

参考:「海外移住情報」海外渡航関連情報一覧
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/air.html



2007年10月19日金曜日

メルセデス・ソーサのコンサート

昨晩、アルゼンチンの歌手、メルセデス・ソーサ(Mercedes Sosa)のショウへ行ってまいりました。72歳の高齢のため、「ソーサ、最後のツアー」と宣伝された(注1)ものです。
「南米民衆の心の代弁者」「ラテン・アメリカの声」「反独裁者のシンボル」「大地の歌声」などと称されるメルセデス・ソーサ。特に軍事独裁政権に反対する歌は、その頃のアルゼンチンやブラジルの人々を勇気付けたそうです。が、それを実感として持たない私は、朝から「ガンタナメラァ♪ガンタナメエエラァ♪」と口ずさみながら(注2)、ショウに備えておりました。

mesa場所は、ビア・フンシャル(Via Funchal)というコンサート・ホール。マリザ・モンチのライブ同様、テーブル席で、お酒など飲みながら、曲を聴くスタイルです。ただ、今回の方が大箱で、ステージを映すスクリーンも2つありました。彼女は、高齢なこともあって、ずっと椅子に座ったままなので、スクリーンがあってよかったです。


screenさて、1時間遅れの10時半ごろから始まったショウ。風貌はちょっとゴン太くん(「できるかな」のノッポさんの相方)を思い出させる彼女ですが、歌声は、暖かく腹にずしっと来るすばらしいものでした。
オフィシャルサイトで曲が聴けます。
チリでの演奏(おそらく)が聞けるページ↓
http://www.mercedessosa.com.ar/esp/chile2007/target.html

ずっと歌いっぱなしで2時間。さすがにアンコールはありませんでしたが、とてもいいショウでした。


(注1:当日の新聞に「また戻るつもり」とのインタビュー記事あり)
(注2:夫に吹き込まれ、「ガンタナメラ」を歌う歌手だと思っていたため。キューバ民謡でした。)

2007年10月17日水曜日

焼きたてのパン

久しぶりに会社の話題を。
就職から早3ヶ月が過ぎ、すっかり社員の叫びにも慣れました。本日のように、水の掛け合いが始まって、営業女子のワンピースがびしょびしょになったくらいでは驚きません。

・・・が、油断していました。

午後4時。どこからともなく、パンの焼けるいい香りが・・・。みんなも騒ぎ出します。
・・・なんと、オフィスの隅に置かれた椅子の上にパン焼き機が鎮座しているではありませんか!
25分前からのカウントダウンを経て、みんなで焼きたてのパンを食べました。マーガリンもチーズも用意されていました。なんとも準備のいいことです。
はい、今日もこちらの会社は平和です。

2007年10月12日金曜日

金曜のフェイラ&レシピ

nomedaRua金曜日の朝4時ごろから午後2時ごろまで、近所に青果市(feira)が立ちます。本日10月12日は祝日(Dia da Nossa Senhora Aparecidaブラジルを守護する女神の日)だったので、行ってみました。


feira1野菜、果物、スパイス、ハーブ、チーズ、肉、魚、卵、お菓子、花などなんでも安く揃います。嬉しくなって大量に買い込みました。荷物持ちのダンナは、家までの上り坂が相当辛かったと思いますが・・・。



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feira3
最後の写真は、石鹸ではなく、果物を砂糖と煮詰めたお菓子です。

お昼ごはんに、買ったばかりの野菜を大量に食べました。おいしかったので、下記2品、よろしければ作ってみてください。




feira4
feira5
ローズマリーポテトサラダ
(1)ベビーポテトを皮ごと蒸す。
(2)ねぎとローズマリーを細かく刻む。
(3)蒸しあがったじゃがいもが熱いうちに(2)と混ぜて、オリーブオイル、塩コショウで味を調える。
(4)冷蔵庫で冷やす。




ミントライムチキン
(1)オレンジジュース、刻んだにんにく、こしょう、チャツネを適量混ぜ合わせる。
(2)食べやすい大きさに切った鶏肉を(1)でマリネにする。
(3)刻んだミントの葉とライム汁(1個分)を混ぜておく。
(4)マリネにしたチキンをフライパンで焼く。
(5)チキンが焼けたら(3)を入れて混ぜ、火を止める。塩で味を調える。

日本人が登場する広告紹介

brastemp1最近見た、ブラジルの家電会社ブラステンピ(Brastemp)のレンジの広告に、オリエンタルなおばあさん(おそらく日本人の設定)が出演していました。あらかじめ設定されたワンタッチメニュー(例えば、牛乳温めとかのボタン)だけではなく、自分好みに機能を調整できることが売りのこの商品。



brastemp2「あなたのレンジの『ご飯』ボタンの設定を決めた人は、あなたとご飯の好みが違う」というコピーと、おばあちゃんが嬉しそうに茶碗に盛られたご飯を持ってる絵でセールスポイントをアピールしてます。

日本のご飯といえば「味のないねとっとするごはん」(大抵みんな嫌い)という図式が成立するってことは、日本食もすっかり浸透したってことですかねえ。でも最近見ないので、あんまり成果が上がらなかったのかもしれません・・・。


しかし、日本人関連の広告といえば、なんといっても、センプ東芝(ブラジルのセンプと東芝の合併会社)です。彼らのタグライン、「我々の日本人は他の日本人よりクリエイティブです (Os nossos japoneses são mais criativos do que os japonenes dos outros.)」は、普通の会話にも使われるくらい浸透しています。

ブラジル人が日本人のマネをして「日本人に見せるのは簡単。難しいのは、東芝のような品質を提供すること」てなことを言うCMを見たのは、まだレシフェに住んでいる頃2004年だと思います)でしたが、かなりインパクトがありました。
ブラジルの広告代理店、TALENTのサイトでこのシリーズのCMを見られます。
左のメニューから「CLIENTES→「Semp Toshiba」を選ぶ。「FILMES」を選んで、右下の「proxima」を押して、先へ送り「Japones」というのを見て下さい。
後、暇ならば、日本人登場(訛りのあるポルトガル語をしゃべる)の「Espanto」「Casapa Digital」「Tempo Regresso」というのもどうぞ。
また、日本人が出る(日本語をしゃべる)ものは、左のメニューから「CLIENTES」→「Classicos」を選ぶ。「FILMES」で右下の「proxima」を押していくと、Semp-Toshibaの「Coque」「Smba」があります。

日本人のステレオタイプが良く分かりますよね・・・

Pinacoteca

pinacoteca サンパウロ州立美術館(Pinacoteca do Estado)。レンガ造りのすてきな美術館です。
チケット売り場のお兄ちゃんによると、お金が足りなくて壁を塗れなくなった・・・ということですが。

中庭もすてきです。が、外見と似合わない作品が・・・気になります。



pinacoteca2
pinacoteca3

2007年10月11日木曜日

お金持ちとクルーズ

 represa
先週末、夫の上司の別荘へ彼らのクライアントのアメリカ人と一緒に行ってまいりました。
別荘はビーチではなく、イビウナという街のイトゥパラランガ ダム湖(Represa de Itupararanga)周辺です。represa3
早速彼らのクルーザーで湖を周りました。白いレザーのシートのクルーザー、すてきー。007みたーい!・・・って我ながら庶民のコメントですよねえ。

represa2

ウェディングケーキ

2週間前に、夫の友人の息子の結婚式へ行ってまいりました。大学構内のチャペルで挙式→市民ホールのようなところで披露宴、という段取りでした。チャペルには受付などないので、今回の私のように知り合いがいない場合は、間違った式に出ても絶対気がつきません・・・。

・・・披露宴は、さすがに招待客のチェックがありました。と言っても、かなりシンプルなものです。披露宴=パーティーといった認識で、お酒と食べ物と音楽とダンスフロアが欠かせないものとなっています。当然スピーチ的なものはありません。また、お家にお祝いの品物を届ける慣習なので、ご祝儀を会場に持っていったりすることもありません。
盛り上がるパーティーは、かなり夜更けまで続きます。以前行った披露宴では、ライブバンド&DJ&ミラーボール&空にならないシャンパングラス、といった盛り上がる要素が揃っていて、午前2時頃でも、ほとんどの招待客が踊っていました・・・。

おそらく、型に嵌らないのがブラジル流なんだと思います。今回の式のウェディングケーキは、個性が出ていていいなあ、と思いました。

ちなみに新郎の姿は、式場でもかかっていたトリバリスタス(TRIBALISTAS)の曲、「守護天使(ANJO DA GUARDA)」の歌詞から取ったんじゃないかと思います。
De manhã sai da cama/Havaiana no pé/Apostila na mochila/E na Mão, o café...
(朝、ベッドを出て、ハヴァイアナを履いて、教科書のコピーをバックパックに入れて、コーヒーを手に・・・)
試聴はこちら。なお、このCDは全曲すばらしいですよ。

2007年10月5日金曜日

ブラジル美女勢揃いのBrazil's Next Top Model

こんにちは。今日は、ブラジルの美人さんについて。

さて、ブラジルの美女と言えば、やっぱりジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchenでしょうか。

最近始まったTV番組「Brazil's Next Top Model」の司会、フェルナンダ・モッタ(Fernanda Motta)はご存知でしょうか。ジゼルよりもブラジル娘、という感じだと思うのですが、いかがでしょう。リオ出身ですし。
さて、この「Brazil's Next Top Model」は、「America's Next Top Model」のブラジル版で、いろいろなテストに勝ち抜いた女の子にスーパーモデルへの道が開かれる・・・といったリアリティショウです。
Brazil's Next Top Modelオフィシャルサイト
http://www.brntm.com.br/


ちなみに審査員に、デザイナーのアレクサンドレ・ヘルコビッチ(Alexandre Herchcovitchがいます。彼は、今年代官山にお店を出したので、日本でも知られて・・・いますか?

オフィシャルサイトに加え、番組のトップモデル候補者写真集はこちらから。ブラジル美女勢揃いです。日系人は残念ながらいませんが・・・目の保養にどうぞ。

ブラジル流カラオケ

ブラジルのデジタルコミュニケーション業界で最も権威ある賞、第6回Premio MMOnline /MSNのベスト・オブ・営業2007に会社の営業クラウディアさんがノミネートされました!

ということで、昨晩、リベルダージ(東洋人街)のカラオケ屋でお祝いがありました。
カラオケは好きじゃないので迷っていたのですが、いや、行ってよかったです。すごいところでした。正にカオス・・・。
karaoke1まず、入り口を入ると化粧した忌野清志郎似の「ママ」が「いらっしゃぁい」と迎えてくれます。(お客さんみんなにママと呼ばせています)。昨晩の衣装は豹柄でした。
お店は広く、カラオケレストランと、ビリヤード台のある部分に分かれています。
内装ですが、天井には、大中小のちょうちん、球、壁には後ろから光の当たった写真パネル(南国のビーチ、ラーメン他)、招き猫、だるま、おもちゃの水槽、扇子、文字入りしゃもじ・・・となんとなくオリエンタル且つ派手で安っぽいものが至る所に飾られています。更に、その合間を縫うようにクリスマスツリーのライトのようなやつが光っています。


karaoke2カラオケのステージには、演歌を歌い上げる日系のおばちゃんや英語の歌(マイ・ウェイ系)を熱唱する日系のおっさん、ラップやサンバを跳ねながら歌うブラジルの若者などが、順番にあがります。
また、ステージの周りでは、お客さんが、ステージに立つ人のファンというか、応援団というか酔っ払いというか、になって、一緒に踊り歌う騒ぎです。
まあ、ステージからマイクは差し出されるし、演歌にもなんかみんな揺れてるし、プラスチックの枡に注いだ日本酒「東麒麟」を手に知らない人同士腕組んで歌ってるし・・・。



karaoke3いやあおもしろい場所でした。写真を探してサイトを見ていたら、今かなりホットなナイトスポットと紹介されていました。
サンパウロにお越しの際は是非どうぞ。
Karaokê Choperia LiberdadeR. da Glória, 523, tel: (11) 3207-8783