2007年6月28日木曜日

近所の様子

お疲れさまです。
本日、ついに洗濯機・冷蔵庫到着&ガスの開通がありました!

洗濯機・冷蔵庫は、注文していたところが、「配送困難につき」と勝手にオーダーをキャンセルしたため、別の会社で購入しました。ガスは昨日開通>本日ガス漏れ発覚・使用停止>修理、の流れを経ております。が、ともかく、今日から家でご飯が食べられます・・・。
Made in Japan
家の近所に、日本食材を扱うコンビニ[Made In Japan](写真)を発見したので、記念すべき第一回目の夕飯は、・・・ラーメンです。

いや、本格的な。ダンナのリクエストなんで・・・。

あとは、きゅうりと青紫蘇の漬物。





calsinha
こちらは、コンビニの近くの下着やさんです。
日本では見かけないような看板が気になって・・・、皆さんにも見ていただこうかと。







MASP 家から数ブロック行くと、パウリスタ通りという、「ニューヨークで言うと五番街」※に出ます。(※ブラジル人が行っているだけで、五番街ほど高級な感じはございません。)

この通り沿いにいくつか地下鉄の駅があり、その中の1つが、トリアノン・マスピ駅です。その名の通り、駅前には、観光名所、マスピ(MASP=Museu de Arte de Sao Paulo:サンパウロ美術館)とトリアノン公園がございます。
マスピは、写真では分かりにくいのですが、赤い4本の柱に展示室が宙吊りにされて見える、特徴のある建築物です。建築家は、Lina Bo Bardi。http://masp.uol.com.br/sobreomasp/arquitetura.php


Masp2常設で、ピカソ、ゴッホ、ロートレック、モネなどヨーロッパの著名どころ及び、ラテンアメリカのアーティストの作品があります。 現在の特別展は、ダーウィン展だそうです。

パウリスタ通りには、マスピの他にもギャラリーがたくさんあります。

先日私が何気なく入ったGaleria de Arte do SESI というギャラリーでは、チリのMuseu da Solidariedade Salvador Allende(アジェンデ連帯美術館)から貸し出された作品が展示されていました。
http://www.sesisp.org.br/home/2006/centrocultural/Prog_expo.asp

この美術館は、各国の芸術家が、世界初の民選社会主義政権に共鳴し、寄贈した作品でできているそうです。同じ時代に生きたアーティストが、同じテーマに対してそれぞれの解釈を様々な形で表現していて、見ごたえがありました。

'teatromunicipal
そういえば、近所ではありませんが、アート関連で言うと、Teatro Mvnicipal de Sao Paulo(サンパウロ市立劇場)にオペラにを観に行きました。作品は、A Italiana em Argelという楽しいコメディです。

オペラもそうですが、こちら、劇場自体が、本当に美しく・・・今度はスープやの友人ではなく、まるちゃんと行こうと思います。

それでは、また。

2007年6月25日月曜日

面接と引越しと。

お疲れさまです。

金曜日に、追加で2社面接を受けました。一社は、ブラジル最大手のデジタル専門の広告代理店、もう一社は、マス媒体以外全般を扱う代理店です。
一社目は、国際ネットワークがあって、大手クライアントのラテンアメリカ窓口をしていたりします。英語も通じるので、気が楽でした。
二社目は、・・・面接をしてくれたデジタル部門の統括が、好みの色男(31)でした。しかも夫と同じ名前。・・・それが一番印象的。とはいえ、ここも面白そうな感じでした。
結果がどうなるかは分かりませんが、取り急ぎご報告です。

冷蔵庫と洗濯機は、まだ届いていません。ガスもまだです。

が、フラットを追い出され、ついに!というか、まあ、引越しました。
ちなみに追い出されたと言っても悪さをしたわけではなく、満室のため延泊不可だっただけです。

折角引越したので、リクエストいただいたように、近所の写真をアップしようと思っています。今日、撮影予定でしたが、選りによってSP初の雨になりそうなため、また今度にします。
ちなみに、今年の冬は例年以上に雨が降らないらしく、乾燥が原因の風邪が流行っています。 ・・・ええ、なのに、今日は雨模様でございます。また、普段の青空に戻ったら写真、撮りに行きます。

しかし、卑近な話題ばかりですよね。サンパウロ・ファッション・ウィーク
http://www.spfw.com.br/index.php
とかのレポートじゃなくてすいません。

洗濯機と冷蔵庫が届き次第、街に出て、もう少し華やかな話をお届けしようと思います。
それでは、また。

2007年6月21日木曜日

仕事のオファーがありました!

お疲れさまです、東です。

水曜日は、ウェブの企画制作会社へ仕事の面接に行ってまいりました。
外資のグループ会社から独立した、100%ブラジル資本の会社です。従業員は約80人。
制作統括と面接したのですが、途中で社長を連れてきて、いきなり「ここの企画部に月曜からトレイニーとして来ないか」と。1回目の面接で仕事のオファーがあることに驚いて、思わず「分かりました。ありがとうございます」と飛びついてしまいました。

・・・30超えてトレイニーってのもどうかと思いますよね。でも、お金をもらってブラジルの広告・WEB事情&語学を学べるのならいいんでは、とも思います。3ヶ月後に査定、という話もありますし。
・・・メインのクライアントはビール会社だし。

ただ、引越しがあまりに進まないので、来月まで勤務開始を待ってもらうつもりです。
ちなみに引越しの状況ですが、昨日も9時-21時で冷蔵庫と洗濯機の宅配待ちをしたけど来なくて、今日もひたすら待機・・・と思いきや、先ほど連絡が来ました。ドアマンが「この部屋には誰も住んでいない」と余計なこと言ったらしく、翌日に宅配繰越、と。
日本の宅急便なんて、時間指定までできるのに。まったく。

さて、もう少し、面接について話します。
社内ツアーをしてもらったのですが、2階建ての住居を改築したモダンなオフィスです。ラフな格好の若者がたくさんいて、いかにもデジタル系の会社、という感じ。
中庭が喫煙所らしいのですが、皆、オープンカフェにでも来たかのようにくつろいでいました。私の紹介に、「スズキ知ってる?ほらバイクの?」とか、「俺はホゼ。うっそー、ルーカス。制作統括、俺の名前覚えてないでしょー?」とか、会社の挨拶ってこんな?と思うようなカジュアルさです。特に男子。廊下でも日本語を話す、という男性に「ゲンキダ?」と聞かれました。「元気だ?」って・・・。こいつは、アニメオタク、と読みました。
カジュアル、と言えば、社長だろうと、経営統括の姉さんだろうと、挨拶は、握手→頬にキス。メールのお終いは「ハグ」。まあ、ブラジルでも、もっと固い会社だと違うのかもしれませんが・・・。
また、今後ブラジルの会社についてもご報告していこうと思ってます。

それでは、今日はこの辺で。

2007年6月19日火曜日

引越し、のはずが・・・

お疲れさまです、東です。
皆さま、楽しい週末をお過ごしだったでしょうか?

私の方は、土曜に引越し!・・・のはずでした。
が、新居で荷物の到着を待つ段階になって、管理人から「週末は他の住人の迷惑になるので、引越しは禁止です」とのお告げが・・・。
「そんなこと、オーナーも不動産会社も言わなかった!」と何度ゴネても効かず、結局、運送会社に帰ってもらうことになりました。
というわけで、まだフラット生活です。

ちなみに、新居ですが、築40年の古いマンションで、とにかく広いです。東京のアパートの部屋が全てリビング・ダイニングに収まりそうです。しかも、6畳くらいの部屋が3つ、ウォークインクローゼット、トイレだって3つもあります。
更に、ブラジルでは珍しく、お風呂もあるのです。お湯の出は相当心配ですが。
いやはや、開かずの間を作らないようにがんばります。

では、次は新居から書けることを祈って・・・。

2007年6月14日木曜日

バレンタインデイ

お疲れさまです。

昨日(6月12日)は、忘れてましたが、ブラジルのバレンタインデーでした。
こちらの習慣としては、カップルが贈り物を交換して(「ほぼ義務」友人談)おしゃれなレストランなんかでディナーを食べたりします。確かにショーウィンドウにも折り込み広告にも赤いハートが並び、レストランでも「バレンタイン・スペシャル・ディナー・メニュー」なんかが準備されていました。
夫が出張中の私がどんな夜を過ごしたかと申しますと、友人(ゲイ:頼むから早くカミングアウトしてほしい)の歯の治療に付き合った後、24時間営業のパン屋でスープを食べておりました。歯医者に「1時間は食事禁止」と言われた彼の恨めしい視線を受けながら・・・。

さて、パン屋さんがスープを出し始めると、サンパウロの人は、冬が来たと感じるそう。スープビュッフェと呼ばれ、行ったお店は、6種類のスープとサラダ、パン、デザートの食べ放題でR$15,90(1000円くらい)でした。
ブラジルのスープで代表的なのは、「カンジャ(canja)」、「カルド・ベルジ(caldo verde)」、そして「クレミ(creme)」。「カンジャ」は米or/&パスタの入ったチキンスープ。「カルド・ベルジ」は、青汁の材料ケールの細切り、芋、ソーセージが入ったスープ、「クレミ」はポタージュ。トマトのクレミは、酸味が利いてなかなかおいしかったです。

お店は、バレンタインだというのに、結構込んでいました。コンデンスミルクをおたまでよそう現地人の姿に「まあ、自棄になりなさんな」と肩を叩きたくなりました。が、皆さん、これこそハイライト!と言わんばかりの幸せそうな顔で食べていたので、ホント、余計なお世話です。

後、食べ物関連で報告しておきたいのは、近所のパン屋で飲んだスムージーのことです。店頭でフレッシュフルーツを使ったジュースを出しているのを発見して、張り切って頼んだところ、ミキサーに氷、パパイヤ、ミルク、そして、アボカドを投入。「あ、何、デフォルトはバナナじゃなくアボカド・・・」と、結構しぼみました。味は、まあ、でも飲めます。・・・もう頼みませんけど。

それでは、本日はこの辺で。

2007年6月12日火曜日

思い通りにはいかないものです。

お疲れさまです、東です。
一部の強いご要望と元上司の脅しを受けて、近況報告のブログを始めることにしました。

昨日は、サンパウロ引越し後の実質上1日目。 早速、東京で紹介してもらった某企業の支局長に面接をセッティングしてもらおうと、連絡しました。
・・・ところが、彼は急に沖縄赴任が決まり、週末にはサンパウロを離れるとのこと。「いやあ、あと1年はいると思ってたんですけどねえ・・・」なんて。
正直、かなり当てにしてましたんで、落ち込みました。まあ、着いてすぐ仕事が決まるかも、と思っていた私が甘いんですけど・・・。
この日はなんだか焦って、黙々とネットで求職活動をし、1日目終了。

今朝は急に、まるちゃん(夫)から「上司が大手広告代理店のVPを紹介してくれたから、今すぐVPに電話しろ」との連絡が。かなり緊張して、言うことまでメモして電話したものの、会議中。現在、折り返しの連絡待ちでございます。

でも、まあ、家で悶々としていてもしょうがないので、昨日上映を発見した「リトル・ミス・サンシャイン」を見に出かけました。 地下鉄でHSBC銀行所有の映画館「HSBC Belas Artes」を目指したところ・・・コンソラサオ駅とコンセイサオ駅を勘違いし、乗り過ごし・・・降りて道を聞いたところ、HSBC銀行を教えられ、真反対に歩きました。ホント、知らないなら、笑顔で自信もって教えないでほしい。しかし、アート系の映画館知ってそうな人に聞いたつもりが・・・勘が鈍っているのかもしれません。
ちなみに地下鉄は、5年前に比べてきれいになっているような・・・昼間のこともあり、怖い感じは全くなかったです。

で、結局、HSBC銀行で場所を聞いて、来た道を引き返し、やっと映画館に着きました。
ところが、14時半の回は先週で終了、21時の回しかないと言われました。同じような時間の上映作は韓国映画のみ。韓国語音声&ポルトガル語字幕、がんばる気分じゃないので、映画、諦めました。

そのまま帰るのも癪なので、ふらふら歩いていていたところ、Barry Michael Wolfe氏の女性になった男性の写真展を発見。おそらくこの前の日曜日にあったゲイ・パレードに合わせて、イベントスペースに展示していたものと思われます。スナップ風の写真が30枚。ちょっと悲しい感じもしましたが、みんなきれいに写っていました。結構、通行人も足を止めていました。 http://mixbrasil.uol.com.br/mp/upload/noticia/4_63_60431.shtml ちなみに撮影者は、86年からブラジル在住のスコットランドの国際弁護士&犯罪学の権威だそう。かなりちゃんとした写真でしたが・・・。多才な方のようで・・・。

なお、ゲイ・パレードは、3ヶ月ぶりに会った夫企画の旅行に行っていたため、参加してません。レポートはございませんので、悪しからず。来年行きます。

・・・それでは、こんなところで本日は失礼します。