2013年2月25日月曜日

ブラジルにショーン・ペーンを呼ぼう!キャンペーン

昨日は、アカデミー賞の発表もありましたが・・・、ブラジルで映画といえば、「#vemseanpenn」というキャンペーンが話題になっています。これは、ダウン症のアリエル・ゴールデンバーグさん(32)が主役を務める「Colegas」(Marcelo Galvão監督)の発表試写会に俳優、ショーン・ペーンを呼ぼう、というもの。多くのブラジルのセレブリティが協力したこともあり、ツイッター、フェイスブックで大きな広がりを見せています。もちろん、マスメディアでも取り上げられています。企画は、ネット系の広告代理店AgênciaClick Isobar。

なぜショーン・ペーンかといいますと、アリエルさんが大ファンだから。俳優になったのも、ショーン・ペーンがいたから、とのことです。3月1日に実施される試写会。ぜひショーンペーンさんには、来ていただきたい。一説では、チャベスファンだと言うことを受け、ベネズエラ政府も協力しているんだとか。

詳しくは、下記のムービーを見て下さい。感動します・・・。
そして、改めてSNSの力はすごいなあ、と思います。


ファベーラ=最貧困層との一括は大きな間違い!ブラジルの現実

「貧しい人々か、ドラッグディーラーが住む場所」という印象の強いファベーラ(スラム)ですが、実は既に半数以上(65%)が中間所得層(Cクラス)。ファベーラの所得合計は、なんとボリビアのGDPと同額なんだとか。
携帯も89%が保有。インターネットだって、31%の接続率ですって。

企業が目を付けるのも納得です。早い者勝ちでしょうか・・・。

 

(参考:「サンパウロ新聞」2月23日