2012年8月31日金曜日

ママブログ、始めました。

ご縁があって「ハグマグ」さんサイトで、ママブロガーとなりました。「Diario da Mamae Fashionista (ブラジリアン・ママのおしゃれ日誌)」というタイトルで、ブラジルの子育て事情&トレンド情報を綴る予定でございます。
お暇がありましたら、見てやって下さいませー。

2012年8月28日火曜日

DW! 建築家グートさん&マウリシオさんスタジオ訪問レポ

こんにちは。引き続き、デザインウィークエンドの話題です。
週末リオにいたもので、市内160カ所とかいうイベントには参加できなかったのですが、金曜の晩に行われた、建築家グト・ヘケーナ(Guto Requena)&マウリシオ・アフダ(Mauricio Arruda)の事務所に行ってきました。

ピニェイロスのオスカーフレーリー通りにある彼らのスタジオの(2つの別の事務所ですが、同じ建物をシェアしています)螺旋階段を上って、屋上でプレゼンが行われました。
ビールを飲みつつ聞いていたのは、・・・私くらい?(だって、ものすごく勧められるんですもの)集まった約20名(定員)は皆熱心に耳を傾けていました。

最初の自己紹介で判明したのですが、参加者は、全国各地からこのイベントの為に集まった建築家、インテリアデザイナー、建築科の学生など。そんな大事なイベントだとは気がつきませんでした。・・・まあ、所詮、国内。私が一番遠くから来てますけどね。張り合ってもしょうがないですが。

事務所は、新世代を代表する建築科の事務所らしく、とーってもカジュアル。大型犬が1匹いましたが、犬連れ大歓迎らしく、多いときは4、5匹がうろついているんだとか。
建築家たちも、すごい切れる感じですが、とってもフレンドリー。特に、テレビ番組ももっているグトさんは、しゃべるしゃべる・・・

プレゼン後、事務所内の簡単なツアーもありました。無印良品の本がありましたよ。
プレゼンの内容?それは、また別のところに書くのです。

カンパーナ兄弟のデザインがすてきな社内のご紹介

こんにちは。
先週末の「デザインウィークエンド」で社内が公開されました。で、いい機会だと思い、社内広報の方に聞いてみたところ、「写真を撮ってブログにアップ?もちろん構わないわよー」との許可を得ましたので、ご紹介します。


まずは、受付。カンパーナ兄弟の代表作とも言える、ファベーラチェアと同じ素材のパネルがありまして、すぐさま、「あ、カンパーナだ」と分かるようになっております。



廊下、会議室など、このパネルは色違いであちこちに登場します。



ちなみに受付嬢は、なぜかみんな黒人の美人さん。
きれいで明るい人が座っていると、会社に来るのも楽しくなるかと。

あと、アイルトンセナのヘルメットも飾られています。


それから、みんなの自慢の「サラ・デ・ペンサメント(思考の部屋)」。
すてきなアイディアが生まれそうじゃないですか?




最後に私のデスクからの風景。

・・・まあ、明日にでも引っ越しが行われるようなのですが。他のフロアも同じく燃えてますので、ご安心(?)下さい。

2012年8月21日火曜日

SP屋外現代アートマップ"Arte fora do Museu"

アート&建築好きに喜ばれそうな地図"Arte Fora do Museu"を発見したのでシェアしまーす。

第1回「デザイン・ウィークエンド- DW!」in Sao Paulo

こんにちは。今週末(8月23日木曜から26日)、サンパウロでラテンアメリカ最大のアーバンデザインイベント「DW! Design Weekend」が開催されます。「ロンドン・デザイン・フェスティバル」や「ミラノサローネ」にインスパイアされたという、デザイン、アート、インテリア、建築などに興味がある人にはうれしいイベント。なんと私の勤務先も「Circuito Campana de Design」の一環として参加するそうです・・・なんせ、ブラジルが世界に誇るカンパーナ兄弟デザインの建物ですから。

期間中市内の160箇所でセミナーや展示他のイベントが行われるそうです。迷ってしまう方は、Eye 4 Designのベスト・オブWe Share Ideasを参考にしてみては?

・・・毎度のことながら、タイミング悪く・・・私は土日サンパウロにいなかったりするのですが。みなさま、楽しんで下さいませ。

2012年8月16日木曜日

Grupo Corpo @ Teatro Alfa 2012

こんにちは。虫垂摘出の為に入れたお腹のガスもだいぶ抜け、まだ妊婦かよ、という姿でもなくなってきました。やれやれです。

さて、昨晩、2012年ダンスシーズン第2弾、ブラジルのダンスグループ、グルーポ・コーポの舞台を見てきました。このグループは、いつも2部構成で2作品を上演するのですが、好きなだけに近年必ず見ていたら、なんと今回は見たことのあるやつが入っていました。第2部の「Sem Mim」です

第1部の作品は、ジョアン・ボスコが音楽を担当した「Benguele」(1998年)。ブラジルの文化的ルーツとなっているアフリカをテーマにしたもの。アフロブラジリアンのカポエラ、カンドンブレといった動きやリズムが取り入れられたそうです。シンプルな黒いパンツだけの衣装で、蚤や蜘蛛といった昆虫を思わせる動きが前半続き、中盤白いゆるめのパンツで美しい動きが続き、後半は、カラフルな色を背景に、原色のサスペンダーを付けたダンサーが満面の笑みで踊りました。
結構いい席に座っているのですが、双眼鏡持参なので、表情もよく見えるのです。

両作品とも、舞台演出はシンプルですが、その分、神経の行き届いたダンスと音楽が引き立つ、私の好みのものでした。やっぱりグルーポ・コーポはすごいなあ。
でも、なんで今年は新作がなかったのかしら・・・?

2012年8月13日月曜日

急性虫垂炎で手術!ようやく復帰しました。

こんにちはー。なんと、モーチョーになりましたよ、先週の金曜日。
前の晩、23時まで続いた、最後にはディスコ化した長女の同級生(4歳!)の誕生会から戻り、「吐きそうなほど疲れた」とぶぅたれていたのですが、振り返れば、これが症状の1つだった模様。でも翌朝、腹がちょっと痛かったのも、まだ誕生会のせいにしていました。で、出勤。昼食時に帰宅して、飯を作ろうと思ったのですが、だんだん腹痛は増し・・・帰宅した夫に「腹が痛いんだよー、飯つくってよー」と泣きつくと「虫垂炎かもよー」と脅されました。そこで、やっと「ありえる!なにー、盲腸って右?左?」とネット検索したところ、主な症状は、右腹が痛む、吐き気、食欲減退、発熱、とのこと。まあ、症状も4つのうち2つ当てはまるし・・・間違えやすい病気として挙げられている便秘、生理痛ってこともないだろうし、これは盲腸だ!病院に行く!と急に決断して、夫と子供の昼食後、義兄が働いているシリオ・レバニーズ病院の救急病棟へ向かったのでした。
病院までは、夫に車で連れて行ってもらったのですが、道中のガタガタが腹に響き、病院についた頃には、歩けないー、乗る乗る、ありがとうございます、車椅子ーってな状態に。パスワードを取り、うへぇ、待つの?と思ったのですが、以外と直ぐにアテンドしてもらえました。しかし担当してくれた2人組の看護師のお兄ちゃんたちの明るいこと!特にスキンヘッドの黒人の方なんて、点滴用の針をずぶっとか突き刺しながら「元気ー?珍しい名前だねー。ブラジルは好き?」としゃべるしゃべる。私も通常はその場限りとばかり、「もちろんよー、ブラジルいいねー」などと調子のいいこと言うのですが、見て分かるでしょ!元気な分けなかろうよ!と返事もままならないでおりました。すると「あー、その顔はブラジル、好きじゃないなあ。何、旦那のために犠牲を払っているのかー」などと勝手に結論を導きだすではないですか。驚きです。しかし、彼らを筆頭に、その後、血液検査、尿検査、CTスキャンと回る間に出会う看護師、みんな明るい、明るい。今回それが最も印象的だったことかもしれません。
2時間ほど痛み止めを打って検査結果を待ち、医者と面談しました。で、血液検査も尿検査も通常の数値だけど、CTスキャンで見ると虫垂が炎症しているねー、今から取りましょう、と。ネットでみた限りですが、盲腸は判定しにくい病気だというので、いやあ、CTスキャンあってよかったです。なかったら「様子見ましょう」なんて言われて家に帰されて、予定通り土日にサンパウロから車で3時間の民宿に遊びに行っていたかもしれません。しかもこのCTスキャン、シーメンスのでしたが、技師がセットしてくれたら日本語をしゃべりましたよ。すごいなー。
執刀は、義兄の知り合いを指名してお願いしました。全身麻酔で、ガスを入れておなかを膨らませた上で3カ所穴を開けて、そこから器具を入れて炎症部分を切る、という手術でした。1時間ほど、麻酔から目覚めるまでも入れて2時間弱・・・とのことでしたが、起きたら午前2時頃で、6時間ほど経っていました。麻酔が・・・というより、昨晩の誕生会疲れで(ええ、まだ言います)単に寝ていたんじゃないかと思いますが。しかしその観察室?のスタッフがまた緩い・・・午前2時で眠いのは分かるのですが、唯一の患者が起きたんだから、5人もいれば一人くらい気づいて相手してくれてもいいと思うんです。まあ、言えば動いてくれましたが。
で、病室へ。この病院は、全て個室で快適です。付添人が泊まれるソファ&宿泊キットもあるし、トイレ、シャワー、テレビ、冷蔵庫などもあるし。ちょうどオリンピック開催時期だったので、テレビ漬けになることもできました。こちらは、日本とちょうど12時間違い、つまり午後の、仕事をしていると見られない時間に試合中継があったりしたのですが、いやあ、見れちゃいましたね。へへへ。
入院は、2泊で、日曜には退院しました。その後は、月曜と金曜に医者の診療所へ行きました。月曜の段階では、もう傷口には、普通の絆創膏を貼るだけに。まだ笑ったり咳をすると痛くて、歩くのも結構辛いのですが、医者は会ったとたん「元気?あれ、なんでそんな疲れた顔してるの、どうしたの?」と。からかっているのか本気なのか・・・思わず「え?週末手術したからだよ!」と口答えしてしまいましたが、かるーく流されました。
金曜日の段階では、麻酔も完全に抜け、かなり楽になってました。それでも、まだお腹を庇って歩いていると、医者は、「もっと背筋を伸ばして歩きなさい、定規を背中に入れて歩くコース取ったら」だとか「何?酒を飲んでもいいか?だんなに、『医者に、飲んでいいのはヴーヴクリコ以上のクオリティのフランス産シャンパンのみだと言われた』と言いなさい」だとか、まあ明るい明るい。これ以降会えないのが寂しいくらいです。ちなみに今後、2ヶ月間、重いものを持ってはいけないことを除けば、通常通り生活できるそうです。重いものを持つとヘルニア(脱腸)になるそうです。
しっかし今回、急な手術入院で驚きましたが、夫も近くにいたし、入院も週末で夫の姉さん夫妻が泊まりに来て子供と遊んでくれたし、会社の上司同僚も理解ある方ばかりだったし、ベビーシッターの人も来てくれたし、いい病院&いい先生にすぐかかれたし、保険もちゃんと更新してたし・・・とまあ、文句の言えない状況でした。ご迷惑、ご心配されたみなさますいません。もうすっかり大丈夫なので、引き続きよろしくお願いします。

ご参考:
Hospital Sirio Libanes
Rua Dona Adma Jafet, 91Bela Vista - São Paulo - S.P.CEP: 01308-050
救急(Pronto Socorro)の入り口は、パウリスタ通りから来るとメインエントランスを過ぎて、同じく左にある地下です。
Pronto Atendimento外来診療もしてくれます。待ち時間はこちらに表示されています。


[関連記事]

2012年8月2日木曜日

City Short: São Paulo by Marcelo Galvão

Wallpaperサイトのこちらのビデオ。美しい映像&豪華ゲストがサンパウロの魅力を語ります。一見の価値あり!

Cirque Plume @ Teatro Alfa


今年もテアトロアルファのダンスシーズンがやってきました。
先日、最初のグループ、Cirque Plume(フランス)の"L'Atelier du Peintre"という画家のアトリエをテーマにしたサーカス/ダンスを見てきました。これは良かったです。
初めて見た!というものは、ありませんでしたが、影絵、砂絵、トランポリンと舞う紙吹雪、ジャグリングボールやガラスの破片、キャンバスやペンキ缶を打楽器にした演奏、ペンキをぶつけて描く絵、輪のダンス・・・どれもセンス良く組み合わされた大人が楽しめる、贅沢なサーカスでした。ピエロも分かりやすいユーモアで笑わせてくれたし・・・楽しい一時でした。お勧めです!

2012年8月1日水曜日

ハワイアナス50周年記念ビデオ

本日のCreativity Onlineに、ブラジルが誇るハワイアナスサンダルの50周年がフィーチャーされていたので、ご紹介します。
昨年、一昨年と2年連続、カンヌ広告祭で最優秀エージェンシーに選ばれたAlmapBBDOが作成した下記ビデオ(英語)は、50年のストーリーを美しく紹介。(※ビデオがロードしない場合は、Creativity Onlineサイトからご覧下さい)
また、50周年を記念して、ユニセフに売上金の100%が寄付される限定バージョン(5万足)も発売しているようですよ。