2009年9月25日金曜日

子供のID(RG)

ブラジルでは、何かと言うと「イデンチダージ(identidade)」と呼ばれるIDカードの提示を求められます。例えば、セキュリティのあるビル(オフィスとか病院とか)に入る時や、クレジットカードで買い物をする場合(これは場所によります)。また、ほとんどの書類には、このID番号( RG=Registro Geral)を記載する必要があります。私は、外国人なので外国人登録書にあたるIDカードを持ち歩き、「RNE」という番号がRGに相当することになっています。
これらのカードには、番号の他に、生年月日、両親の名前、出生地、右親指の指紋、写真、署名などが記載されています。

うちの子は、日本とブラジルの二重国籍なので、RGを持つことができます。1歳時なので、日常IDを求められることはないのですが、国内線に乗る際にあると便利です。これまでは、出生証明書のコピーを認証してもらったものを提出していたのですが、A4で嵩張るし、オリジナルじゃないことに文句言う人もいるし・・・で、まあ、作ることにしたのです。

必要なものは、
-写真(3x4 1枚)
-出生証明書(原本もしくは認証されたコピーとコピー1部)
-保護者のID(原本もしくはコピー)
です。(参考:poupatempoサイト
これを、ポウパ・テンポ(Poupatempo)というこの手の書類(運転免許とか無犯罪証明書とか)申請をいろいろ扱う役所に持って行くと、無料で発行してくれます。
書類以外に忘れちゃいけないのは、申請者本人!パスポート申請のとき、痛い目を見たので、今回は最初から一緒に行って参りました。

セー広場のポウパテンポはいつもすっごく混んでいるのですが、子連れは優先されます。そのため、かなりの覚悟で行ったのに、待つこともなくカウンターへ。そこで、書類チェック、住所や電話番号、子供の身長などを聞かれます。それから、指紋採集です。使われるのは右親指だけですが、両手を取られます。これは結構1歳児には苦痛らしく、娘は泣いていました。まあでもそんな時間のかかるものでもないので、たいした問題でもありません。

で、数時間後には、もう発行してもらえます。ちなみに、引き取りは「プロトコル(protocol)」を持って行けば、誰でも可能です。

なお、こちらの赤ちゃんIDは、自分でサインが出来るようになるまで使用可能だそうです。現状は、署名欄に「非識字(Nao Alfabetizada)」と書かれています。

0 件のコメント: