2010年8月23日月曜日

Palavra Cantada @ HSBC+子供向けCD/DVD

palavraCantadaこんにちは。昨晩は、パラブラ・カンターダ(Palavra Cantada)というブラジルの子供向けの音楽のショーに、2歳の娘を連れて行って来ました。同じ年頃の子連れの友人に誘われてだったのですが、チケット購入をお任せしたところ、VIP席のチケットで、やたら高くつきました。でも会場、特にVIP席と呼ばれるステージ前のブロックはしっかり満席でした。開始が18時で、ちょっとこの手のショーにしては遅い気もしましたが・・・、娘をはじめ、ほとんどの子供たちは、がっちりハートを掴まれておりました。まあ、ショー終了後の駐車場の列は、眠くて愚図る子供たちが大量にいたのは、しょうがないですね。

cantiga de rodaさて、このパラブラ・カンターダのCD、うちにも2枚あります。私のお勧めは、写真の"Cantigas de Roda(カンチガス・デ・ホダ)"。誰もが口遊むことのできるブラジルの童謡(タイトルは輪になって踊る歌、の意味です)が、大人が聞いても苦痛にならないレベルにアレンジされています。うちの子は、この中の「ゴキブリ」の歌がお気に入りで、もーう何度も何度も繰り返し聞くので・・・まあ、それなりに、辛いと言えば辛いのですが、でも、よくできたお勧めのCDです。
もう1枚の、"Carnaval Palavra Cantada(カーニバル・パラブラ・カンターダ)"は、その名の通り、カーニバルの曲/リズムを集めたもの。賑やかでブラジルらしいので・・・お土産にいいかも?でも、カーニバルが嫌いな私の夫は、このCDを繰り返し聞かされる車中が、ひどく辛いようで・・・発狂しそうになる、とぼやいております。彼らのサイトから視聴できるみたいなので、興味があれば聞いてみて下さい。

さて、大人(私と夫)が聞いていても苦痛じゃないお勧めのCD&DVDはこちら:

Pequeno Cidadao(ピケーノ・シダダン:小さな市民、の意):元チタンスのアルナルド・アントゥネス(Arnaldo Antunes)を始めとするアーティストの子供向けCD。
タイトル曲は、Nissan LivinaのCFでも使われていました。ちなみに代理店は、TBWAです。

Chico & Vinicius para Crianças(シコ&ヴィニシウス・パラ・クリアンサス:子供たちのためのシコ&ヴィニシウス):シコ・ブアルキ(Chico Buarque)とヴィニシウス・ヂ・モライス( Vinicius de Moraes) 、2人の大御所の子供向けの曲を集めたものです。私はそこまで理解できないのですが・・・夫曰く、「詩がいい」とのこと。ブラジル人にとって馴染みのある曲がたくさん入っています。

うたううあ:日本で買ったUAのCDです。繰り返し聞いても正気でいられる童謡CDだと思います。

リンカラン・フォー・ベイビー:同じく日本で購入。うたううあ程のリクエストはありませんが、まあ、いいんではないでしょうか。

Classical Baby:クラッシクの曲にアニメを合わせたアメリカ(HBO)のDVD。ベイビー・アインシュタインなんかに比べると、とってもよくできていて、大人も見ていられると思います。

sambaCD+DVD Disney Adventures in Samba: DVDには、 Ze Carioca(ゼ・カリオカ)というリオ生まれのオウムキャラクターが、ドナルドダックにブラジルを紹介するストーリーのクリップが入っています。古いディズニーアニメとサンバが素敵なので、特にDVDがお勧めです。



    

2010年8月18日水曜日

Hong Kong Sinfonietta @ sala Sao Paulo

月曜日のサラ・サンパウロでのコンサートの出演者は、Hong Kong Sinfonietta (香港小交響楽団)でした。
指揮者(Yip Wing-sie)、ピアノ(Colleen Lee)を始め、バイオリンやチェロなどにも女性の姿の目立つ、すてきな楽団でした。

chau chin tungでも一番驚いたのが、最初に演奏された中国のパーカッションをフィーチャーした"White for Chinese Percussion and Orchestra"という作品。Chau Chin-Tungというアン・リー(Ang Lee)監督の「グリーン・デスティニー」のサントラでも演奏した人だそうです。オーケストラの真ん中にdaguという太鼓を始めとする中国の打楽器を置いての演奏です。和と洋の融合というか・・・かなり面白かったです。
こういう驚きがあると、シーズンチケットを買ってよかったなあ、と思います。

2010年8月16日月曜日

Grupo Corpo @ Teatro Alfa 2010

昨日、テアトロ・アルファ(Teatro Alfa)へ、ブラジルのダンスグループ、グルーポ・コーポ(Grupo Corpo)の公演を見に行きました。
一昨年、すっかりこのグループに魅了されたのに、昨年は、気がついたときにはチケットが売り切れで、悔しい思いをしました。で、今年は、気合いを入れてチケットを早めに入手です。土曜日の18時から、という珍しく早い時間のものを選びました。そのため、子連れが思った以上に多くて・・・結構、迷惑な子もいたりしましたが、まあ、客層もかなり若くて、賑やかでした。

imaさて、1部は、新作「Ima」。磁石、の意味です。音楽は、Moreno-Domenico-Kasshin +2(マイス・ドイス)。カエタノ・ヴェローゾの息子、モレーノ・ヴェローゾを始めとする3人組ユニットです。良さげでしょ?・・・でも、音楽は・・・前回見た、フィリップ・グラス&ウアクチの方が良かった!衣装とライトは私の好みに合う、ミニマムなもの。見たい方は、オフィシャルサイトの35周年スペシャルサイトにビデオがありますよ。

2部は、一部のモダンな作品とは打って変わって、ノスタルジックなもの。タイトル「Lecuona」が示すように、キューバの音楽家、エルネスト・レクオーナ (Ernesto Lecuona)の音楽が使われています。男女のペアが次々と踊り、フィナーレは、鏡張りの部屋に6組のペアが揃って踊る・・・というスタイル。とっても情熱的でロマンチックです。女性3、男性2のグループで言ったのですが、女性陣はみんなこっちが好み、と言っていました。私はちょっとウォン・カーウァイ監督の「In the mood for Love(花様年華)」を思い出しました。音楽のイメージだけで、でしょうか・・・
オフィシャルサイトにこちらもビデオがあります。obraでLecuonaを選んで下さい。

写真はオフィシャルサイトより。

2010年8月12日木曜日

死ぬまでに行きたい1000カ所 サンパウロのレストラン

こんにちは。前回、ギリシャレストラン、アクロポリスについて、「死ぬまでに行きたい1000カ所入り」する、と書いたのですが、実は実際にこの本を見たことがありませんでした。で、他にどんな店が挙っているのか気になって先日、立ち読みしてきたところ・・・次になります:
●キッチンで注文するギリシャ料理のAcropoles
●セレブシェフが作るブラジル・フージョン料理のD.O.M
●イチジクの木が素敵なブラジル料理レストラン、Figueira Rubaiyat
●日本人セレブシェフのジュン・サカモト(Jun Sakamoto)
●モダンで美味しいイタリア料理店、ジェロ(GERO)
●おしゃれで美味しいアラブ料理のアラビア(Arabia)
●伝統的なイタリア料理店 Famiglia Mancini
●ブラジル&インターナショナルフージョンのCarlota

最後の二つは行ったことがなかったので、早速、本日カーロタへランチに行って参りました。
イジェノポリスエリアの静かな一角にある一軒家で、なかなか素敵なお店です。雰囲気は、Tordesilhasと Maniの間くらい・・・家庭的で素朴(トーデジリャス)な部分と女性的な繊細な感じ(マニ)の度合いがです。メニューもその傾向があるかもしれません。とはいえ、こちらは「インターナショナル」を謳っているので、アマゾンの珍しい材料とかはありません。変わりに、タイ風ライスヌードルだとか、ベトナム風ソースとかが入ってきてます。まあメニューの表紙にも、パスタを食べてる浮世絵風の着物の女の人が描かれてましたし。

カバーのパンとブルーチーズの温かいディップはいい感じ。頼んだ鴨のローストオレンジソース&マッシュポテト&ルッコラペストも、鴨とレモンのリゾットも美味しかったです。量もしっかりあるし。リゾットの米はなんと黒米でした。久しぶりに食べました・・・。
でも、私にはちょっと重すぎるかなあ、という気がしました。未だに(17時現在)ちょっともたれてる感じが・・・まあ、がっつりしたもの、頼んだんですけどね。

ファミリア・マンチーニは今週かな?リニューアルオープンしたそうなので、是非、近々行ってみようと思います。だって死ぬまでに行かなきゃって言われるとねぇ。

2010年8月6日金曜日

死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヵ所入りするギリシャレストラン

acropoles
最近はまっているのが「死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヵ所 南北アメリカ編」に登場するらしいギリシャレストラン、アクロポリス(Acropoles)。移民が多く暮らすセントロのボン・ヘチーロ地区に1959年にオープンしました。週末は、1時を越えると店内に入るために並ばなければいけない人気店ですが、94歳の名物おじいちゃんが、元気にがっつり仕切っています。もちろんギリシャの方です。ちなみに元気に長生きの秘訣は、「食べ過ぎない、飲み過ぎない、意見しすぎない」だとか。

kitchenこのレストランのユニークなところは、メインディッシュのメニューがないこと。台所へ行って、シェフに並んでる料理の説明を受け、欲しいものをその場で頼む、という注文形式です。
お勧めは、たこのトマト煮!あと、エビのトマト詰めも旨いです。
ただ、場所と店の雰囲気から、安そう、と思っちゃいそうですが、それなりの値段になります。まあ、材料自体結構高いからしょうがないのかも。