今日、とうとうCasa de Vidro(ガラスの家)へ行って来ました!BBBのじゃないですよ!(Big Brother Brasilはブラジルの人気リアリティショウ。男女が24時間撮影されている「ガラスの家」で暮らすのですが、ついにレイプまで起こったかなりひどい番組です)建築家、リナ・ボ・バルディ(Lina Bo Bardi)が夫と暮らした家です。
名前の通り、ガラス張りのリビング・ダイニングが特徴的です。MASPのデザインがおそらく最も有名ですが、自宅もおもしろい。パーティー好きで料理好きだったそうで、巨大でモダンなキッチンと広いリビングが印象的です。あと、あまり眠らなかったそうで、寝室がシンプルなのもです。寝室には、宗教画と十字架がかけられていますが、全く信心深くなく、単にアートとして価値を見いだしただけだとか。
彼女は、家具デザインも手がけていますが、「ブラジル初のモダンな椅子」をはじめ、部屋の中にも彼女の家具がたくさんあります。他の作家は、イームズとル・コビュジエのものくらい。他には、たくさんのオブジェ。能面や仏像もありました。
あと特筆すべきことは・・・リナ・ボ・バルディは、イタリアからの移民ですが、これまでヨーロッパに傾倒していたブラジルに、ブラジルに合う、ブラジルのものを使ったオリジナルデザインをもたらした人です。インディオのハンモックや、東北ブラジルの簡単な椅子などをインスピレーションにしました。そんな彼女らしく、家は全てブラジル産の材料で作られているそうです。
いやあ、素敵な場所です。生憎の雨でしたが、充分楽しめました。見学は事前予約制なので、興味のある方は、Instituto Lina Bo e P. M. Bardiへ問い合わせてみて下さい。
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1 件のコメント:
私は時間にあなたのブログの時間を読むのが好きなんだよ。良い仕事の仲間を維持し、この恐るべき記事を追加し続ける。
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