2014年5月30日金曜日

初!Bar-Mitzvaに行ってきました。

先日、15歳になる友人の息子くんのバル・ミッツヴァー(ユダヤ教徒の成人の儀式)に参加してきました。場所は、イジェノポリスのシナゴーグ。朝7時半からと、平日なので助かりますが、えらく早くからの開始です。

外からは分かりませんが、金庫のような厳重な警備の先には、美しい地下+2階建ての礼拝堂がありました。入り口で女性にはキャンディを、男性にはヤムルカ(yarmulke)が手渡され、女性は2階へ、男性は1階へと案内されます。

1階には、礼拝スペースがあり、本日の主役君とラビ(rabbi)がヘブライ語で祈りの言葉を唱えていました。声変わり前の少年の声と抑揚のついたラビの声は歌のようで、意味は全く分かりませんが、なかなか心地よい感じです。

2階の女性は、実はセレモニーに参加しないという扱いらしく、みんな挨拶をしたり、お祝いを言い合ったりで、かなり賑やかです。ドレスコードは、同僚に聞いていた通り、派手でもなく、地味でもない、カジュアルだけど高そうなワンピースドレスが多かったです。バッグは、シャネルの黒のチェーンショルダー率が高かった・・・。中には、レースを頭に乗せていた人もいましたが、少数です。
ちなみに男性は99%ダークスーツ&ネクタイ。後で聞いたところによると、男性も、結構おしゃべりをしていて、それほど静粛にしなければ、という雰囲気ではありません。

ハイライトは、カーテンの奥の祭壇?から、お父さんが、トーラー(聖書)を取り出し、銀の王冠をかぶせて、息子に渡します。彼はトーラーを中央の机に運び、巻物を開いて、読み上げます。こちらを読むのに、1年半ほどヘブライ語を勉強したそうです。
読み終わると、巻き直したトーラーを掲げて会場を廻り、みんながトーラーに触ったり口づけたりします。そして、ラビの「マゼルトフ(mazel tov)!」の声に合わせて、2階の女性陣がキャンディを下に向かって投げます。これは結構楽しい。子供たちが拾っていました。
で、主役のスピーチ(さすがブラジル人?笑いを交えて、泣かせる言葉も入れて、と15にして堂々の話しっぷり!)とラビのお言葉で締め。

その後、地下に移り、ブランチ。さすがユダヤの集まり。サーモンやらニシンを使ったなかなかこちらの朝食には出ないメニューが嬉しい。更に、クレープ、ケーキ、クリームと甘い方も充実していて、全部試したいくらい。飲み物は、なんとウォッカショット・・・!家に来ても、ワインもグラス一杯飲まない友人が、「いや、ユダヤ教徒の酒はウォッカだ」と、呑むんですね、朝から。驚きました。すぐに若者と女性が踊りだし、椅子に主役を乗せて持ち上げたりもして、あっという間に大盛り上がりです。
いやあ、なんだかダラダラしたくなりましたが、平日の朝ですからね、出勤しないと・・・。

という訳で、初のバル・ミッツヴァは、思った以上に、親しみやすく、楽しい会でした。


ザウスピンの出版記念会

行きたいけど行けないかなあ・・・
 


2014年5月28日水曜日

サンパウロ駐在生活ガイドブック - JETRO

サンパウロ駐在生活ガイドブック(1.9MB) - JETRO(2013年版)。まだ読んでいないのだけど・・・便利そうなので、こちらからもリンクしておきます。

2014年5月26日月曜日

【W杯】ブラジル・ナショナルチームの航空機は、オス・ジェミオスがラッピング!

 

ブラジルのセレソンが国内移動に使う飛行機、ボーイング737は、双子のグラフィティアーティスト、オス・ジェミオスの作品に!

1200缶のスプレーで1週間かけて書き上げたんだとか。2年間ほど使える見込みで、W杯後は、GOLの通常路線に組み込まれ、一般客も搭乗できるようですよ。

参考:UOL Copa

2014年5月22日木曜日

期待通り!超おススメ、草間彌生展@サンパウロ


今日からトミエ・オータケ・インスティチュートで開催される「Yayoi Kusama Obsessao infinita」のプレビューに昨晩、行って参りました。(JOさん毎度ありがとうございます!)


50年代から近年までの絵画や立体作品、インスタレーションまで草間作品が一挙に楽しめて、とっても素晴らしいです!

子供もきっと楽しめるので、ぜひぜひ行ってみてください!

といいながら、まずは圧巻の男根シリーズ・・・




そして水玉。下は、順番をついて入る部屋の1つで。20秒ずつは短い・・・


ブラックライトに発光する水玉の部屋。インタラクティブな白バージョンもあります。

この部屋も幻想的でした・・・色が様々に変化するのですが、ずーっと見ていたい感じです。

2012年の作品。1929年生まれってことは、83歳の作品!

ご一緒させていただいたロリータ、明美さん。「ああ・・・アリスが落ちて行く・・・」感じ?さすがプロのポーズの数々でございました。
ちなみにこちら、靴を脱ぐ部屋のため、「それはちょっと・・・」という女性が多く、唯一空いていましたよ。


YAYOI KUSAMA Obsessao Infinita
Instituto Tomie Ohtake
Av. Faria Lima, 201, 2245-1900.
火曜から日曜、11 時から20時 入場無料  
2014年7月27日まで

【W杯】コカ・コーラのワールドカップ特別缶

週末仕事で空港に行きました。日本から出張でいらしていた方のコカ・コーラの缶が、カタカナ表記でした!

案の定、ワールドカップのキャンペーンで、11カ国の言語バージョンが、今月新たに販売開始されたんだとか。

他にも、優勝トロフィーがデザインされたバージョンも店頭に並んでいるようです。記念やお土産になるかもしれませんね。

それから、この「ハッピー・ビープ」キャンペーンも秀逸!オグルビーの作品。概要はこちら





【オリンピック】マスコット候補のブラジルの珍しいサルたち

サンパウロ新聞にこんな記事が:

絶滅危惧の「ムリキ」 環境団体が認知度向上を推進
14/05/02 (11:03)

 ブラジルの大西洋岸森林に生息する「南米最大のサル」として知られるウーリークモザル属のムリキは現在、絶滅の恐れが懸念されている。その中で、環境保護団体がムリキの認知度を向上させる運動を続けている。4月30日付フォーリャ紙が報じた。

 ムリキの認知度アップに向け、1年後に控えた2016年リオ五輪の公式マスコット選出のためにハリソン・フォードなどの有名俳優がシャツなどを着用してアピールを行った。

  NGO国際保護団体のラッセル・ミッターマイヤー会長や環境保護主義者らは「中国のパンダやアフリカのゴリラのように、おとなしくて人懐こいムリキにはブ ラジルのシンボルとなるだけの特徴が備わっている。さらにエコツーリズム推進のポテンシャルも十分に秘めており、知名度が高まることで種の保全にも良い影 響を及ぼすはずだ。ムリキは体が大きく、美しく、社交的だ。まさに『ブラジルのパンダ』と言えるだろう」と主張した。

 ムリキは体長1・2メートルまで成長し、平べったい顔と体より長い尾が特徴となっている。ブラジル全体で1700匹の個体が生息すると推定されている。

 なお、サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の公式マスコット「フレコ」もブラジルの絶滅危惧種のミツオビアルマジロ(Tatu-Bola)だが、現段階では動物保全の情勢に大きな変化を及ぼしていない。

2014年5月1日付


で、こちらのフェイスブックページ「Murique Mascote 2016」を見ると、結構イラストもかわいい。カミラ・ピタンガとかシコ・ブアキの応援している写真もあります。ハリソン・フォードは分からなかったのですが・・・。

ちなみに、NHK「ワイルドライフ」ページによると、ムリキは、群れの中に順位がない「世界一平和なサル」と言われる南米最大のサルだそうです。


ところで、もう1種類、マスコット候補になっているサルがいるという話しも。比べると出遅れている感じもしますが、こちらも絶命危惧種のゴールデン・ライオン・タマリン(Mico-leao-dourado)。金メダルを彷彿とさせる(?)金色のサルですよ。FBページはこちら



2014年5月16日金曜日

【W杯】ブラジルワールドカップのオフィシャルソング"We Are One"

ワールドカップ関連では、デモ、工事未完成、など暗い話題ばかりが気になりますが・・・、明るい話題を。 オフィシャルソング、本日、発表になりました。ピットブル、ジェニファー・ロペス、クラウディア・レイチが登場。サンパウロのオープニングでも歌うそうです。
iTuneアルバムはこちら

ブラジル・モダン家具店「Etel」

国外でも評価の高い、ブラジルモダンファニチャー。Wallpaler誌によると、ニューヨークのEspassoで、ニーマイヤーとジョルジ・ザウスピンの家具展も行われるそうで。

で、その記事の中に、ブラジルのショップ「Etel」名前が挙がっていました。すごい良さそう・・・。サイトは、英語版もあって、写真カタログも充実しています!

ご参考まで・・・

2014年5月12日月曜日

ドリヴァル・カイミ、生誕100周年記念、バイーア関連展示@Museu Afro Brasil

私も大好きな作曲家、Dorival Caymmiですが、生きていれば、今年の4月30日で100歳を迎えたそうです。で、生誕100年を記念して、彼の生まれたバイーアのアーティストを紹介する展示、その名も彼の代表曲にちなんだ「O que é que a Bahia tem」が、イビラプエラ公園内のアフロブラジル美術館で開催中。

7月6日まで。忘れずに行かないと・・・。



Exposição: “O que é que a Bahia tem”

Abertura: 8 de maio, às 19h.

Museu Afro Brasil - Organização Social de Cultura
Av. Pedro Álvares Cabral, s/n
Parque Ibirapuera - Portão 10
São Paulo / SP - 04094 050
Fone: 55 11 3320-8900
Entrada gratuita
www.museuafrobrasil.org.br

2014年5月10日土曜日

ブラジル初&オンリーのベトナム料理店「ミス・サイゴン」

サンパウロで知り合った、いつも料理をご馳走してくれていたベトナムの友人から、「サンパウロにベトナム料理店、できたらしいよ」と教えてもらい、早速行ってきました!
2階もあってそこそこ広いですが、1階は、2時前から閉店まで満席でした。

頼んだのは、Pho bo(牛肉のフォー)、Bun thit nuong(揚げ春巻きと肉、野菜が乗った、甘辛酸っぱソースを混ぜて食べる米麺)、Banh xeo(ベトナム風お好み焼き)、それからChao Tom(エビのすり身のサトウキビ巻き焼き)。あとドラゴンフルーツのフレッシュジュース。全部美味しかった!


がっついて食べて写真を撮れなかったので、サイトから拝借します・・・

17日には、ベトナムから2人のシェフがやってきて、メニューも倍増する予定なんだとか。生春巻きも、ピメンタ入りカイピリーニャも試してないし・・・。絶対また行きます!

Miss Saigon

Alameda dos Jurupis, 1374, Moema
São Paulo - SP 04088-004
Telefone: (11) 4564-1419
http://misssaigonrestaurante.com.br/

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We tried the first and only Vietnamese restaurant in Brazil, Miss Saigon.  It is great!  Two chefs will arrive from Vietnam on 17th, and the menu will be expanded!  Thank you Kim!!

2014年5月9日金曜日

【W杯】ワールドカップ仕様の公衆電話

サンパウロの街も、やっとW杯らしくなってきました。公衆電話もこんな感じのやつがパウリスタ大通り沿いに登場。


誰でしょう?



Hulk(フッキ)ですって。

誰でしょう?
Bernardoですと。
中には、足が描かれています。

セレソンメンバーに加えて、アート作品もあります。
外。

中。

これは、おっちゃんが長電話で中、撮れませんでした。
この辺、オシャレ目。

 
外。
中。
  
外。
  
中。 

いろいろ生えてるやつ。

電話ボッックスに人が入ると、靴を履いたみたい!

最後。
誰でしょう?

ペレでした。昨日彼がサインしてオープニングとなったそうですが・・・正面にサイン、あったのに、撮影漏れ。すいませ〜ん。

→6月に入って、前を通る機会があったので、撮影しました。写真はこちら

2014年5月7日水曜日

Bazar da Pracaレポート


 SPFW会場で知り合ったベルギー人のKimさん(写真右:ピント甘くてすいません)に教えてもらって、バザー・ダ・プラサ(Bazar da Praca)に行ってきました。こちら、年2回、主催者のお母様のご自宅で(お母様を追い出して)開催されているそうです。

彼女は、ポーランドから来たKasiaさん(左)と共に、お菓子屋さん「BeZa」を出店していました。ヨーロッパの甘過ぎない、シンプルで味わい深いお菓子がたくさんありました。


ワッフルやタルト、トリュフなんかも美味しそうでしたが、私が購入したのは、ベルギーチョコレートがまぶされたグラノーラ。ヘルシーながら美味しい。これと、先日アタカマ砂漠で買ったキノア・ポップ(これは絶対国外でも売れる気がするのですが)を混ぜて朝ご飯にしようと思ってます。
ショップはまだないので、彼女たちのお菓子に興味のある人は、サイトから連絡してみてくださいね。

他にも、以前「ハグマグ」サイト内ブログで紹介した子供服のUm Reino や、葉っぱでアクセサリーを作るSkeleton Leavesのナプキンホルダー、thais costa のジュエリー、それにCici Levyのバナナチャッツネーなんかも買ってしまいました。


でも、まだまだ、Áurea Sacilottoのジュエリーも欲しかった・・・。

右の写真はBox Joaninhaの「W杯応援グッズが作れる」工作キット。

5月10日まで!