2007年11月25日日曜日

ブラジルの金閣寺

ブラジルにも「日本と同じくらい美しい」と紹介される金閣寺があるってご存知でしょうか。場所は、サンパウロから車で1時間弱、イタペセリカ・ダ・セハ(Itapecerica da Serra)という街です。

kinkaku先週末に行ってきましたのでご報告です。
遠めには・・・雰囲気でてますよね?でも2層3層の壁は、金箔張りじゃないのですよ。金色の特殊ペンキ。これは、やっぱり大きな違いじゃないでしょうか。





kinkaku2あと、1層目の中に入れるんですよね。でも中には、如来像があるわけではなく、墓です。しかもロッカー式の。








jizoそれから珍しいところでは、地蔵像。なんかファンシーなのは、天使のような羽が生えてるからですよね。












pen
庭園内は、墓がいっぱいあるのですが、受付の記帳用のペンが・・・取られないように?墓石模型にくくりつけられているのは、どうなんでしょう。

随分、揚げ足を取るようなことばかり書きましたが・・・いいところでした。








tatuなお、最後の写真は、近くのエンブ・ガス(Embu Gacu)の州立公園で出会った生後3ヶ月のアルマジロです。かわいい!

2007年11月24日土曜日

ブラジルのクリスマスツリー

日本では、夫が100円ショップのミニチュアツリーに文句たらたらだったので、改めて、どんなのが好きなのかと見てみれば・・・こっちのツリーの飾りつけって、木が隠れるくらいびっしりなんですね。tree1
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絶対、付けすぎ、ですよね?

2007年11月18日日曜日

ブラジルのクリスマスデコレーション(モール)

tree 11月も半ばを過ぎ、クリスマスや年越しはどうする?という話題が、口の端に上るようになりました。ブラジルはこの時期、夏に当たるのですが、クリスマスは、北半球同様、冬のモチーフで装飾されます。暑いだけに・・・サンタさんなんかかわいそうですが・・・まあ、楽しげなムードになることは変わりありません。ショッピングモールは、稼ぎ時ということもあって、特に華やかです。

本日は、イジェノポリス地区にあるモール、Shopping Higienopolisの様子をご紹介します。このモールは中央吹き抜けに、3階分の高さの巨大なツリーがありました。「田舎のクリスマス」というテーマだそうですが、ツリーを囲む人が・・・怖いです。


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tree5ツリーの中に入れるようになっていて、内部には豚、馬、犬などの動くぬいぐるみがいます。





dogsツリーの途中に、トナカイがいたりもして、動物だらけです。気づいた方、いるかもしれませんが、写真に本物の犬が写っているのは、このモールが犬、可だからです。



tree6散歩させている人もたくさんいました。珍しいですよね・・・。

2007年11月15日木曜日

「落ちればいいのに!」と呼ばれる服

会社のブログに「腹は出すな」「ミニスカートの長さは考えて」などといった、職場での服装に関する記事の掲載がありました。インターン、つまり大学生の多い職場ということもあって、女子の露出度はかなり高い印象だったのですが、社員の反応は、意外なことに「何を今更」というもの。
あれ?っと考えてみれば、出すのが腹や足じゃないからです!出しているのは、肩と背中だと気がつきました。

tomaraqcaia1肩を出すスタイルで代表的なのが、トマラ・ケ・カイア(tomara-que-caia)と呼ばれるもの。写真のように、肩ひもの無い服のことです。名称の直訳は「落ちればいいのに!」。どうも男子目線な気がしてなりません。







tomaraqcaia2これを着るときは、日焼しけている方がもちろんかっこいい、ということで、会社でも「5日でブロンズの肌に」なるDoveのサマートーンが大流行です。水着跡は、相当セクシーな気がしますが、まあ、肩だといいんですかね。






kata他にも肩を出す服でみんながよく着ているスタイルは、左の写真のような、襟ぐりの広いもの 。








senakaそれから、肩を出すより頻度は少ないですが、背中を出すスタイルも、まあ、見ます。タトゥーを入れている子も多いので、肩や腰を出すと、あ、入れてたのねー、と分かります。

さすがにみんなモデルみたいなスタイルとは言えませんが、なかなか華やかな夏の職場。しかし私は、クーラーが寒いので、社内では外以上に厚着となっております。・・・なんか年を感じます。

(※写真は全て雑誌「マネキン」サイトより。)

ブラジルの広告賞:プレミオ・カボレ

夏の連休だというのに、雨続きで暑くならないサンパウロ。
本日は、10月29日から11月30日の期間で投票が行われている、ブラジルで最も権威のある広告賞「プレミオ・カボレ(Premio Cabore)」についてご紹介します。
Premio Cabore 2007オフィシャルサイト:http://www.cabore.com.br/

カボレ賞は、以前カラオケに前祝に行ったことをちらりとお話した、Premio MMOnline/MSNと同じく、メイオ・イ・メンサージェン(meio&mensagem)紙という業界紙が主催するものです。ちなみに、弊社のクラウディアさんは、見事今年のPremio MMOnline/MSN「ベストオブ営業」に選ばれました!この一ヶ月、相当調子に乗ってます。(サイトに受賞者の写真アリ)
1980年に設立されたカボレ賞は、今年で27年目。コミュニケーションに貢献のあった企業や広告代理店、また個人(営業、企画、制作、メディア、マーケティングなど)に贈られます。ベスト・プランナー候補者はこちら。Grupo de Planejamento (GP) 会長のフジオカ・ケン氏と私の就職に手を貸してくれたジョゼ・エスタキオ氏がノミネートされています。作品ベースじゃないので、あんまり面白くないかもしれませんが、また結果もご報告しますね。

仕事関連のご報告をひとつ。トレイニーの立場からちゃんとした社員になりました。給料も約3倍に!まあ、3倍にできるほどこれまで少なかったのか・・・という感想もあることと思いますが・・・。まあ、まあ。

2007年11月7日水曜日

サンパウロ交通事情

サンパウロの交通事情は、ひどいです。ラッシュアワーの渋滞は、ホジージオ(Rodizio)と呼ばれる規則があるとはいえ、いつも悩まされます。(ホジージオとは、ナンバープレートの下一桁の数字によって、ラッシュアワーに運転できない曜日が決まっている、という規則です。例えば、プレートの下一桁が1か2の車だと、月曜日の7時~10時、17時~20時に運転すると罰則になります。)
また、日本じゃありえないような古い車もいっぱい走っています。それに、夜は危ないというので信号無視は、当然のように行われます。

で、そんな事情なので、やっぱり事故が起こります。昨日、今日と続けてひどい目にあいました。
昨日は、まるちゃんの運転する車に乗っていたところ、後ろからぶつけられました。
・・・しかも、パトカーに!
まあ、渋滞中だったので、大事にも至らず・・・警察呼ぶ手間が省けてよかったというべきでしょうか。

本日は、このバス、うるさいなあ・・・と思っていたら、止まり、二度とエンジンがかからないという状況に。何の説明も謝罪なく、「降りて~」と言われ、乗客はぶつぶつ言いながら、ぞろぞろと次のバス停まで歩いたのでした。
やれやれ。ひどいですよね?

2007年11月6日火曜日

第31回サンパウロ国際映画祭(結果)

結局1本の映画を見ただけで、あっさりサンパウロ国際映画祭は終わってしまいました・・・。
審査結果が発表になりましたのでお伝えしておきます。

ベストフィルム(Best Film – Prize of the Juri)は、
The Pope’s Toilet, by Enrique Fernández and César Charlone (Brazil/Uruguay/France)

受賞作リスト

日本の作品は、残念ながら選ばれていないのですが、是枝監督が審査員をしていました。彼は、サンパウロで第二次世界大戦中の日系コロニアの映画を撮る予定だとか。暗くないといいなあ・・・なんて。
審査員一覧
プレス・カンファレンス

2007年11月2日金曜日

ニューヨークタイムズ紙のサンパウロ36時間

ちょっと前になりますが、ニューヨークタイムズにサンパウロの紹介記事がでていました。
The New York Times 36Hors in Sao Paulo
出だしが、"IT may be the ugliest, most dangerous city you'll ever love.(好きになる街の中で、一番醜く、最も危険な街かも。)" と、なかなか刺激的・・・なものでございます。これを読んで、よし、次はサンパウロに出かけよう、という方は増えるのでしょうか・・・。でも、写真を見ると来たくなるかも。すごくいいので、ぜひ、こちらのスライドショウは見てください。
そう言えば、写真でも紹介されているカフェ、Santo Grao(サント・グラン)に、この前行きました。順番待ちの人気店です。コーヒーのおいしいことで有名ですが、お酒も飲めます。どっちも試したい欲張りな私は、メニューに「カフェ・マティーニ」なるものを発見。お店のお姉さんに説明を仰ぎました。しかし回答を聞いても良く分からなかったので、「で、おいしいわけ?」と聞くと、いやあな間が。正直なんでしょうね。しょうがないので、カクテルとカフェラテを別に頼みました。ええ、片方を諦めるなんてことはできません。それぞれおいしかったです。
しかし、この店の最大の楽しみは、場所柄おしゃれな人たちが多いので、そんな人たちの観察です。その日も、隣の席で、焼けた肌を惜しげもなく晒す、美しいセニョーラ2名の噂・・・「有閑マダムだ」「いや、夫探しだ、指輪してない」「そうだ、夫がいたらあんなに足や背中出さないだろう」「夫に退屈して、指輪はずして来たのかもよ」などと盛り上がりました。はい、下世話ですいません。聞こえてないことを祈ります。