2011年10月31日月曜日

舞台は台所・・・Sasha Waltz @ Teatro Alfa

sashaWaltzテアトロアルファのモダンダンスのシーズン最後を飾ったのはサシャ・ヴァルツ&ゲスツ(Sasha Waltz&Guests)。ピナ・バウシュに並ぶと言われるドイツの振り付け師、サシャ・ヴァルツのカンパニーです。公演されたのは、"Travelogue I - Twenty to Eight"という1993年の処女作。Travelogue3部作の1番目で、 台所を舞台に3人の女性と2人の男性の関係、それぞれの妄想などを描いています。インターミッション無しの1時間ほどの作品でした。

sasha2「日常性の中の美しさを大事にしたいから、リアルなオブジェクトを使うのが好き」というヴァルツの舞台には、本物のテーブル、テーブルクロス、椅子、冷蔵庫、電話、ミシン、ベッド、生の鶏肉、パン、飲み物の瓶などが登場しました。台詞は、冒頭の韓国人の女性が韓国語で話すのと、電話がかかってきて、白人男性が「いや今サンパウロなんだよ」っていうくらいなのですが、お芝居とダンスが合わさったような印象です。一番印象的だったのは、攻撃的な黒人男性と勝ち気な白人女性がからむとこ。愛憎入り乱れ、迫力ありました。
しかし、「ユーモアを大事にしている」ということなんですが・・・今シーズン1作目だったピナ・バウシュの「天地」の時も思ったけど・・・いまいちドイツ人のユーモアのセンスって分からない!

中南米マガジンに「ミス・ユニバース」記事が掲載されました。

「中南米ウェブマガジン2011年11月号」に私が取材・執筆した「ミス・ユニバース2011」の特集記事(18ページ!)が掲載されましたー。下記から購入できるそうなので、ぜひぜひ読んでみて下さいませ。宜しくお願いします!

2011年10月28日金曜日

車が当たるキャンペーンについて、メトロ内で思ったこと

coca-cola zeroコカ・コーラ ゼロの「ゼロで行け (Vá de Zero)」クローズド・キャンペーンの中吊りを見て、「ブラジルらしい」と思ったのでご紹介を。
このキャンペーンは、糖分ゼロのコカ・コーラの商品(コカ・コーラゼロとかファンタオレンジゼロとかクワッチ(ガラナの炭酸飲料)ゼロとか)を買って応募すると抽選で新車が当たる、というもの。なんで「ブラジルらしい」と思ったかといいますと、ブラジルでは、新車のことを「Carro zero (ゼロの車)」と表現するからです。「走行メーターがゼロ」ってことなんですが。で、「なるほど、国外からだと「ゼロ」を訴求したいから「新車」ってのは、なかなか思いつかないんじゃないかしら?」と思った訳です。

でも、ふと向かいを見たらドア横にもお米を買うと車が当たる“Ganhe o dia com Arroz Prato Fino”キャンペーンやってました。これは、なんで車が当たるかというと、「この米があると素敵な1日になる(おいしいから。それに、車だって当たっちゃう)」ということのよう。

まあ、ブラジル全土で車乗る人が増えてますし、ミドルクラスはやっぱ新車に一番ぐっとくるんでしょうね。
・・・あーあ、私も免許取らないと見下されるかなあ。

2011年10月27日木曜日

サンパウロのグラフィティ・アート:車窓より

パウリスタからヘボウサス通りへ抜けるオクハラ・コーエイ高架(Vd. Okuhara Koei)のグラフィティ。和風なのは、日系移民100周年を記念して描かれたからと、市のサイトで読んだ気が・・・

サンパウロのグラフィティ・アート:徒歩ツアー(1)クリスチアノ・ヴィアナ階段

escadaria有名なグラフィティアート、スポット"Escadaria da R. Cristano Viana"にやーっと行って来ました。最寄り駅はスマレ。なぜ気が付かなかったのか・・・余裕で歩ける距離でございました。

osGemiosLetrasこの階段・・・まあ、これだけの為に出かけるほどじゃないかもしれません。でも、有名な双子デュオ、オス・ジェミオスの作品もありますし(読めますか?)、近場に他のグラフィティも散在しているし、散歩がてら、寄ってもいいんじゃないでしょうか。

osGemiosBoy

壁 人

2011年10月26日水曜日

パライゾポリス訪問(3:ブラジルのガウディ、エステヴァンさん)

入り口図書館の次は、とうとう「ブラジルのガウディ」ことエステヴァン(Estevão)さんの石の家(Casa de Pedra)。家の主人、エステヴァンさんに「遅いよー」と文句を言われながら(美容院とか図書館とか寄ったもんで)リヴィングに通してもらいました。彼もフラヴィアさんに「例の花瓶に、とうとうぴったりの場所を見つけたんだ」と嬉しそうに報告していて、親しげな感じです。

リビングエステヴァンさんは、バイア州からやってきた庭師。現在の自宅にあった薔薇の木を補強するためにコンクリを塗って、暑くなったからそこに石を貼って、で割れた皿(青いやつ)を入れてみたらいい感じ・・・というきっかけで、26年間、毎日自宅に何らかのオブジェを加えていっているそうです。まさに生活に密着した進行形のプロジェクト!
リヴィングは、まあ家の中なんだけど、全てが石とセラミック(タイルとか皿とかカップとか)に覆われていて、しかも木の根が天井から下がっていたりするので、外に居るような感じです。

奥さん彼は、奥さんと息子さん、娘さんの4人暮らしですが、奥さんが「もう掃除が大変で・・・」と。そりゃあそうです、本当にいろんな物が嵌ってますから。屋上に奥さんと2人で上ったので「どうなんですか、実際?旦那のこのプロジェクト、困ってるの?」と水を向けてみましたが、「すてきだと思うわ」と大変出来た方です。

寝室リビングは、石とセラミックですが、2階は、携帯電話や人形、鞄、時計、ボタンなど、もう本当にあらゆるものがはめ込まれてます。
それから、娘さんの部屋と寝室は、カットアウトした木のパネルが壁中に飾られています。なかなかかわいいです。

きじたっくさんのオブジェがあるので、まあ見飽きません。基本、骨董市で仕入れるそうですが、西洋人の香港旅行記念プレートとか、家族の写真入り飾り皿とか・・・これは、日本からっていうものもあったので教えてあげました。・・・信楽タヌキです。あと、着物の女性の描かれた皿。ちなみに、エステヴァンさんの一番のお気に入りは、キジの絵が描かれた皿だとか(写真)。故郷で子供の頃よく捕まえて食べた楽しい思い出があるからだそうです。「うさぎ追いしかの山〜♪」って感じですね。ね?

屋上ベーベラさんとこも同様ですが、アートを見せてもらってR$10支払います。石の家は、手作りの入場券をくれました。また、ボタンなどが埋め込まれた商品の販売もしてますよ。

メイドインジャパンだと思われるものの写真。

日本の皿たぬき

2011年10月25日火曜日

パライゾポリス訪問(2:ヘアサロンと図書館)

val&cafeベーベラさんの所を出て、彼の娘さん2人と共にヘア・サロンへ。「コミュニティには400店もヘアサロンがある」というフラヴィアさんの話に私が喰い着いたら、連れて行ってくれたのです。
ペルナンブコからやってきたカップル(のはず)ヴァルさんとカフェさんの美容院です。

val車修理のガレージを改造して、壁を塗って作ったという小さなサロンですが、ロレアルのヘアケアだってやってます。また、コミュニティのビューティーコンテストも開催。スラムの影は感じず、なんだかとっても楽しそうです。


val

Val & Coffee Hair
Rua Ernest Renan, 78 - Paraisopolis
Tel: 2837-5063


bibliotecaそれから、次は、ファヴェーラ初という図書館へ。洋品店の横のせまーい入り口を抜けると、Biblioteca Becei de Paraisopolisにたどり着けます。ここには、本だけではなく、パソコン、映画を見る部屋まであって、コミュニティに貢献している模様です。
こちらは、「ピンドラーマ」誌の記事にするので、追って詳しく・・・
(つづく)

2011年10月24日月曜日

市内第2のファヴェーラ、パライゾポリス訪問(1:廃棄物アート、ベーベラさん)

パライゾポリスニュースで「ファヴェーラ内の抗争」なんてことを聞いたり、映画「シティ・オブ・ゴッド」や「Tropa de Elite」なんかを見て、リオにはファヴェーラと呼ばれるスラム街があるんだなあ、なんてことを知っている方もいるかもしれません。が、ファヴェーラは、まあブラジルのどこの街にもあります。もちろんレシフェにもあったし、サンパウロにもあります。リオのファヴェーラは、見晴らしがいいこともあって、外国人の観光スポットにもなっているようですが、まあ基本危険なので1人でおろおろと行ってはいけない場所でございます。
で、パライゾポリス。イビラプエラ公園サイズの敷地で約8万人が暮らす、サンパウロで二つ目に大きなファヴェーラです。なんでここに出かけようかと思ったかといいますと、すごいアーティストが住んでいるという情報を仕入れたからです。その二つ名は「ブラジルのガウディ」。これは・・・見たいでしょう?その情報の出元は、"TimeOut Sao Paulo"なんですが、このサイトによると、お勧めガイドは、Flavia Liz Di Paolo at Unique in São Paulo (8119 3903, www.uniqueinsp.com). とのこと。で、早速連絡し、連れて行ってもらったわけです。

フラヴィアさんは、6カ国語を操り、海外あちこちに住んだ経験もあるのですが、まーパワフルな典型的と言っても良いブラジル人女性です。彼女の自宅から自家用車でパライゾポリスに連れて行ってもらいました。その道中、もうしゃべるしゃべる、ものすっごい情報量です。パライゾポリスは、新興高級住宅地モルンビ地区にあるのですが、その歴史から名所から・・・もう一気に物知りになれました。

高級住宅地が突然終わると、パライゾポリスが始まります。落差は確かに激しい、けど、入り口はそんなに貧しい/危険な感じが漂っているわけじゃないです。ちゃんと舗装もされているし、ふつーにカフェとか八百屋とかハワイアナスとか並べた店があって。10年ほど前のレシフェのちょっと貧しいところよりも豊かな感じ。フラヴィアさんによると「奥はこんなじゃない」とのことですが。

ベーベラさんとフラヴィアさんまずは、廃棄物をアートに作り替える車修理工、ベーベラ(Berbela)さん。4人の子供のお父さんでもあります。彼はフラヴィアさんとも仲良しで、着いた途端「今日はね、新作が2つあるよ!」と早速ヘリコプターと戦車を見せてくれました。かっこいい。結構、「譲ってくれ」と言われるそうですが、プレゼントはしても、絶対に売らないんですって。お金のために作ってるんじゃないというプライドが素敵です。

バイクで、自慢の自作自転車&バイクも見せてくれます。すげえ派手ですが、これに乗ってどこへでも出かけるという実用品。

ギャラリー入り口それから、「ギャラリー」へ。まあ、いっろんなものがあります。カメラとか人形とか、自作バイクのミニチュアとか、ベーベラさんが好きな昆虫とか。
ゴミのポイ捨てが道を浸水させてしまうことから生まれた釘を磁石で集めたオブジェやアマゾンの生き物を集めた、環境をテーマにしたものもあります。



オフィシナ朝、今日はこれ作ろう、とインスピレーションが湧いて、毎日作るんだそうです。材料は、使い物にならなくなった車の部品とか、ゴミ捨て場や道で拾った廃棄物。すごいですね。(つづく)


ゲート カブトムシ 人形

アマゾンの木

2011年10月20日木曜日

Akram Khan company at Teatro Alfa

akramKhan今シーズンも通っているテアトロアルファのダンスですが、デボラ・コルカーに続くのは、アクラム・カーン・カンパニー(Akram Khan Company)。主催のアクラム・カーンは、ロンドン生まれのバングラディッシュ系ダンサー/振り付け師で、北インド伝統舞踊カタックダンスの名手なんだとか。
今回見た作品は、最新作の"Vertical Road"。出演キャストはカーン氏自らが、アジア、欧州、中東と世界各地の最前線のダンサーを集めたそうですが・・・本人、出ないんですね!というのも、テアトロアルファでの公演は、前2日が「ヴェルティカル・ロード」、後2日が「グノーシス(Gnosis)」という彼のソロダンスという構成だったのです。んー、なんだか損した気分です。

さて、「現世と霊的世界の間を結ぶ道をモチーフに、思考や洞察の向かう先を描いた」と言う「ヴェルティカル・ロード」。天井から下がる布を突いて文様を描く、という幻想的なオープニング、そして白い粉をまき散らしながら踊る修行僧のような衣装のダンサーたち、布が落ちるエンディングまで、インターバル無しの70分です。美しく力強く、そして東洋的。今シーズンはずっと西洋な感じだったので、なんだかしっくりきました。次回はぜひアクラム・カーン氏の出演作を見てみたいです。
(写真はネットより)

森万里子の展覧会"Oneness" in Sao Paulo

marikoMori先週末、セントロにあるCentro Cultural Banco do Brasilで開催されていた森万里子の"Oneness"を見て来ました。今度書きますが、パライゾポリスというでかいファヴェーラの取材に連れて行ってくれた方が、「日本の超有名アーティストよ!子供も楽しめるから!」と薦めるので、雨の中出かけたのです。そんなに有名?森ビル創業者のお孫さんだそうですが。
しかし、土砂降り。そして、CCBBは車で前まで行けない道にあります。
結局土曜は車内で子供が2人とも寝たので、近場の駐車場まで行きつつ断念。代わりにSESCピニェイロスで行われたBarbatuquesというボディパーカッショングループの"Tum Pa"という子供向けショウに行ったのでした。このグループは子供はもちろん、大人でも結構楽しめました。

marikoMoriそして日曜。・・・また雨。でも、この日で展覧会は最終日。迷いつつもみんなで傘さして長靴履いて行きました。展覧会では脳波に合わせて違う映像が見られる1回に3人しか入れないマシン(写真)にも入りました。が、土砂降りの日に出かけるほどだったかと言われると正直微妙・・・。子供は、んー、まあそこそこ喜んでいましたが、水たまりの方が楽しかったみたい・・・。

2011年10月11日火曜日

世界イケメン決定戦:日本とブラジル、美男の共通点とは?

ミス・ユニバース大会行きのタクシー運転手が「オトコのミスコン(?)があれば・・・」と嘆いてましたが、あるんですねー。その名も「マンハント・インターナショナル(Manhunt International)」。男性モデルのコンテストです。昨日世界大会が韓国で開催され、中国代表が優勝したんだとか。
こちらの大会、ゲイ向け?と思われるのが嫌なのかなー、というコンセプトで、「マッチョなやり方で組織され」「女性を口説く部門もあり」「審査員は全て女性(現在は男性も加わったけどそれは、どんな男性がモデルとして優れているか、同性としての意見を反映させるため)」とのこと。
ブラジルからの出場者は、ルーカスさん(21)、日本からはオガワ・ケンジさん(26)。下記写真ですが・・・2人して無精(計算されてるの?)髭ですね。いや、だからどうというわけじゃないんですが。
brazil japan

2011年10月5日水曜日

オンナを武器にするのは反則?!ジゼルのランジェリーCM「公序良俗に反する」と停止要請

ブラジルの下着メーカー「HOPE」の"HOPE Ensina(Hopeが教える)"キャンペーンに政府から停止要請があり、物議をかもしています。このキャンペーンは、キャンペーンガールのジゼル・ブンチェンが、夫に悪い知らせを伝える最良の方法を教える、というものです。
「車をぶつけちゃった」「お母さんが同居することになったの」など、いろいろなバージョンがあるのですが、ビデオのように、普通の服で話すと「間違い」とチェックされ、HOPEの下着姿で話すと「正解」がチェックされる、そして「あなたは、ブラジルの女性。その魅力を活用して("Você é brasileira, use seu charme)」というコピーが決まる、という流れです。

Folha紙によると、大統領府女性政策庁(Secretaria de Políticas para as Mulheres)は、「女性を性的対象として見せて、女性に対する差別を助長する」という理由から、Conar (Conselho Nacional de Autorregulamentação Publicitária:全国広告自主的規制審議会)に、広告を停止するよう依頼し、その審査が始まったそうです。
広告制作サイドは、「ユーモアのあるもので、差別なんてとんでもない、女性を見下さないように、ジゼル・ブンチェンという大物を起用しているんだ」と反論してます。

実際、女性が見ても「おー、ジゼルはすげーなー、これでママかー」くらいが感想で、反感は抱かないように思うのですが・・・私だけじゃないですよね?

街中にサイが・・・Rino Maniaプロジェクト

最近、街中でサイを見かけます。カウ・パレードのパクリかと思いきや・・・サイがロゴの家具・建築材の会社Duratexが60周年を記念して、ブラジル彫刻美術館(MuBe)の指揮の下、アーティストがペイントした60体のサイを制作したんだとか。その名も"Rino Mania" (サイはポ語でRinocerontes)。最初はMubeに集まっていたようですが、今は街のあちこちに散らばっています。

子供の音楽コンサートを見に行ったイタウ文化会館の前にも・・・
rinoItaurinoItau


















ミス・ブラジル2010のデボラ嬢取材で訪れたヴィラ・ロボス公園の前にも・・・
rinoVilaLobos rinoVilaLobos
















rinoAmauri第1回「アマウリ・ファッションン・ストリート」取材に行ったアマウリ通りにも・・・(ちなみに、こちらで行われた"Mandi 2012夏コレクション"のレポートは、「ブラジルファッション日誌」の方にアップされてます)


私の行く先がたまたまサイと合うのでしょうか。それとも60体ってのは、街がサイだらけ!と感じるほどの数なんでしょうか・・・

詩的なエンタメ!ダンスカンパニーMomix@Teatro Alfa

botanicaこんにちは。昨晩、テアトロ・アルファで公演されているアメリカのダンスカンパニー「モミックス(Momix)」の"Botanica"を見て来ました。モミックスは、以前東京国際フォーラムで"Opus Cactus"を見たことがあり、今回2度目ですが、今回も楽しかった!

昨日パンフレットを読んで知ったのですが、このカンパニーは、ピロボラス(Pilobolus)の創立メンバー、Moses Pendletonが創立したんだそうです。確かに、ピロボラスに通じるところは多い・・・けど、モミックスの方が、全体的に詩的な気がします。たまたま見たダンスがそうだったのかもしれませんが、モミックスは、分かりやすくて美しい・・・年齢国籍など問わず万人受けする感じです。

さて、2009年作の「ボタニカ」は、四季、自然がテーマ。前半は、冬・春、後半は夏・秋のシーンです(分かりやすいでしょ!)。

light幕に映った白いバラがステージの奥に消えて行き、床に白い河が流れてアクト開始。前半で好きだったのは、暗闇の中に、発光する腕と足で蛍とか白鳥とか芽とか描くシーン(写真)と、鏡の上の女性のダンスと、チューブを手に付けたダンサーの影の踊りと、ケンタウルスのエンディング。夫は恐竜が女性を食べるシーンが好きだったと言っていたな。

beadedWeb後半は、なんてったって台風!すっごいきれい。(写真はなかったのですが、ビデオにちょっとあります。)それから、ビーズの網の女性(写真)と大きな帆に宇宙だとか華だとかが映るシーン(トップの写真)!うっわーきれーと見惚れてましたが、大きな帆とかビーズの傘を動かすために回るのは、すっごい大変なんでしょうね。強靭な肉体がないと。
最後は白いバラが戻ってきて、床に白い河が現れます。(Last Leaf Catches the First Snow Fall / Cold River Runs Again)。季節は繰り替えしますから。でも、冬の寂しいとこで終わるのではなく、再び幕が開いて、元気なアンコールのダンスで終了となっています(But There's More a Solar Flare / Tonight's Encore!)

オススメです!