2008年6月27日金曜日

ブラジルのお寿司

サンパウロ市で日本料理は、ブラジルの代表料理シュラスコのレストランよりも店数が多いというくらいポピュラーな食事になっています。中でも、やはり人気の和食といえば、お寿司です。もちろん本格的なお寿司もあるのですが、今回は、ブラジル人に人気があるブラジル化したお寿司を主にご紹介します。

ブラジルの寿司にぎりの中で、最もポピュラーなネタは、サーモンとマグロ。また、「サーモン・スキン(salmao skin)」と呼ばれる鮭の皮を揚げて、甘いタレを塗ったネタも好まれています。

また、この系統で大人気なのが、「オッチ・ホール(Hot Roll)」。「日本食、大好き!特に、オッチ・ホール!」と言われても、長らく何のことか分からなかったのですが、「オッチ・ホール」=「Hot Roll(ホット・ロール)」。英語のポルトガル語読みで、巻き寿司の天ぷらに甘いタレをかけたものだと判明しました。輪切りになったオッチ・ホールの上にトマトやイチゴがトッピングされたものもあります。トッピングは、甘くてびっくりするかもしれませんが、オッチ・ホール自体は、意外とおいしいものです。

ちなみに寿司ネタとして、イチゴやキーウィ、メロンなどの果物が使われることも珍しくありません。アメリカ生まれのカリフォルニア・ロールは、ブラジルに来て、カニカマ・キュウリに加え、アボカドではなく、マンゴーが入ったものとなりました。こちらも、悪くないです。

回転寿司来伯の際、ブラジル化したお寿司を食べてみたい、という方は、「寿司祭り(festival de sushi / rodizio de sushi)」開催中のレストランに入るのがお勧めです。これは、一定の金額を払って、食べ放題、もしくは一定数の好きな寿司を食べられるシステムのこと。これには、回転寿司形式もあります。回転寿司は、1皿に2種類の違うネタが盛られていることが多いようです。皿がベルトに乗ってくるタイプではなく、写真のように、舟で流れてくるスタイルもあります。

また、テマケリア(temakeria)と呼ばれる手巻き専門店もあります。これは、夜遊び前後に若者が立ち寄るようなお店という位置づけです。手巻きの具は、ネギマグロやサーモン&クリームチーズなどに加え、「シメジ」と料理名になっているシメジのバター醤油炒めや、イカリングフライなどもあります。いずれの具にしても、ぎっしり詰まっていて、1本でハンバーガーを食べたような満足感が得られます。
日本でも流行りそうな気もしますが・・・どうでしょう?

まあ、でも別物ですよね。丁寧に仕事してある、日本のすっごい旨い寿司、食べたいです・・・。

2008年6月20日金曜日

ファビア・ベルセック09夏コレ写真

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2008年6月18日水曜日

出産の記念品について

こんにちは。
私の妊婦生活も39週目に入りまして、もうすぐお仕舞いの予定です。

レンブランシーニャさて、こちらでは、出産すると直ぐに、家族や友人が病院や家にお祝いに来てくれるようです。で、その際に、レンブランシーニャ(lembrancinha)と呼ばれる子供の名前と生年月日の入った出産記念品を渡すことが多いようです。
今までにもらったのは、右の写真のような・・・正直、役に立たないものたちで、面倒だからやらなーい、と思っていたのですが、今週になって、ブラジルの友人たちが、「ところで、準備してるわけ?」と言い出しました。まあ受け取る相手に「用意したほうがいいって、礼儀だし」てなことを言われると、「外人ですから」と突っぱねるのも、品がない気がしまして、準備することにしました。

ドラジェで、何にしたかというと、みんな大好きな(!)お菓子です。でもこっちのすっごい甘いお菓子は、自分が好きじゃないものを人にあげるのも・・・ってのと、残るとどーしようもなくなるんで、却下。出産なんで、輸入品を扱うスーパーで見つけたドラジェにしました。
そんな経緯なんで、お菓子屋さんに注文して持ってきてもらう訳にもいきません。まるちゃんの指示のもと、せっせと折り紙を折って、箱を作りました・・・。どうでしょう?地味な内職の結果。これに名前を書いて、あと誕生日を入れて渡す予定です。
・・・ところで、出産前に性別聞かないとか、名前決めない人は、レンブランシーニャ、どうするんですかね?なんかちと慌しいですよね。

サンパウロファッションウィーク初日レポート

SPFWエントランスイビラプエラ公園内の会場、ビエンナーレで南米最大のファッションショー、サンパウロ・ファッション・ウィーク(Sao Paulo Fashion Week/SPFW)が6月17日から23日の期間で開催されています。
ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)も3年ぶりに登場の予定で、例年に増して注目を集めているこのショー。初日に行われた、ファビア・ベルセック(Fabia Bercsek)のコレクションに行ってまいりました。

折り紙の花のゲートさて、第25回目となる今年は、日本移民開始から100年目に当たることから、「日本」がテーマの1つとなっています。ということで、会場入り口から桜や千代紙柄、日本語が目に付きました。折り紙で作られたブラジルの国花、黄色いイペーとピンクの桜のゲートはかわいい感じです。




インフォメーションネオン



メリッサ・サイン
中でも面白かったのが、メリッサ(Melisssa)のセクションです。ギャラリー以上に凝った、ポップな日本モチーフが溢れていました。







メリッサ入り口メリッサ・コンベアー











メリッサ・スロットマシーンスロットは、3つ折鶴が揃うと、SPFWスペシャルサンダルがもらえる・・・ということで、参加してみたところ、見事当選!






メリッサ・サンダルどうですか、この折鶴柄。なかなかないでしょう?










ファビア・チケットで、いい気分になったところで、ファビアのショーの会場へ。列で待っている間も、一人で写真を撮ったりしていたのですが・・・いざ、コレクションの会場に入る段階で、チケットが無いことに気付きました(涙)。
会場に入るのにも使ったチケットなのですが、列にいる間に落としたらしく・・・A4という巨大サイズ(写真)なのに気が付かないとは・・・ものすごい焦ってセキュリティの人に説明していたところ、その辺にいたお兄ちゃんが、「あ、彼女のチケット、床に落ちているの見たよー、だれか男の人が拾って持って行っちゃったよ」と・・・。なんてことでしょう。まあ、でもそれで信じてもらえたらしく、その辺で待機することに。で、全員が入場し終わった後、無事入れてもらえました。

ファビア・09夏コレファビアのコレクションのテーマは、「抽象的な人形(bonecas abstratas)」。着物にインスピレーションを得た、というものもありました。フィナーレ前にモデルがシャボン玉を吹く演出があって、かわいかったです。



ファビア・09夏コレ2しかし、ショーは暗くて、なかなか写真を撮るのが難しいものですね。
下の写真は、SPFWオフィシャルサイトから私の好きだったものを選びました。







ファビア・ベルセックファビア・ベルセック











成功を祝うデザイナーたちショー終了後も、招待してくれた友人に招かれて、バックステージでデザイナーと話したりして、楽しく過ごしました。
いやあ、一時はどうなることかと思ったけど、よかった、よかった・・・と一人満足していたのですが・・・気が付いてしまいました。すげー気に入っていたインドで買ったパシミナがないことに・・・。
どうやってA4どころか、1畳はある布が無くなるのか・・・誰かが持っていったと思うと悔しいです。まあ、ちょっと浮かれすぎでした。インドに行く方・・・お使い頼みたいので、連絡くださーい。

fabbyA.ファビア・ベルセックオフィシャルサイト
http://www.fabiabercsek.com.br/

2008年6月12日木曜日

Giseleにどれだけ似てる?チェックサイト

pantene_adブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)が出演するパンテーン(Pantene)のTVCMが最近よく流れています。こちらのWEBキャンペーンも開始されたようで、9月末までの限定サイトがアップされました。
このサイトは、自分の顔写真をアップロードすると、ジゼルにどれだけ似ているかを表示する、というものです。
いろいろこの手のテストを試した方も、ジゼルはきっとまだですよね?興味があれば、是非どうぞ。

パンテーン キャンペーンサイト
http://www.quantovoceparececomgisele.com.br/


今月17日から23日まで開催されるサンパウロ・ファッション・ウィーク(SPFW)への登場もあって、メディア露出が普段以上に多いジゼル。いやあ、現場で本物が見られるのか・・・楽しみです。

2008年6月11日水曜日

melissaのグローバルキャンペーン

メリッサ広告以前ご紹介したブラジルのプラスティックのサンダル、メリッサ(melissa)のグローバルキャンペーンが始まりました。新しいコミュニケーション戦略は、"Melissa Plastic Dreams"。きれいなサイトもあります。興味のある方はどうぞ。

メリッサ・プラスティック・ドリーム サイト
http://www.melissaplasticdreams.com/


ちなみに、メリッサは2009年に30周年を迎えます。どんなお祝いキャンペーンになるのか、楽しみですね。

2008年6月9日月曜日

MASPのフリーマーケット

MASPフェイラ数あるサンパウロのマーケットの中で、観光客に最もよく知られているのは、おそらくサンパウロ美術館(MASP/Museu de Arte Sao Paulo)の骨董市(Feira de Antiguidade)だと思います。
日曜日の午前10時から午後5時頃まで、美術館下の広場にブースが並びます。他のマーケットに比べると、美術館という場所柄か、ガラクタではなく、結構高級な、アートな物が売られています。

コニャック用セット写真は、今回私が最も欲しい!と思ったチェコのコニャックセット。きっれーですが、たっかーい、です。あと、アールデコの食器とか、ガレ風の花瓶とか、オリエンタルな陶器とか、ヨーロッパの銀製品とか、ビーズとか売ってました。

お土産にもう少し気軽にブラジルらしいものが欲しい、という方は、美術館の通りを挟んだ向かい側に並ぶブース・・・というか道にシート敷いただけの人も多いですが・・・を覗いたほうがいいかもしれません。こっちのラインナップは、ヒッピーの作ったピアスとか、置物とか、刺繍入りのタオルとかです。

そうそう、余談ですが、MASPの赤い柱、とうとう塗りなおされました。以前より赤がはっきりしてます。
 

2008年6月6日金曜日

世界最長の広告シリーズ「ボンブリル」

カルロス・モレノ1978年ブラジルのキャンペーンボーイとして最も有名なのは、間違いなく、食器を洗うたわしと洗剤のメーカー、ボンブリル(Bom Bril)のカルロス・モレノ(Carlos Moreno)氏。
1978年に初めてボンブリルの広告に登場(写真)。1994年には、世界最長の広告シリーズとしてギネスブックにも登録されたというくらい、ながーくボンブリルの顔として広告に登場しています。俳優さんですが、まあ、何をやっても、ほとんどのブラジル人は「あー、ボンブリルの人」と見てしまうと思います。

2008年2004年には、契約が切れたため、一旦「定年生活」に入ったものの、2007年に再登場。今回は、無期限の契約らしいです。
今年で30周年ですが、既に350本以上のCMに登場。共演した有名人は、ペレを始め、50人以上とのことです。今年は、「ブラジルで最も美しい男」ヘイナルド・ジャネキーニ(Reynaldo Gianechinni) と共演。しっかし・・・カルロスさんは、30年でずいぶん髪、なくなっちゃいましたね・・・。
下記、CMコレクションです。


ボンブリル映画館余談ですが、サンパウロには、ボンブリル社の名前を冠した映画館、シネ・ボンブリル(Cine Bombril)があります。こちら、アート系の映画が多く、ロビーもおしゃれな、私の好きな映画館のひとつでございます。

2008年6月5日木曜日

日系移民がブラジルにもたらしたもの100選

週刊誌「Veja」6月4日号の特集は、日本人移民がブラジルへもたらしたものをアルファベット順に100点紹介する、というものでした("De A a Z 100 Legados Japoneses")。そこからカテゴリー別に、興味深いものを紹介しますね。

まずは、食べ物。初期日系移民のほとんどが農業従事者だったこともあり、たくさんの野菜や果物が、日系人の手によって広がったことは、よく知られています。中には、日本名がそのまま使われている野菜や果物もあります。例えば、前にもちょっと紹介した柿(Caqui)、カボチャ(Cabocha)、リンゴ富士(Maca Fuji)、ポンカン(Ponca)、モヤシ(Moyashi)などです。でも、最も大きな貢献は、大豆(soja)を大規模に生産できるようにしたことかもしれません。バイア州で細々と家畜の餌として作られていた大豆も、いまやこの国から輸出する農作物の20%を占める規模だそうです。
他の食べ物としては、海外の和食の定番、寿司(sushi)、刺身(sashimi)、豆腐(tofu)、すき焼き(sukiyaki)、日本酒(saque)、焼きそば(Yakisoba)、緑茶(cha verde)などに加え、味の素(Aji-no-moto)、ヤクルト(Yakult)、インスタントラーメン(Ramen"Miojo")と言った商品が、リストに入っていました。
アメンドゥイン・ジャポネーズパステルまた、日本ではそんなに定番でもなさそうですが、「日本ピーナッツ(Amendoim Japonese)」と呼ばれるピーナッツのおつまみや「日本のフライ/市場のフライ(Pastel Japonese/Pastel de Feira)」と呼ばれる揚げ物も、日本人が広めたものとして挙げられています。これらは、ブラジルによーく浸透している食べ物です。

次は、習慣やスポーツで興味深いものをリストアップ。じゃんけん(pedra-papel-tesoura)、コスプレ(cosplay)、野球(beisebol)、公文(Metodo Kumon)、ラジオ体操(Radio Taisso)など。コスプレは、前回の大会は、8万人が参加、とかいう人気、ラジオ体操も1万2千人がCDを聞いて行っているそうです。

それから、物だとぞうり(Chinelo de dedo, sandalia japonesa)。日本でもソニプラなんかで夏売ってたハワイアナス(Havaianas、こっちだと「アヴァイアナス」と発音)のもとになったんですよね。なのに名前は「ハワイ」を冠しているのが、なんだかなぁ、という気もしますけどね。

後・・・気になったのは、秋田犬。目が軽くひっぱられていて(日本人みたいに)、必要なときだけ吠える犬として知られているそうです。・・・そうなんですか?

とりあえず、こんなところです。うーん、それにしても日系人、すごいなあ・・・。
しかし、さすが100周年。日本から来たものもかなりブラジル化されていて、面白いですね。

ブラジル映画「Jogo Subterraneo」

ジョゴ・スブテハニオ昨日、ホベルト・ゲルヴィッツ(Roberto Gervitz)監督の映画「Jogo Subterraneo(英題 Underground Game)」を見ました。
サンパウロの地下鉄で、自分と同じ路線をたどる同じ運命を持った女性を見つける、といった自分で生み出した孤独なゲームを行うピアニスト、マーチンと彼が出会う人々のお話です。暗そうですか?そんなことないです。かなり私好みの映画でした。
ブラジル国外で評価されがちな、貧しさや、暴力などが表面に出たタイプの映画ではなく、地下鉄を使って都会で生活する市民の姿を描いたこちら。リアリティもあるし、見終わって暗くもならないし、お勧めです。

興味がございましたら、サイトも良くできているので、見てみてください。
オフィシャルサイト
http://www.filmes.net/jogosubterraneo/
地下鉄のチケットを集めると、その色に応じた線が現れ、新たなコンテンツを見ることができる、といったナビゲーションのギミックが入っています。

2008年6月4日水曜日

ファビア・ベルセックのお店

ファビア・ベルセック店舗外観今日は、ジャルディン地区(Jardins)にあるファビア・ベルセック(Fabia Bercsek)のお店に行ってきました。というのも、ブラジル最大のファッションショー、サンパウロ・ファッション・ウィーク(Sao Paulo Fashion Week/SPFW)に参加するファビアのショーの取材に誘ってもらったので、下見に行ったのでした。
ファビア・ベルセックは、サンパウロ出身の若手デザイナーで、2005年からSPFWにてコレクションを発表しています。彼女の洋服は、日本でも販売しているようですが、ご存知ですか?

ファビア・ベルセック店舗内店員さんによると、こちらが半年前にオープンしたばかりの唯一のお店。小さいながらも、なかなかいい雰囲気です。
店内には、イラストレーターとしても活躍中の、ファビアの絵が飾られています。Tシャツ、ワンピースなんかにも、彼女のイラストをプリントしたものがたくさんあります。下の写真に写っている店員さんのTシャツの柄は、オフィシャルサイトにも使われているイラストです。けっこういいですよね。サイズが戻ったら、きっと買おうと思います。
ちなみに新作コレクションは、ファッションショーで発表後、入荷だそうです。

ファビア・ベルセック、イラストファビア・ベルセック店員さん












店舗住所 Alameda Franca 1357 (Bela Cintraとの交差点付近)

オフィシャルサイト
http://www.fabiabercsek.com.br/

2008年6月3日火曜日

ブラジル、6月のイベント

イビラプエラライフブラジルの6月には、バレンタインデイ(Dia dos Namorados)があります。6月12日がそうでございます。なぜかブラジルでは、サン・ヴァレンタイン(São Valentim)の日ではなく、ポルトガルの結婚の聖人、サント・アントニオ(Santo Antonio)の日の前日を祝うようです。なんで、この日をバレンタインデイと訳すと、ちょっとおかしいのかもしれません。ちなみに直訳は、「恋人たちの日」です。でも扱いは、まあ欧米諸国のバレンタインデイと同じ。ショッピングセンターなどでは、恋人へのプレゼントを買わせようと広告に力を入れています。あ、それで気がついたのですが、ショッピング・イビラプエラ(Shopping Ibirapuera)は、ホドリゴ・サントロ(Rodrigo Santoro)をキャンペーン・ボーイとして起用していました。彼もちょっと老けましたかね・・・。

さて、そんなことより、このサント・アントニオは、6月のお祭り「フェスタ・ジュニーナ(Festa Junina)」で誕生日を祝われるカトリックの3聖人の1人です。6月13日のサント・アントニオ、24日のサン・ジョアン(Sao Joao)、それから29日のサン・ペドロ(Sao Pedro)と続きます。サント・アントニオは結婚、サン・ジョアンは火、サン・ペドロは雨を司るそうです。このお祝いに、あんまり宗教色はなく、特にノーデスチ(北東伯)のサン・ジョアンは観光客も大挙して盛り上がるお祭りです。

サン・ジョアンの絵カーニバルと違って、なぜか田舎くささが売りのこの祭り。服装は、チェック柄と麦藁帽子が基本。女の子は、頬を赤く塗って、三つ編みにしたりします。で、音楽はフォホ(forro)。小旗を飾った広場に作った焚き火を囲んで踊ります。
食べ物は、トウモロコシを原料にした甘いもの・・・パモーニャ(Pamonha)、ケーキ類(cuzcuz、bolo de milho)、カンジカ(canjica)、ポップコーン(pipoca)など・・・が多いです。あと、タピオカやイモ類を使ったものもあります。飲み物は、スパイスの効いたホットワイン。あと、ケンタオ(Quentao)と呼ばれるピンガ(サトウキビ焼酎)ベースのシナモン、クローブ、レモン、りんご、砂糖なんかを入れた熱いカクテル。ブラジルは冬なので、夜外で飲むのは、体も温まっていいもんです。

雰囲気の出てるサイトです↓
http://www.festajunina.com.br/2008/

北東の街、レシフェに住んでいたときに、私も何度かパーティーに参加しました。サンパウロでも、幼稚園や会社などでお祝いをするようです。子供たちが、田舎者の格好をしているのは、かわいらしいものです。まあ、大人でもいいんですけどね。
ちなみに下の写真は、今日通りかかった衣装屋さん。店員さんが、衣装を付けてポーズをとってくれました。さすが、ブラジル!のノリのよさでした。
衣装屋festimaniaサン・ジョアンの衣装