2013年12月18日水曜日

日本がW杯を戦う街を在ブラジル外国人が紹介!The World Meets in Brazilプロモーション

ブラジル観光協会Embraturは、W杯の抽選会直後、ブラジルとイラン以外の世界30カ国で、在ブラジルの同郷人がワールドカップ・ホストシティへの観光を促すオンラインフィルムを放映しました。エンブラツールが戦略的に選んだのは、アルゼンチン、ドイツ、コロンビア、チリ、US、フランス、UK、イタリア、日本、メキシコ、ポルトガル、ウルグアイの12カ国。

例えば日本向けには、在ブラジルの日本人が、日本が初戦を戦うと決定したレシフェを訪れるように語りかけるもの(下)が流れました。




抽選会で試合会場が決まったタイミングで、母国の人が各ホストシティについて話すという仕組みは、各国のナレーターが、Rio de Janeiro, São Paulo, Brasília, Belo Horizonte, Porto Alegre, Curitiba, Salvador, Recife, Fortaleza, Manaus, Natal, Cuiabá各地用の12パターンのナレーションを予め吹き込んでおき、抽選会の結果に従って144のオプションから12のビデオを放映する形で実現したそうです。訛りのあるポルトガル語が愛らしい・・・

ご参考まで:
アメリカ人がナタールについて語るビデオ


チリ人がクイアバについて語るビデオ



Visit Brasilページはこちら。日本ページは、JPN国旗ボタンをクリック。

2013年12月17日火曜日

[セール情報] Fernando Piresの靴



Casa de Criadoresなどにも登場したシューズデザイナー、Fernando Piresの店内でクリスマス特別企画が行われているそうです。
新品もしくは新品同様のおもちゃを持って行くと、商品が最高で40%オフになるそうです。

Fernando Pires
Rua da Consolação, 3534 – Jardins - São Paulo

12/25まで。

秀逸!Absolutの屋外広告/ソーシャルプロジェクトin SP

Divulgação

本日のM&Mによると、ウォッカブランドのAbsolutが"Transform Today"というグローバルプロジェクトの一環として、サンパウロ市内の建物の壁を庭にしてしまっているようです。

ここ数年、サンパウロのおしゃれなレストランやショップで見かけるようになっていた垂直庭園(Jardim Vertical)。今回は、セントロのビル壁面に440平方メートルの規模で作られ、ミニョカン(Minhocao)界隈の空気汚染を30%減少。更に、乾燥を防ぎ、更に見た目も美しいというすばらしいプロジェクトなのであります。

この企画は、Movimento 90oEscola Sao Pauloによって制作されたそうです。

<参考>サンパウロの屋外広告規制

2013年12月16日月曜日

VIVIARA: さすがセクシーなジゼルのクリスマスキャンペーン

ブラジルで最もセクシーな女性100 2013年」ポストでちらっと触れましたが、VIVARAのクリスマスキャンペーンのジゼル・ブンチェンがえらい素敵です。

ところで、VIVARA Lifeというチャームブレスレットのラインもありまして、こちらはサブリナ・サトウが広告塔。チャームを集めている方ならば、ブラジルのお土産にいいのがあるかもしれませんね。

なお、今週のヴェジャ誌には、VIVARAだけではなく、同じく大手宝石ブランド、H.Sternの広告も入っていました。キャンペーンガールは、ドイツ人モデル・女優のダイアン・クルーガー。ヴィヴァラとは対照的に爽やか!です。

2013年12月13日金曜日

日本が初戦を戦うレシフェ(ヘシーフェ)のお食事処

いや、最近、レシフェに注目が集まっていますよね。初戦を見に行こう、という方も多いことかと。実は、私、10年ほど前に2年ほど暮らしていたのですよ。しかも、サンパウロ新聞社のレシフェ特派員なんかもさせていただいていたのです。なので、それなりに詳しいのですよ・・・まあ、結構前の話になってしまいますが。

折角なので、当時、よく行っていたレストランを紹介したいと思います。まだあるってことは人気なのだと勝手に解釈します。

シカ・ピタンガ(Chica Pitanga)
ボア・ヴイアジェン地区にあるブラジル北東料理のポルキロ(量り売りビュッフェ)レストラン。シーフードがちょっと塩辛いけど美味しかったはず。名前にもなっている「ブラジリアンチェリー」と最近価格が高騰しているというピタンガの木があったはずです。

タスカ(Tasca)
こちらもボア・ヴイアジェン地区にあるポルトガル料理店。ここの日曜ランチのコジド(cozido:ポルトガル風ポトフ)が絶品。野菜もたくさん取れますよ。

キナ・ド・フトゥロ(Quina do Futuro)
移住された松本さん一家が経営する居酒屋さん。2世の息子さんがシェフを務めます。懐かしい・・・

双葉(Futaba)
こちらもお世話になりました。和食です。


パハシャシャ(Parraxaxa)
ボア・ヴイアジェン地区にあるブラジル北東料理のポルキロ(量り売りビュッフェ)レストラン。シカ・ピタンガより広くて内装も観光客向き。店員がカンガセイロの格好していたはず。シカ・ピタンガは、ランチは近所のサラリーマンが来てたりして、あんまり長居する感じじゃなかったような。

ボテコ(Boteco)
こちらはブラジルの居酒屋。いやあ、よく行きましたよ、ビール飲みに。ボアヴィアージェン地区の海岸沿いにあって、気持ちがいいし、ツマミも旨い・・・。

ちなみに「レイチ(Leite)」という高級レストランがレシフェでは一番有名なのですが、いずれ・・・と思いながら、行ったことないのです。バカリャオ(タラの塩漬け)料理が有名で、美味しいらしいですよ。まあ正直タラは生から調理した方が旨いと思いますけどね。

オフィシナ・ド・サボー(Oficia do Sabor)
後、こちら隣町、オリンダの名店。スペシャリティのかぼちゃに入った、シーフードシチュー。トロピカルフルーツ風味、です。


レシフェ、結構危ないですよ。日本の皆さん、浮かれすぎないよう、気をつけて。

[関連記事]

2013年12月12日木曜日

Favelaは存在するぞ!ということで、Afroreggae "Tá no mapa"プロジェクト



ポルトガル語ですが、NGOアフロレゲエ と JWTのソーシャルプロジェクト「Ta no Mapa (地図に載っている)」の紹介です。

リオデジャネイロには、1000以上のファヴェーラと呼ばれる違法居住地があるのですが、Googleマップ上では存在しないことになっている・・・、デジタル世界にもある、社会格差が作っている壁を破ろう、という試みです。まずは、北部の2万人以上が暮らすパラダ・デ・ルーカスから。
今まで住民以外にはよく知られていなかった場所が、見えるようになるわけですよ。これはなかなかすごいと思います。

2013年12月9日月曜日

ジョビン&モライス登場:ブラマ生ビールのCM



夫がよく覚えている・・・と言っていたので、気になって探した「イパネマの娘」のコンビが贈る“Brahma Chopp”のTVC。1991年の作品だとか。
う〜ん、こういう上品な?ビールのCMもあったのですね。

Epoca誌 「2013年度 ブラジルで最も影響力のある人物100」

最近この手のリストの紹介が多いですが・・・まあ年末ですからね。情報誌、Epocaが選ぶ「2013年度 ブラジルで最も影響力のある人物100 (Os mais influentes do Brasil em 2013)」をご紹介します。


さすがにルーラ元大統領やジウマ大統領は2007年から毎年リスト入りしていますね。後は、アエシオ・ネヴェス上議(ブラジル民社党(PSDB))。

・・・政治家、あんまり得意ではないので、アーティスト部門のコメントしましょうか。
過去に2度選ばれているのは、D.O.M.のシェフ、アレックス・アタラ氏とトップモデルのジゼル・ブンチェン様。作家のパウロ・コエーリョ氏と後はマルセロ・ホッシ司祭。司祭は、TVやラジオに出たり、CD出したりしているので「アーティスト」枠なのでしょうか・・・。

1度選ばれているのは、ジャーナリスト&作家のエドニー・シルベストレ氏、コメディアン/俳優のファビオ・ポルシャット氏。彼は、オンラインのコメディ番組Porta dos Fundosにも結構出てますね・・・。ブラジルの歴史を扱う'1808'、 '1822' 、 '1889'の3冊を上梓したジャーナリスト、ラウレンティーノ・ゴメスさん。セルタネージョ歌手のパウラ・フェルナンデス嬢、ホドリゴ・オリヴェイラ氏は・・・モコトのシェフでしょうか。後は写真家のセバスチャン・サウガード氏。特別好きではなかったのだけど、セスキ・ベレンジーニョで見た展示会「Genesis(創世記)」の中の自然を写した写真は、すごく格好良かったのですよ・・・。

初登場の中から気になって調べたのは・・・ブロガーのガブリエラ嬢(Gabriela Pugliesi)。ダイエットとか、健康な生活に関するブログ「Tips4Life」を運営しております。それからサブリナ・サトウ嬢のパーソナルスタイリスト、ヤン・アシオリ氏・・・。すごいな、なんか。



2013年12月6日金曜日

マイアミ・アートバーゼルと同時開催のBrazil Art Fair

12月5日から8日、マイアミビーチで開催中のアートバーゼルには、ブラジルから15軒が出展しているそうです。Epocaサイトによると、今年初めて「ブラジル・アートフェア」も同時開催されることになりました。

(Toz, divulgacao)


グラフィティ出身のアーティストが多いようで、バイアのTozや日系のTinho (Walter Nomura)(共にGaleria Movimento)の作品も出ているようですよ。後、以前インタビューしたZezaoさんの作品も姉妹フェア「Contex Art Miami」にあるんだとか。

しかし、こういうことを聞くと、道路で見かける彼らの作品、いくらくらいのお値段付くのかな〜とか思ってしまうのですよ。




2013年12月2日月曜日

GQ Brasil: Men of the Year は今晩授賞式。Woman of the Year 2013は・・・



本日2日、リオデジャネイロのコパカバーナパレスでGQ誌のMen of the Year2013が発表されますが・・・先駆けて選ばれたWoman of the Year (Mulher do Ano)は、サンパウロ生まれの女優、マリア・カザデヴァル(Maria Casadeval)嬢。VIP誌のリストといい、現在放送中のソープオペラ“Amor à vida”で活躍する女優さんが注目を集めていますが・・・これはまたセクシーですこと。(Foto: Rodorigo Marques)


ちなみに、GQ JapanのMen of the Year 2013は既に発表済みです(下記)。
そのうちゆっくり比較しましょうか・・・(写真はGQ Japanサイトより)

2013年11月28日木曜日

ブラジルで最もセクシーな女性100 2013年

VIP誌の「ブラジルで最もセクシーな女性100」2013年版が発表になっていましたね。今年のベスト10を紹介します。

100位までのリストはこちら


1: Paolla Oliveira

パオラ・オリヴェイラ嬢は、現在進行中のノベラ(ソープオペラ)「Amor A Vida」で主役を務める女優さん。今年、大ブレークです。
ブラジルの人気靴ブランドArezzoの2014年夏コレクションのキャンペーンガールも務めます(写真)。


2: Anitta

アニータ嬢は、今年「Show das Poderosas」(写真)で大ブレークしたミュージシャン。この曲、今や子供の誕生会の「ディスコ」タイムでも流れて、幼稚園児&ママ&おふざけパパまでがセクシーに踊るのであります・・・。



3: Bruna Marquezine

ブルーナ・マルケジーニ嬢は95年生まれ、現在18歳の女優さん。ネイマールの彼女として一躍世界的な有名人になりました・・・。

彼女は、リオのファッションショー(ファッション・リオ)にも登場するコカ・コーラの洋服ライン、Coca-cola Clothingの2014年夏コレクションのキャンペーンガールも務めます(写真)。


ちなみにこのキャンペーンの相方は、マーロン・テイシェイラ(Marlon Teixeira)。ブラジルのモデルさんですが、相当のセクシーっぷりですよね。日本人の血も入っているんだとか。ネイマール以上じゃないですか、見た目は。まあサッカーできないでしょうが。
(Photo by Pedrita Junckes)


4: Sabrina Sato

TVプレゼンター/コメディアンのサブリナ・サトウ嬢は、ブラジルで最も有名な日系人といっても過言ではないでしょう。「パニコ」というお笑い番組はもちろん、メディアで見かけない日はありません。Sabrina Sato by Yes!と自分の化粧品のラインもありますよ。(写真はこちらのキャンペーン用)


5: Débora Nascimento

昨年2位だった女優のデボラ・ナシメント嬢、今年は5位。唯一、2年連続5位入りを果たしています。
サンタローラのパーティーで実は、本人と見て話したことあるのですが、すっげぇ可愛かったもの・・・。

写真は雑誌「Boa Forma」より。



6: Deborah Secco

「サンパウロ、世界で最も有名な娼婦(Bruna Surfistinha)」でのブルーナ役以降、世界的にセクシーなイメージのあるデボラ・セッコ嬢。既に長いキャリアを持つ演技派女優で、次の作品(映画)では修道女役に挑戦するんだとか。
写真は、雑誌「contigo!」より。




7: Marina Ruy Barbosa

マリナ・フイ・バーボザ嬢は、1位のパオラ・オリヴェイラ嬢同様、現在進行中のノベラ(ソープオペラ)「Amor A Vida」出演中の女優さん。赤毛がチャームポイントで、ノベラ内でガン患者として髪を剃るかが国民的関心とまでなったとか・・・。





8: Isis Valverde

イジス・ヴァルヴェルデ嬢は、「Amor a Vida」の前作で記録的なヒットとなった「Avenida Brasil」に出演していた女優さん。昨年度は4位でした。






9: Juliana Paes

昨年度1位を始め、ランキング常連の女優&モデル、ジュリアナ・パイス嬢。今年次男を出産したとは思えない見事な体型でございます。最近だと、宝石ブランド、ヴィヴァラ(VIVARA)のキャンペーンポスターが記憶に残っています(写真)。色っぽいのはもちろん、大人の迫力もありますね。
ちなみに今年のクリスマスキャンペーンには、スーパーモデル、ジゼル・ブンチェンを起用。こちらも色っぽい!


10: Nicole Bahls

ニコーリ・バウス嬢は、サブリナ・サトウ嬢がプレゼンターを務めるバラエティ番組「パニコ」のバックダンサー⇒首になり、リアリティショー「ファゼンダ(ブラジル版ファーム)」に出演⇒プレゼンターとして局の変わった「パニコ」に復帰、というキャリアのモデル、プレゼンター。ネイマールの元カノでもあったようです。
「ブラジル人女性の体を美しく演出する」ブランド、Karen Viciusのキャンペーンにも登場(写真)。実に立派なお尻と太ももです。

[関連記事]

2013年11月27日水曜日

ワールドカップ開会式&開幕戦会場、イタケロン・スタジアム、完成間近の大事故。

O Globo Source:Supplied

お昼にひどい事故がありました。ワールドカップに向けて94%完成、FIFAの12月のデッドラインも守れるだろう、と言われていたサンパウロのイタケロン競技場/コリンチャンス新競技場(Estadio de Itaquerao)の南地区の屋根に最後のユニットを乗せる作業中に、クレーンが崩壊し、LEDパネルを直撃。これまでに3人の死亡が確認されているそうです・・・。

ブラジルで最も価値のあるブランド2013

本日の業界誌meio&mensagemサイトに、インターブランドによるブラジルのブランドヴァリューランキングが発表されていました。昨年度に比べるとその価値は下がっているものの、イタウ、ブラデスコ、バンコ・ド・ブラジルと銀行がトップ3を占めています。スコール(4位)、ブラマ(7位)、アンタルチカ(8位)とビール会社が強いですね。ファッション関連だと、ヘナー/レナー(13位)、エーリング(18位)、ハワイアナス(22位)にアレッツォ(25位)が入ってますね。

ブルメナウに本社のあるエーリングは、ニシンの意味。南米のGAP的存在で、サンパウロでも2匹の魚がクロスしたロゴの店舗をたくさん見かけます(全国に500店舗以上)。最近はHering Kids専門店もオープンし、子供向けラインにも力を入れているようですが、グループとしては、既にキッズブランドのPUCも持っていたのですね。後は、DZARMも・・・。知りませんでした。

日本はグローバルブランドと国内のものがあるので参考までに各10位までご紹介します。ちなみに、日本のグローバルブランドは、全世界で見ると1位のトヨタが10位、2位のホンダが20位、3位のキヤノンが35位となっています(2013 ranking

このランキングは、財務力、ブランドが購買意思決定に与える影響力、そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点からみたブランド価値の評価だそうです。詳しくはこちら

As 25 marcas brasileiras mais valiosas juntas equivalem a R$ 95 bilhões 
Crédito: Divulgação (m&m)





2013年11月26日火曜日

大満足!Grupo Corpo@Teatro Alfa

Teatro Alfaのダンスシーズン、取りを飾ったのは、ブラジルを代表するコンテンポラリーダンスグループ、グルーポ・コルポ(Grupo Corpo)。初めて見た「Sete ou Oito Pecas para um Ballet」に衝撃を受けたのですが、今回、それに勝るとも劣らないすばらしい2作品でした!
Divulgação

1作目は、「パラベロ(Parabelo)」。1997年の作品ですが、まだまだ新鮮です。「パラベロ」はバレーを意味する土着の言葉で、田舎(セルタネージョ)にインスピレーションを求めたそうです。音楽は、バイア出身の「奇才」と称されるトン・ゼー(Tom Ze)と「知性派」ゼー・ミゲル・ヴィズニキ(Ze Miguel Wisnik)。単純だけど難易度が高い、意外性やユーモアのある動きが集団で繰り返される・・・という私が勝手にグルーポ・コルポに期待することが凝縮された作品です。


José Luiz Pederneiras/Divulgação


2作目は、「Triz」。今年の新作です。2007年に見た当時の新作「Breu」同様、ペルナンブッコ出身のレニーニが音楽を担当しています。グルーポ・コルポは毎年新作を旧作と組んで発表するスタイルを取っていますが、今年は振り付け師のホドリゴ・ペデルネイラス(Rodrigo Pederneiras)が2度手術をして、車椅子で生活していたため、新作の発表が危ぶまれたそうです。結局通常1年間練習するのに対して、たった3ヶ月前に出来上がったという作品。すごい細かくて運動量もやったら多くて・・・いったいどれだけ練習したんだろう?と、ダンサーに脱帽です。創立者で兄のパウロ・ペデルネイラス(Paulo Pederneiras)が担当する照明と細い鋼のカーテンが格好よかったです。

シーズンを通して気になったのは、ダンサーの体型。グループによってやっぱり使う筋肉が違うからか、違う体型になるのですね。腹出てたり、痩せてたり。ちなみに、グルーポ・コルポは、体脂肪率ゼロ近く!という細いけど腹割れてる方ばかりです。

2013年11月25日月曜日

UMA x Sao Paulo Cia de Danca @ SPFWなど

少し時間が経ってしまいましたが、SPFWのお話を。落ち着いたので愚痴言わず、楽しかったことをお伝えします。

1つは、Umaのショーサンパウロ・ダンスカンパニーとのコラボだったのですよ。テアトロアルファで公開された今シーズンの彼らのショーは入院していて見逃し、夫に「前回より、ずっと良かったよ!」と言われて悔しく思っていたところ、意外な場所で見ることができました。しかも、すっごい近くで。ステージとは違って、同じ高さですぐ側にダンサーがいるのってえらい贅沢です。迫力あります。それに、モデルが着るのとはまた違う魅力がありますね。前回のカヴァレラのショーをちょっと思い出しました。



それから、グラフィティアーティスト、コブラのHot Wheelsとのインスタレーションもありました。作成過程を見られるのはやっぱり面白いですね。(グラフィティビエンナーレも見逃したし)コブラ氏がインタビューとか受けている間、紙に描いたものを見ながら、助手?が黙々と作業していましたが・・・、スプレー、やっぱ速い。細かくてカラフルなのに、すごいスピードで絵が出来ていきます。ストリートアートならでは、ですね。お見事・・・。(最後の完成写真はDivulgaçãoです。)







やっぱり、日本の航空会社はいいなあ。直行便は・・・


この前、七五三のため、家族で一時帰国したのですよ。シカゴ経由のユナイテッド便で。下の子も3歳になって、だいぶ楽にはなったのですが・・・やっぱり長いですね、フライト。
しかし、この日本往復の1区間、シカゴ>成田便だけ、ANAとの共同運行便でですね、もう本当に楽だった・・・フライトアテンダントかわいいし、優しいし、愛想いいし。もう、ユナイテッドのおばちゃんたちとは偉い違い。象徴的なのがこのバナナ(写真)。なんっつーか、真夜中、思わずカメラ取りに戻りましたよ・・・。

直行便、戻って来ないかな〜。MegaBrasil FBにこんなポストがありましたよ。

日本ーブラジル 直行便は?

全日本空輸株式会社(ANA、以下全日空)は、昨年10月から日本―ブラジル直行便の就航を検討していた。ブラジル全日空の坂本エドゥアルド代表が日系新聞に「5月までにはっきりする。実現の可能性は高い」と語っていたにも関わらず、決定に至らなかったのには、現在運航中のボーイング777から置きかえる新機種ボーイング787の開発・輸送が大幅に遅れていたからというだけではなく、今回のブラジル主要国際空港の民営化とまったく関係が無かったとは思えない。
既に11月になり、現在は日本航空が米アメリカン航空が運航する米国-ブラジル線について、コードシェア(共同運航便)で共同運航便を展開するニューヨーク-サンパウロ線の他、ダラス-サンパウロ、ダラス-リオデジャネイロ、ニューヨーク-リオデジャネイロの4路線を運行しているのと、全日空が米ユナイテッド航空が運航するワシントンーサンパウロ、ニューヨークーサンパウロ、ヒューストンーサンパウロとLAN航空と合併したTAM航空の運行するニューヨークーサンパウロの4路線を共同運航しているのがある。

では、直行便はいつ決まるのか?5月に決まらず11月まで何も公表されずにきたが、いよいよブラジルの各空港が民営化するに当たって決まりやすくなることがあるだろう。ANAグループの次期中期経営戦略には特記されてはないが、羽田から飛ばす国際便を増やすので、整理された成田で共同運航便が出る可能性は充分にある。年内は無理かもしれないが、年始には諸々公表されると期待しよう。
日本航空も次期中期経営戦略の中に、差別化とボーイング777-300型機における新座席の提供開始などが含まれているので、直行便の期待は高まる。
どちらが先に発表するか楽しみだ。

2013年11月21日木曜日

映画「時折」劇場公開開始!

以前こちらでも紹介させてもらった、パウロ・パストレロ(Paulo Pastorelo)監督のドキュメンタリー映画「時折(tokiori - dobras do tempo)」 の劇場公開が11月22日からEspaco Itau de Cinemas - Frei Caneca (Shopping Frei Caneca, Rua Frei Caneca, 569)で始まります。

昨晩、シネマテカ・ブラジレイラ(Cinemateca Brasileira)で開催された特別上映会へ行って参りました。シネマテカ自体いい雰囲気なのですが、中庭に映画にも登場する古い写真の印刷された布がはためいていて更に素敵でした。また、劇場も良くて、前回以上に引き込まれました。

淡々と丁寧に進んでいく映画なのですが、時差ぼけの我々をうとっともさせませんでしたよ。とてもよい作品なので皆様ぜひお出かけ下さい!
(←写真は監督&助監督のご夫妻です)

時折フェイスブックファンサイト

サンパウロ新聞「時折」紹介記事

「ぶえの」記事が産經新聞に掲載されます

バタバタして報告が遅れましたが・・・先日、ジャルディン地区の「ぶえの」へ取材に行って参りました。オーナーシェフの黒田さんは、玉ノ井部屋で活躍された元力士さん。日本語で取材が出来るという気楽さもあり、いろいろとお話を伺いましたが、1つ1つ丁寧に教えていただきました。ありがとうございます。
ABロードサイトに既に記事が掲載されていますので、ぜひ読んでみて下さい。


ちなみに、皆さんが気になる、美味しいと思うレストランは?ですが、お魚はやっぱり日本が一番!とのこと。相撲部屋にはマグロが何本も届く、とか、親方に連れられて有名な寿司屋や料亭へ行った・・・なんて世界ですもんね。肉なら「cheかな?」と。とはいえ、最近は「サラダに夢中」とのことで、自宅でいろいろなドレッシングを試しているそうです・・・。

なお、11月22日付の産経新聞「世界のガイド便り」にも同記事(要約版)が掲載されるそうです。記事(PDF)はこちらからどうぞ。

2013年10月31日木曜日

グラフィティを使った乳がん啓発キャンペーン@ Sao Paulo

今月は、乳がん啓発月間(Pink for October)ということで、サンパウロ市内のあちこちでピンクリボンが掲げられたり、ライトアップが行われていました。中でもA.C. Camargoがんセンター&JWTの乳がん啓発キャンペーンは、グラフィティを使ったよりストレートでインパクトのあるものです。

ビデオをどうぞ。

2013年10月30日水曜日

SPFW 2014 AW開催中です。

またサンパウロファッションウィークのシーズンですよ。今回は、ヴィラロボス公園がメイン会場です。市立劇場(写真)やFAAPなど、他の会場でも開催されていますが、基本ヴィラロボス。遠いです。(ちなみに、この写真、ランチタイムのショーです。いや〜、こんな笑顔でスパークリング薦められたら、日が高くても断りにくいですねえ)

今回は、なんせ会場が遠いのでカバーできる数が少ないですが・・・、コレクションレポートは、メガ★ブラジルサイトに掲載します。
スナップはアパログ、キッズ関連はハグマグ、愚痴&つっこみ含むファッション以外の話はこちら・・・って感じで順次アップしていきますので、興味がありましたら見てやって下さいませ。


2013年10月21日月曜日

Quasar @ Teatro Alfa

2007年以来久しぶりにブラジル、ゴアイス州ベースのコンテンポラリーダンスグループ、Quasar Cia de Dancaを、テアトロアルファで見ました。クアザー(とこっちでは読みます)は、1988年創立で今年25周年だそうです。作品は、"Por 7 vezes" (2013)。体がテーマで、インターバル無しの70分間で、目、口、腕、心臓、内蔵、生殖器、足の7つの部位が表現されました。それぞれのシーンで使われたカシオ・ブラジル(Cassio Brasil)デザインの衣装もよかったです。





今回一番気になったのは、ダンスがえらい肉感的だったことと(まあテーマ自体が「ボディ」だから当然なのかもしれませんが)、揃いも揃ってダンサーの顔がよかったこと。一緒に来てくれた方が、「ブラジルらしい!」と動きについて語っていたのですが、確かにそうかも。
ブラジルと言えば、Grupo CorpoDeborah Colker ばっかり思っていたけど、Quasarも確かにブラジルらしい気がします。

(写真はQuaser Facebook pageより)

2013年10月18日金曜日

Yayoi Kusama in Brazil


Yayoi Kusama “Infinite Obsession” @ Brasil
12.10.2013 a 26.01.2014: Centro Cultural Banco do Brasil, Rio de Janeiro
17.02.2014 a 27.04.2014: Centro Cultutal Banco do Brasil, Brasília
21.05.2014 a 27.07.2014: Instituto Tomie Ohtake, São Paulo



ですって。見逃さないようにしないと!

詳しくは、こちら(写真もこちらから)


2013年10月2日水曜日

倒木を使った家具職人、Hugo Franca; Poeta do Pequi

"Versatille"誌で特集されていたブラジル人アーティスト、ウーゴ・フランサ(Hugo Franca)のペキの椅子がかっこいいので、防備禄をかねて紹介します。

残念ながら、トミエオータケインスティチュートでの展示会は終わってしまったようですが、ウーゴさんの作品は、イビラプエラ公園にも常設?されているようです。
風で倒れた30メートルほどのユーカリの木から作られたテーブルや椅子は、倒れた後も公園で人々を癒しているようですよ。

2013年10月1日火曜日

黒人VS白塗り・・・どちらもすごい舞台でした(Alvin Ailey&山海塾)。

ちょっと最近、当たり続きです。クレディカードホールで見たアフロ・アメリカン・ダンス・カンパニーのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター(Alvin Ailey American Dance Theater)と、昨日のテアトロアルファの山海塾。ダンススタイルからダンサーの体型まで両極と言っていいほど違うのですが、両方ともすごく格好よかったです!

アルヴィン・エイリーは、テアトロアルファと全く違う客層で、一瞬、「モダンダンス見に、チケット買って来たの?」と聞きたくなるような顔ぶれでした。小学生くらいの子供とかピンクとか緑の髪の若者も多いし、客席にポップコーンの売り子なんかも入って、高尚というより、娯楽を求めている感じ。でも余計な心配でした。時間いっぱい上質のエンターテイメントが提供され、3度のインターバルを挟んで時間いっぱい、すごーく盛り上がりました。
中でも私が好きだったのは、"Minus 16"という作品。狂気と正気、や、気品と退屈、などを隔てるのは、とても細い線、といったナレーションと共に始まる、椅子を使ったダンス。引き込まれました。で、終盤、ダンサーが客席から10人ほどの観客をステージに上げて踊ったのですが、この観客が踊れることにも驚きました・・・!どこにでもいそうな中年のおばちゃんとか、おじさんも、堂々とした踊りっぷりで、しかも最後にステージの中央に残された若い女性なんて、1人でスポットライト浴びて、堂々とお辞儀をし、ダンサー跨いで降壇しましたからね。仕込みかと疑いましたが、踊ってた子が「びっくりしたー」とか「端っこで踊れてない人いたよねー」てなことを前で言っていたので、素人なんだと思います。恐るべしブラジル人!
この後インターバルで、最後は有名なRevelationで幕を閉じました。こちらは、ちょっと宗教色が強かったですが・・・リズムと色と、躍動感と・・・本当に格好よかったです。

で、先週末見た山海塾・・・『歴史いぜんの記憶―うむすな』(2012)、インターバル無しで1時間半。最後は、10分ほどスタンディングオーベーションが続く、大盛り上がりでした。私もこれまで見た山海塾の作品の中で一番好きかもしれません。なんというか、モダンで前衛的で。砂とか赤、青、緑、黄色とかいった色の演出も、世界に入りやすいと言うか。
ちなみに、天児牛大氏の独舞が2幕あったのですが、これがまたよかったのですよ。特に2幕目は、目が離せませんでした。

アフロアメリカンのリズム感、すげーと思ったのですが、日本人もすげーですわ。ほんと。


2013年9月21日土曜日

Pilobolus & TBDC @ Teatro Alfa

今年もテアトロアルファのダンスシーズンが始まりました。1本目は、手術直後で残念ながら行けなかったのですが、別にピロボラス(Pilobolus)の「シャドーランド」見てきました。

2011年のブラジル公演では、短編を何本も披露したのですが、その中で最も印象的だった「トランスフォーメーション」の完全版です。全く飽きさせない、とっても面白い作品でした。言葉や文化が違っても、音楽や動きだけで感情やユーモアって通じるものですね。機会があれば是非!すっごくお勧めです。
ちなみにアンコールも全て影絵の表現でした。登場キャラクターがニューヨークからブラジルへ飛行機でやってきて、サンバやサッカーを見て「Obrigada Sao Paulo」で締めたのには、もうみんな大感激でした。

それから、トリシャ・ブラウン・ダンスカンパニー(Trisha Brown Dance Company)も見てきました。こちらはLes Yeux et l'ame (2011), Watermotor (1978), Faray Foret (1990)インターバルを挟んで Set and Reset (1983)の4作品。抽象的で美しいものが多かったです。1本目が特に美しかったですね。2本目は、1人の男性による無音の3分の動きでしたが、これが一番受けていたようです。次はマーチングバンドの演奏が入るもの。ライブで、インターバル時に外でバンドの演奏を見ることもできました(写真)。後半2本は、衣装と舞台をロバート・ラウシェンバーグ(Robert Rauschenberg)が担当。私は彼の作品をあまりよく知らないのですが、衣装は格好良かったです。夫が「フレイジャー(TV番組)の部屋にかかっていただろ」と言っていました・・・どうでもいいですよね・・・。



2013年9月20日金曜日

2013年版:サンパウロのショッピング

こちらのブログで人気のポストの1つが「サンパウロのショッピング」なのですが、アップした2008年以降、いろいろ新しいショッピングセンターもオープンしました。そこで新たにオープンしたショッピングセンターを追加しようと思います。

まず1つ目は、Epoca誌の”O Melhor de Sao Paulo 2012-2013 (The best of Sao Paulo)”のショッピングセンターにも選ばれていたShopping JK Iguatemi. ファリア・リマにあるイグアテミ・サンパウロの豪華版です。「ジョタ・カー(JK)」と呼ばれますが、これは住所の頭文字からですね。

Av. Presidente Juscelino Kubitscek, 2.041, Vila Olímpia, tel. 3152-6800.
店舗営業時間: 月曜から金曜 10h30/22h; 土曜 10h/22h; 日曜14h/20h. 
フードコート営業時間: 11h/23h; 日曜日11h/22h.


もう1つは、Shopping Cidade Jardim。オープン当初は、クルーザーを始め「買い物できる店がないよ・・・」という超高級店舗ばかりでしたが、だいぶ一般の店舗も増えて、落ち着きました。「庭の街(Cidade Jardim)」という名前にしているだけあり、緑が多くて歩いていても気持ちがいいです。

Av. Magalhães de Castro, 12.000 | Marginal Pinheiros, Tel.: +55 11 3552-1000
店舗営業時間: 月曜から土曜 - 10h às 22h | 日曜祝日 - 14h às 20h
レストラン営業時間: 月曜から土曜 - 10h às 23h | 日曜祝日 - 12h às 22h


最近私が割とよく行くのは、2008年に「オープンしたばかり」だったBourbom Shopping。ZÁFFARI HIPERMERCADOというスーパーが素晴らしいのですよ・・・バッファロー肉とかサーディン缶とか、アスパラやアーティチョークのディップといった輸入食材が、迷わず買える価格で置いてあります。(Pao de Acucarrよりだいぶお得です)

Rua Turiassú, 2100 - São Paulo – SP - Fone: (11) 3874.5050

店舗営業時間: 月曜から土曜 : 10h às 22h 日曜: 14h às 20h
スーパー(Hipermercado Záffari)営業時間: 月曜から土曜: 8h às 23h. 日曜祝日:9h às 22h.
フードコート営業時間: 月曜から土曜: 10h às 22h 日曜:12h às 22h

今回は私の好みでベスト5リストアップしてみました。
  1. Shopping Cidade Jardim
  2. Shopping JK Iguatemi
  3. Iguatemi Sao Paulo
  4. Bourbon Shopping
  5. Shopping Paulista
ご参考まで。
ところで、観光客の方、日曜祝日の午前中はショッピングセンター空いていないので、ご注意下さいませ。

2013年8月30日金曜日

多才なヴィニシウス・ヂ・モライス生誕100周年。レシピ本も発売予定!

 「イパネマの娘」や「ビリンバウ」の作詞で知られるヴィニシウス・デ・モライス(Vinicius de Morais: 1913-1980)。外交官で詩人で歌手で大酒飲みで恋多き男、としても知られているようですが、実は、料理の腕もすばらしかったんだとか。なんと素敵な。
で、9月6日、「Pois Sou um Bom Cozinheiro」というレシピ本が発売されるそうです。

元々、彼の娘さんがクリスマスの晩餐のレシピをまとめようというところからスタートした企画。2011に彼女がなくなってからは、シェフのDaniela Narcisoが、ヴィニシウスの家族や友人(トッキーニョやミウシャ)へのインタビューを行い、本にまとめたそうです。

レシピは彼の子供の頃の好物に加え、得意料理の「鶏のビール煮込み」など。
また最終章は、彼の詩を著名シェフがレシピに仕上げる、という試みだとか。例えば、D.O.M.のアレックス・アタラシェフが、「Receita de Mulher」をレシピにしたりしているそうです。・・・世代の違う二人のモテ男が考える「女性のレシピ」、気になります!

参考・写真:Folha de Sao Paulo

2013年8月27日火曜日

ミナスジェライスからマイアミまで歩いた軌跡をアートに。


昨年末、招待されたMASPのPremio MASP Mercedes Benzというイベント(カクテル)がありました。Anna Maria Maiolinoさんの新刊発売記念サイン会と、Paulo Nazarethさんの展示がありました。

なぜ、これを今、8月にもなって思い出したかと言うと、フォーリャ紙(Web版)にパウロ・ナザレ氏の記事&ビデオ(ページ下)が掲載されていたからです。



パウロさんは、出身地のミナスジェライス州から、北米マイアミまで徒歩とヒッチハイクでたどり着いたのですが、その道中を記録した作品"Noticias de América"が、MASPでも展示されていました。インディオの血が入っているという独特の風貌で「なんでもやります」など、お金を稼ぐためのプラカードを掲げた写真などが、妙に印象的でした。この作品で、マイアミのアートバーゼル(Art Basel)やベネチア・ビエンナーレにも招待されたそうです。


会場で、展示品を自ら配置して行く本人は、飄々としてチャーミングな印象でした。(左写真はカメラを意識して、足上げてます)

ビデオで彼は、自分のルーツがインディオ(や黒人やファベーラ)にあることを語っていますが、その世界を外から客観視するのではなく、自分自身が体現者、作品、アートとして世に出たのが面白いですよね。




それから、会場で印象に残ったのが、アナ・マリア・マイオリーノ氏のお米と豆を黒いリボンで結び、黒い机の上に置いた“Monumento à fome”という作品。 ブラジルの主食、米と豆が葬式の様にまとめられて、インパクトがありました。 で、今調べてみたところ、この作品は、1978年にエリオ・オイチスィカ(Helio Oiticica:「トロピカリズモ」運動を推進したブラジル人アーティスト)が実施した展示会の為に作られた作品だそうです。






2013年8月26日月曜日

シリオ・レバニーズ病院、再び!今度は胆嚢炎摘出・・・

こんにちは。いやあ、びっくりしました。去年の虫垂に引き続き、また腹の中の不要な輩が炎症を起こし、摘出手術を受けましたよ。今度は、胆嚢炎。再度、明るく腕の立つお医者さんの世話になりました。

今回も病院で検査直後、そのまま手術です、と入院させられました。いや、日本出張でね、あまりの暑さ&湿度+満員エコノミーでの長旅+外でおいしいものを毎食食べる、で、腹の調子が良くないな、くらいに思っていたのですが、さすがに帰路(遅いですかね)で「これは、なんかもっと深刻かもしれない」と思い始め、ミュンヘン空港で「右腹 みぞおち 痛い」などとネットで調べたら、まさにこの症状!ってやつがありましたね。すばらしいですね、インターネット。胆嚢の英訳(gallbladder)、ポ語訳(vesicula)もその場でできるし。・・・しかし自分が胆石持ちだとは思っていませんでした。4つあったそうです。

病院は相変わらず明るいスタッフがたくさんいましたよ。今回一番気になったのは、髪を覆うネットというか帽子に、クッキーやカップケーキなど、お菓子柄を採用していた看護婦さんたち。まあ用途は同じなんでしょうが、病院でそんなポップなパターンを見るとは思いませんでした・・・いや、似合ってましたよ。

今回も、腹にガスを入れて、4つ穴を開けて胆のうを取り出す、というパターンでした。ちなみに、麻酔師も虫垂炎の時と同じ外国人の先生で、いやあ、去年も世話になったよね・・・などと笑うことしばし・・・。虫垂炎に比べると痛みがそれほどでもないので、まあそこそこ余裕もあるわけです。けど、この日入院にならなかったら、子供の同級生の誕生会に行っているはずだったので、それこそ「誕生会は大人の健康を蝕む!」説を語るところでした。

で、手術後ですが、開腹は免れたものの虫垂炎より難しい手術だったらしく(かなりの炎症で胆のうが数倍に肥大)、強い抗生物質+痛み止めが使われた最初の2日は、なかなか食欲が出ない、無理して食べて吐く、という状況でした。が、この抗生物質を錠剤に変更したとたん、復活しました。今のところ、胆のうがないからか?と感じることもないですよ・・・。

ブラジル人によるすばらしい発明!「ペットボトル照明」

こんにちは。日本出張→入院、のため溜まっていたサンパウロ新聞を今朝読んでいたら、こんなニュースが。全く知りませんでしたが、これはすごいですね!ペットボトルに入れる材料は、水とペットボトルの蓋2杯分の漂白剤だけだとか。災害時にも役に立つのでは?


ペットボトル照明を開発 世界中の貧困層に新たな光 13/08/16 (10:52)   

 水で満たしたペットボトルを天井に設置して、太陽光の反射で屋内を明るくする。「ペットボトル照明(luz engarrafada)」と呼ばれるこのシンプルな発明は多くの人々の生活に役立っており、開発したミナス・ジェライス州在住のアルフレド・モーゼル氏は「現代のエジソン」として注目を集めている。13日付伯メディア(ウェブ版)が報じた。


この発明のきっかけは、2002年にブラジル国内で多発した停電だったという。再生可能なペットボトルと水だけを使用したこのペットボトル照明は環境に優しいだけでなく、電力も一切使わないため電気料金の節約にも効果的だ。モーゼル氏は「光の強さを測定したが、晴れた日にはペットボトル1個の明るさが40~60ワットの電球に相当することが分かった」と語っている。

◆世界各国へ


モーゼル氏の発明は、フィリピンの非営利組織(NPO)マイシェルター財団のプロジェクトとして認められ、フィリピンの貧しい家庭にペットボトル照明が導入されることになった。フィリピンは電気料金が高騰しており、人口の約4分の1が貧困層(1日当たりの収入が1ドル以下)の生活を強いられている。モーゼル氏の発明は、フィリピン社会で高い評価を得ている。

その後、モーゼル氏の発明品はインド、バングラデシュ、タンザニアなど世界15カ国の貧しい家庭に普及した。現在は、世界中の約100万世帯の日常生活に光を与えているという。

マイシェルター財団のアンゲロ・ディアズ理事長は、「モーゼル氏がノーベル賞をもらえるかどうかは分からないが、彼の発明が多くの人々の生活を支えていることを多くの人に知ってほしい」と語った。

2013年8月16日付

(写真はBBCサイトより)

2013年8月5日月曜日

「ブラジル男の口説き方」コラムスタート!

ブラジルの情報ポータル「MEGA★BRASIL」で、偏見に満ちたコラムをスタートさせていただくことになりました。
第1回目「安全よりも、恋愛第一」掲載されました。読んでみて下さいね!

第2回:ドンファンの城

第3回:ブラジル版 悪女について

(12月2日 リンク更新)

2013年7月26日金曜日

ビールのアルミ瓶が、インテリアに。ダメダメかと思いきや助っ人現る!

ブラジルのビール、スコール(Skol)が、飲んだ後、インテリアに使えるアルミ瓶(缶じゃなくて)プラス時計、花瓶、キャンドルホルダーなどに生まれ変わらせるための「キット」その名も「Skol Design」を販売しています。

瓶自体はいいのですが、時計とかライトスタンドとかを、TCVF(下)やアーバンファニチャー(屋外広告)で見て、うわ、ださっ!やばいだろう、と思っていたのです。



が、この度、広告代理店F/Nazca Saatchi & Saatchiは、家具デザイナーPedro Usecheと建築家Mauricio Arruda事務所行ったことあります)を巻き込んだそうです。
で、彼らの作品は結構いいのですよー。

ひいき目でしょうか。下の写真の男性は、マウリシオ・アフダ氏です。