で、パライゾポリス。イビラプエラ公園サイズの敷地で約8万人が暮らす、サンパウロで二つ目に大きなファヴェーラです。なんでここに出かけようかと思ったかといいますと、すごいアーティストが住んでいるという情報を仕入れたからです。その二つ名は「ブラジルのガウディ」。これは・・・見たいでしょう?その情報の出元は、"TimeOut Sao Paulo"なんですが、このサイトによると、お勧めガイドは、Flavia Liz Di Paolo at Unique in São Paulo (8119 3903, www.uniqueinsp.com). とのこと。で、早速連絡し、連れて行ってもらったわけです。
フラヴィアさんは、6カ国語を操り、海外あちこちに住んだ経験もあるのですが、まーパワフルな典型的と言っても良いブラジル人女性です。彼女の自宅から自家用車でパライゾポリスに連れて行ってもらいました。その道中、もうしゃべるしゃべる、ものすっごい情報量です。パライゾポリスは、新興高級住宅地モルンビ地区にあるのですが、その歴史から名所から・・・もう一気に物知りになれました。
高級住宅地が突然終わると、パライゾポリスが始まります。落差は確かに激しい、けど、入り口はそんなに貧しい/危険な感じが漂っているわけじゃないです。ちゃんと舗装もされているし、ふつーにカフェとか八百屋とかハワイアナスとか並べた店があって。10年ほど前のレシフェのちょっと貧しいところよりも豊かな感じ。フラヴィアさんによると「奥はこんなじゃない」とのことですが。
ゴミのポイ捨てが道を浸水させてしまうことから生まれた釘を磁石で集めたオブジェやアマゾンの生き物を集めた、環境をテーマにしたものもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿