2011年9月28日水曜日

とうとうサンパウロの「新宿」を覗きました!

Snack Bar Shinjuku写真のこの看板・・・車でブリガデイロ通りを通るたびに気になっていたのですが・・・昨晩、ついに勇気を出して(でも1人ではなく夫も誘い)その扉を押してみました。

夫がチャイムを押したところ「会員制ですから」「誰かのご紹介がないと・・・」と断られた模様でしたが、私が行くと快く入れてくれました。
中は・・・10人しか座れないというカウンター席のカラオケスナックでした。

カウンターの奥には、キープされたシーバスやイイチコの瓶、それに招き猫やら色紙やらが飾られています。奥とのしきりのレースのカーテンも・・・おもいっきり日本!(TVはグローボ局のノベラに合ってましたが)
「新宿」ですが、なんだか・・・阿佐ヶ谷を思い出しました。

snackShinjukuママ曰く「32年もやってるのよー。前はこの辺に、他にもいっぱいスナックあったんだけどねー、全部なくなっちゃって。お客さんも年取っちゃって、平均年齢は60歳以上よ。」
「先月は6人の葬式行ったよー」とその話を裏付けることをいうお客さんも現れました。

お客さんは、こちらに子供の頃来た方が多いようです。会話にも日本語ベースにポルトガル語が混ざる感じ。
「あ、でも最近は駐在員の方もみえるわね。モーニング娘って初めて知ったわ・・・」ともママは言ってましたが。

いやあ、さすが大都会サンパウロ。なんでもありますねー。こんどじっくりママの話を聞いてみたいものです。

2011年9月26日月曜日

サンパウロのアウトドア広告再開ですって!

サンパウロ市議会が21日、2007年1月の広告規制法(シダーデ・リンパ)施行以来、初めて公共エリアに街頭広告の掲載が許可しました。具体的には、4sqm以内の街路時計広告1000カ所、バス停留所の屋根や看板広告(2万3000カ所)+柱型広告(1万9000カ所)だとか。
また、ワールドカップ開催までに市内の外観リニューアルをするそうで、こちらに伴い、カサビ市長は、街路時計広告1000カ所、既存バス停広告7000カ所、新規バス停広告1万6000カ所を承認する見込みだとか。

2011年9月21日水曜日

Miss Universe2011の取材に行きました

先週、クレジカード・ホールで開催された「ミス・ユニバース世界大会」の取材に行きました。クレデンを取りに会場までバスで行ったのですが、道を聞くと、実にみんな親切でよくしてくれました。が、本当、よくしゃべる。バスの集金担当の人の3代前からの家族史(所要時間1時間)や、トランスアメリカ勤務の女の子のドイツ人彼氏との未来図(最後には握手まで求められる)など。あ、でも当日のタクシーのお兄ちゃんもしゃべりっぱなしだった。彼は、むきむきの友人とビーチに出掛け、モテルオトコは筋肉が大事!と悟り、格闘技を習いはじめ、いまじゃ男性参加のミスコンがあれば出たいね!という自信をみせる運転手でした・・・あ、すごく脱線しましたね。ミス・ユニバースでした。
会場に入れないので、生で見たのは、レッドカーペットを通ったセレブだけなのですが・・・やっぱ華やかですね、ミス・ユニバースともなると。昨年優勝したメキシコのヒメナ嬢なんて、バービー人形なんてもんじゃないですよ。めーちゃくちゃきれいー。
おもしろかったのが、審査員をつとめた東洋系アメリカ人キャスター、コニー・チャン。「鼻水が出ちゃってー誰かティッシュもってない?」と言うので、ポケットティッシュを出したら「ほうら、私たちアジア人は、準備いいのよねー」と褒めてくれました・・・。

レポートはこちら

2011年9月19日月曜日

すてき!リオのダンスカンパニー、Deborah Colker @ Teatro Alfa

昨日、友人とデボラ・コルカー・カンパニー(Companhia de danca Deborah Colker)の舞台を見て来ました。リオ出身の振り付け師デボラ・コルカーは、こちらではとても有名で、友人もファンだというので、すごく期待して出かけたのですが、期待以上のすーっばらしいダンスでした。もちろん振り付け&踊りもよかったのですが、最も感銘を受けたのが舞台演出。舞台装置、ライティング、音楽とすべてぴたっと決まっていて本当に気持ちのいい、ハイクオリティなパフォーマンスでした。

さて、今回見た新作「タチアナ(Tatyana)」は、ロシア人作家、アレクサンドル・プーシキンの「エヴゲーニイ・オネーギン」を基にしたもの。
第1幕は、都会の暮らしに倦んだ青年オネーギンが田舎で知り合った若い詩人、レンスキーに彼の婚約者オルガと姉のタチアナを紹介される。オネーギンに一目惚れしたタチアナは彼に思いを綴った手紙を送るが、オネーギンは冷たくあしらったうえ、オルガに色目を使う。それを見たレンスキーはオネーギンに決闘を申し込む。そして、オネーギンはレンスキーを撃ち殺してしまう・・・というところまで。
この話を知らずに見ていたのですが・・・妖精のような女の人の取り合い?というくらいにしか理解しておりませんでした。でも、舞台にある大きな木の高さを活かしたダイナミックな演出は、すてきー・・・と。

deborah colker 2第2幕は、オネーギンのロシア放浪とタチアナとの再会の場面。将軍の妻となったタチアナに、彼女とは気づかず一目惚れしたオネーギンは、会ってくれとしつこく頼み、再会を果たす。タチアナは、まだオネーギンを愛しているが、既に結婚しているからと、オネーギンに去るように頼む、というストーリー。薄い膜に移った光の吹雪とか雪、あと雨の音、暗闇の中に浮き上がる男女のダンスがドラマチックで見惚れました。
サンパウロでの次の公演にも、絶対また行きたいです。そして次回は、ストーリーを理解してから行こうと思います・・・。

2011年9月10日土曜日

Nylon 10月号にサンパウロファッションスナップが掲載されました!

8月27日発売の"NYLON Japan"10月号の巻頭6ページ、私がこちらで撮影したStreet Snapが掲載されました。
日本在住の皆様、機会がありましたらチェックしてみて下さいね。