2013年5月12日日曜日

サンパウロが違って見える!ビデオクリップ

アメリカに帰ってしまった友人から「サンパウロ懐かしー」と送られて来たビデオ。
I Charleston the Worldというプロジェクトの一環のようですが、えらい素敵な、というか違う街に見える・・・。いや、いいところですが、こんなだったか!と思わせるビデオです。


ちなみに、日本バージョンもありました。「懐かしー」という気にはならないのだけど・・・。



2013年5月9日木曜日

ブラジルW杯 FIFAオフィシャルグッズが買いやすくなりました

約1ヶ月後にコンフェデレーション杯を控えた8日、フィファのオンラインショップがオープンしました。(B2W制作)

マスコット、フレコくんやオフィシャルボール「カフーザ(Cafusa)」、あとビーサンやらシャツ、帽子、バッグなども売っています。お土産にも喜ばれそうです。

ちなみに・・・「ブブゼラ」に代わる「カシシ(Caxixi)」をベースにしたカリニョス・ブラウン作の楽器「カシローラ(Caxirola)」は、売っていません。バイーアの試合で、フーリガンの投げ込みにより、結局禁止になったのでしょうか。ブラジル人のリズム感と妙な(?)一体感を見せつけるチャンスだったのになあ。

2013年5月6日月曜日

Clio Award 2013 ブラジル勢の活躍

世界3大広告賞の1つ、クリオアワードですが・・・ブラジル勢は、グランプリを受賞することはなかったものの、36のトロフィーを獲得。サンフランシスコに本社があるABCグループのPereira & O’Dellの獲得した4つ(金3、銅1)と、ブラジル人学生が獲得した2トロフィーも合計すれば、受賞トロフィー 数は42となるそうです。

Pereira & O'Dellですが、創立者の1人、PJ Pereiraさんはブラジル人です。で、アメリカ人の同僚と、サンフランシスコで独立する際にブラジルの投資家の力を得ようと、AfricaやDM9DDB、Loduccaも傘下のABCグループにジョインしたそうです。なので、こちらの会社は、サンフランシスコ本社でありながら、ブラジルの会社と分類されることも多いようです。2012年末にサンパウロオフィスもオープンしています。

さて、このPereira&O’Dellの受賞作の1つが、東芝&インテルの「The Beauty Inside」(フィルム部門金、BRANDED ENTERTAINMENT & CONTENTフィルム金)。フェイスブックYouTube上からエピソードを閲覧できます(英語)。「The Beauty Inside」リンク(日本語)でも説明されていますが、ショートフィルムの主人公、アレックスになれるかもオーディションも同時に実施され、最後のクレジットにはAlex 59まで出ています。


後は、OglivyのForbes誌「億万長者のいない世界(O mundo sem bilionários)」キャンペーンが、プリント(金)、プリント技術(金)。・・・これは去年のカンヌも受賞していましたね。
以前に紹介したLeo Barnet制作のサッカークラブヴィットリアの献血キャンペーン「私の血は『赤と黒』Meu sangue é rubro-negro」がPRで金、OOH部門(環境)で銀、ダイレクト部門(OOH)で金、コンテンツ&コンタクト部門で銀、インテグレーション部門、インテグレートキャンペーンで銅、イノベーティブメディアで金と7つのトロフィーを得ています。
また、私の在籍しているJWTも前に紹介しましたコカコーラFM10周年のティーン雑誌アンプで銅を受賞しています。

2013年5月2日木曜日

「Bar巡礼」掲載店のご案内3:Vila Madalena

間が空いてしまいましたが・・・「ピンドラーマ」誌で掲載した飲み屋記事のヴィラ・マダレナ地区のお店です。

☆ Pe pra Fora ☆ 

〜0度以下のビールが自慢〜

地下鉄ヴィラ・マダレーナ駅から歩いて直ぐの場所にある「ぺ・プラ・フォラ」は、1970年のオープン。伝統的な”Boteco(居酒屋)”です。店名(日本語で「足を外に」の意味)は、お客さんが多くて店内に入りきらず、歩道まではみ出ていたことから付けたんだとか。現在も歩道にまで並べられたテーブルには、開店時間の正午からお客さんの姿があります。自慢はよく冷えたビール。生ビールはないものの、オリジナル、スコール、ブラマ、ボエミア他13種類の瓶ビールがメニューに並びます。また、こちらも食事からおつまみまで、料理メニューも充実。ビールとの相性抜群のボリーニョ・デ・バカリャオ(写真)は、12個でR$29.50。水曜、土曜はフェジョアーダもありますよ。

Av. Pompeia, 2517 - Smarezinho
Tel: (11) 3672-4154
予算: Long NeckR$4.40〜、Caipirinha R$10.50〜




Salve Jorge☆ 

〜「ハッピー・アワー」に最適〜

1店目は、ブラジルでは、餅をつくウサギの代わりに月に居るという聖ジョージの名前を冠したバール「サルヴィ・ジョージ」。バーカウンターの正面に、馬に跨がった聖ジョージの大きな壁画がかかり、洗面台上にはロザリオが並んでいます。こう来ると、宗教チックだと思いそうですが、そんなことはありません。ジョージつながりで、ジョージ・ベン・ジョーの写真もあるし、生ビールには、「デヴァッサ・ベン・ロイラ」(「身持ちの悪い超金髪女」の意)が選ばれていますし。更に名前がジョージさんだと、割引サービスがあるんだとか。

人気のおつまみは、ローストチキンやピリ辛カラブレーザボールのフライ「ボリーニョ・デ・サン・ジョージ」(写真R$28,80)。ボリーニョは、トマトソースやレモン、ピメンタ効果もあり、以外としつこくなく、ビールの進むお味です。ドリンクは、席にバケツクーラーを置いて瓶ビールを飲むグループが多いようです。フルーツ入りカイピリーニャは、美味しい手作りアイスキャンディーが、マドラー代わりに(?)付いてきます。ベースは、カシャーサ、ウォッカ、日本酒から選べますよ。

Rua Aspicuelta, 544 – Vila Madalena
Tel.: (011) 3815-0705
予算:Chopp R$6,00〜、Caipirinha R$16.80〜




Sao Cristovao☆ 

〜サッカーと冷たいビール〜

アスピクエルタ通りで最も古いバールだという「サン・クリストヴァン」は、リオのサッカーチームの名を冠したもの。とはいえ「サン・クリストヴァン」ファン専用ではなく、サッカー好きなら誰もが嬉しい内装です。店内の壁から天井にまで、写真、チケット、新聞記事の切り抜きなど3500以上というサッカー関連アイテムがびっしりと飾られています。

サッカー談義に欠かせない(?)冷たいビールも売りの一つ。ブラマの生、黒生が置いてあります。おつまみは、バールの定番は当然揃っていますが、ローストビーフ&ポテトサラダ(写真R$24)にトライしてみました。おススメです。

店内は、いつも賑わっており、店員もフレンドリー。仲間とワイワイやるのにぴったりですよ。

Rua Aspicuelta, 533 – Vila Madalena
Tel.: (011) 3097-9904
予算:Chopp R$5.30〜、Caipirinha R$13〜




Genesio Pasta e Chopp☆ 

〜おいしい生と本格イタリアン〜

もう1件は、ヴィラ・マダレナにある「カンティーナ(イタリアのワイン居酒屋)」のサンパウロバージョン、「ジェネージオ」。一見、よくあるバールのようですが、特筆すべきはそのフードのクオリティ!写真は、オーナーの一押しだというフィレ肉のレッドバターソース(R$41)、カボチャとブリーチーズのラビオリ(R$38)、それに常連さんお勧めの温かいトマトのサラダ(Mazzioti “quente”)。そこらの高級レストラン以上においしい料理を、生ビールと共にカジュアルな雰囲気で味わうことができます。正午からオープンする週末は、ランチの行列ができると言うのも納得。上記以外にも手作りパスタ(エビとズッキーニのグリーンフェットチーネもお勧めだとか)、夕方限定の作り立てピザやパニーニも試したいところ。
ドリンクは、ワインもありますが、ブラマの生やフルーツ入りカイピリーニャといったブラジルのバールらしい一品を合わせてみては。
なお、オーナーは元音楽プロデューサーで、夜更けには有名なミュージシャンも集うそうですよ。

Rua Fidalga 265 – Vila Madalena
Tel.: (011) 3812-6252
予算:Chopp R$6.30〜、Caipirinha R$15.50〜





「永遠」の愛を象徴する?サッカーユニフォーム


2009年7月以来、ブラジルで最も人気のあるサッカークラブ「フラメンゴ」のユニフォームのサプライヤーは、ブラジルのスポーツメーカーOlympikusでしたが、今年の4月に契約が終了しました。この期を活かして、オリンピクスは、これからもフラメンゴとの絆が続くことを象徴する「永遠のTシャツ(Camisa Eterna)」をクラブチームに寄贈しました。永遠のTシャツは、防弾チョッキや消防士の制服と同じ生地を用いてKevlar e Nomaxが制作したそうです

2009年、オリンピクスは、ナイキに代わり、当時最高額という年間R$ 20.6MMで、5年半の契約をクラブと締結。同年、クラブはブラジル全国選手権で6度目の優勝を果たしました。それによりオリンピクスは、この年契約期間中最高枚数となる120万枚のTシャツを販売したそうです。
オリンピクスとクラブは良い関係を築いていたものの、今年、ブラジルサッカーで最高額といわれるR$380MMでクラブはアディダスと10年間の契約することになりました。


そのタイミングでDM9Sulにより制作されたビデオが下記。永遠のTシャツが、1500度の熱や200キロの圧力にも耐えることを証明するテストの様子に続き「Olympikus。rubro-negro(赤と黒、フラメンゴの愛称)であることを誇りに思う。永遠に。(“Olympikus. Orgulho de ser rubro-negro. Para sempre”)」というコピーが決まるというもの。

新スポンサー、アディダスに注目が集まりそうな状況で、スポンサーシップを最後まで使い切る、秀逸なキャンペーンではないでしょうか。他のクラブのスポンサーはやりにくくなったかもしれませんが・・・。