2014年7月30日水曜日

これは!オトナも子供もハマるオリベイラ作の不思議なトンネル

分ける必要なかったかもしれませんが、やっぱり1ポスト立てます。Henrique OliveiraのTransarquitetônica、見て(入って)きましたよ!いやあ、エンリケ、やっぱすげぇ・・・。

MAC USP Ibirapueraで11月まで。是非どうぞ!

 最初はこんな感じ。

 だんだん狭く複雑に・・・

 迷った子供たち。「迷路だ!」と大興奮していましたが・・・

 行き止まり!と思ったら脇に出入り口が・・・
この先、ネタバレ。





なんとトンネンルは木になるのでした。
<関連ポスト>


サンパウロお手軽デートスポット

ジャルジン、パライゾ地区にお住まいの皆様。無料で安全に、こんな夜景を眺められるスポットがありましたよ。



火曜日夜のサンパウロ大学現代美術館イビラプエラ(MAC Ibirapuera)8階でございます。
もちろん美術館も楽しいので、(安上がりで)ちょっと気の利いたデートにご使用くださいませ〜。


MAC USP Ibirapuera
火曜日 10 〜 21 時、水曜から日曜日 10〜 18時
月曜休館
Avenida Pedro Álvares Cabral, 1301 (イビラプエラ公園向かいの元デトランビルです。公園に車を停めて、歩道橋で23 de Maio通りを越えると目の前です)
55 11 2648.0254
入場無料

<関連ポスト>
MAC-USPイビラプエラ

2014年7月25日金曜日

MAC-USPイビラプエラ: 子連れにもおススメ!

オスカー・ニーマイヤー建築の元デトランビル内に昨年、50周年を機にビエンナーレ内から移動してオープンしたサンパウロ大学現代美術館(MAC-USP Ibirapuera)


友達が子供を連れて行ってくれたのですが、なんと私の好きなエンリケ・オリヴェイラ(Henrique Oliveira)の展示をやっていたと言うのですよ。で、子供たちも「(オリヴェイラの)トンネル、面白かったー!」と言うので、前から行かなきゃ、と思いながら時間の経ってしまっていたこちらの美術館にやっと行って参りました。


さすがニーマイヤー。カッコいいです、ビル。しかも屋上からの眺めがいい。カフェではもうないですが、上る価値はありますよ。

上から見たオリヴェイラの作品・・・

でもね、聞いて下さい。オリヴェイラ作品が、リフォーム中で入れなかった・・・涙。なんとタイミングの悪いことか。非常に残念です。彼の作品は11月30日まで展示されているそうなので、また行かないと!入場無料ですし。


後、子供が喜ぶのが、グラフィティ作品を市内でもよく見かけるニナ・パンドルフォ(Nina Pandolfo)の巨大猫。これ、お腹とか触ってもいいらしく、楽しい。

ちなみに彼女のインタビューを見たところ、奈良美智とインドネシアの写真家Rarindra Prakarsaに同じビジョンを見るんだとか。忘備録まで・・・

2014年7月19日土曜日

[W杯]笑えるか?度量の問われるコンチネンタルの広告


ドイツのタイヤ会社、コンチネンタルの新聞広告・・・訳させていただきます。
「すべてのドイツ人同様、コンチネンタル・タイヤは、ブラジル人を尊敬し尊重します。

緑と黄色の国家の愛国心を盛り上げるために、ブラジルを表すシンボルをコンチネンタルの販売店に持ってきた人全てが、タイヤの購入時に7%のディスカウントを受けることができるようにします。

結局、この国のように大きな国家は、常に未来へ向けて進まなくてはいけないのです。なぜなら、そこで次の勝利に出会えるからです。

コンチネンタル・タイヤ
今までで一番、このブラジルで活動することを誇りに思う。」

背景は、あの7対1でブラジルを下した試合会場。これを厭味と取らず、笑えるユーモアのセンスがブラジル人にはある・・・と信じます。

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2014年7月18日金曜日

ブラジルにいて良かった!TOM JOBIM – 20 ANOS DE SAUDADE

昨晩から、カイシャ・クルトゥラル(Caixa Cultural)で、”TOM JOBIM – 20 ANOS DE SAUDADE(ジョビンがいない20年)”と題された、アントニオ・カルロス・ジョビン没後20年を記念したフリーコンサートが4晩に渡り開催されています。



昨晩、日中並んで無料入場券を入手したJOJOSCOPEジョーさんに誘っていただき、なんとパウラ・モレレンバウム&ジャックスモレレンバウムのライブに行ってきました!このご夫妻、坂本龍一とのコラボアルバム「カーザ」を一時、東京で毎日のように聞いていたこともあって、すごく期待して行きました。そして、期待を上回るすっばらしいショーでした!いやあ、こんなショーが、無料で見られるなんて、ブラジルいて良かった!



ちなみに、日中劇場前で配られた(1人2枚までで、30分で全80枚なくなったそうです)入場整理券を持った人が先着順に入る、という仕組みだったのですが、「セー近いしな」と余裕をかましていたら、なんと大渋滞に引っかかり、動かなくなってしまいました。やばい!と思った私は、運ちゃんの俺はこのまま動けないのに・・・というぼやきを無視して降車し、ブリガデイロ通りから走ることに・・・やっと着いたセー広場で、カイシャ・クルトゥラルはどっち?と聞いても、付近の店の人にさえ「知らない」と言われ続け・・・、あ!軍警察の集団だ、分かるはず!と、彼らの背後から息切らせて「すいませーん」と声かけたら、一番近い1人が銃抜きかけた!こえー。でもハンズアップの私の姿見たら苦笑いして、親切に教えてくれました。で、そこからまた猛ダッシュ・・・。

素敵なボサノバコンサートなのに、汗だくでぜいぜい言いながら到着しました。
週末は大丈夫ですかね?本日お出かけの方、気をつけて下さい。

なお、プログラムは下の通りでした。

Paula Morelenbaum (ヴォーカル), Jaques Morelenbaum (チェロ)
Marcelo Costa (パーカッション) e Lula Galvão (ギター)
曲目: Surfboard | Samba de uma nota só | Brigas nunca mais | Águas de março | O grande amor | Sabiá | Insensatez | Falando de amor | Vivo sonhando | Desafinado | Só tinha de ser com você | A felicidade | Gabriela | Chega de saudade | Outra vez | Retrato em branco e preto | O morro não tem vez | Ela é carioca | Água de beber | Amor em paz | Wave

最後は、パウラ嬢が「もうひとつのブラジル国歌」と呼ぶA Felicidadeを観客と合唱して終わりました。ブラジル人はもうあんまりボサノバ聞かないよー、なんて言われますが、さすがにここに来ていた人は、みんな歌えますね。

しかしこの「Tristeza nao tem fim, Felicidade sim (悲しみに終わりはないが、幸せにはある)」という切ない歌詞・・・「こんな繊細なことを書ける人がいる国は、素晴らしいに違いない」と惚れ込んで移住してきた友人の話を持ち出すまでもなく、いやいや、ブラジルの良さを感じた晩でした。

サイン入りCD自慢

しかも、終了後、ご夫婦と握手したり写真撮ってもらったり、CDにサインしてもらったりもできて、いやはや満喫しました。パウラさんなんて、私が日本人だと分かると「おつかれさま〜」と日本語で声をかけてくれましたよ。来週、日本へ行くんですって。
8月3日ブルーノート東京で演奏するそうです。東京の皆様、この機会にぜひどうぞ!

サンパウロのみなさんは、こちらをチェックしてみては?

CAIXA CULTURAL, São Paulo | Praça da Sé, 111, São Paulo
www.caixa.gov.br/caixacultural
tel. (11) 3321-4400



2014年7月16日水曜日

[W杯] ファッションでも優勝?!ドイツ選手団

しつこくW杯の話題ですが・・・優勝後、スタッフが着用していた「Obrigado Brasil pela Copa Maravilhosa(すばらしいワールドカップをありがとう、ブラジル)」と背中に入ったTシャツに、「完璧すぎっ!」の声があがっているドイツチーム。

レーヴ監督をはじめ、選手の旅行着など、妙にエレガントな服も話題になっていました。
実は、こちらもドイツのブランド、Hugo Bossがプロデュースしたそうです。
 えらいきまってますね。
(写真は全て広報用)

ドゥンガ監督は、アレキサンドレ・ヘルコビッチのコートが話題になりましたが・・・フェリポンは・・・、まあ、ファッションじゃないと。

 [Fonte: David Gray / Agência Reuters]

上記とか、「こんなとこにも差が」なんて叩かれています。
ブラジルが勝っているときは サッカー監督に「ふさわしいスタイル」と愛されていたのに。可哀想なことです。

2014年7月14日月曜日

【W杯】終了・・・取り上げられるのは、屈辱のドイツ戦

W杯、終了しましたね。ブラジルでは、ドイツ戦が終了した時点で多くの人が興味を失ってしまった/もう見たくない、と、あちこちで飾りも片付けられ、一気に盛り下がった今大会・・・。「案の定」3位決定戦でも、オランダに1点も返せず、敗退してしまいました。

これが日本だったら、銅メダルをかけて、大いに盛り上がるところですが、まあ、期待値の問題なのか、ドイツに打ちのめされた衝撃が大きすぎて、あまり本気で応援できる人がいなかったようです。

一方、準決勝の対ドイツ戦は、世界の注目を集めました。ソーシャルネットワークの値も顕著で、Meio&Mensagemオンラインの記事によると、Facebookでは、6600万人のユーザーが、ポスト、「いいね!」、シェアという2億ものアクションを起こしたそうです。ブラジルだけでも1600万人が合計5200万のアクションを起こしました。ツイッターでも過去最高の3560万もの関連ツイートがありました。

昨日のニュースエンターテイメント番組「ファンタスティコ」でも紹介されていましたが、ブラジル人のポストは、自国のあまりの結果を皮肉るユーモアの効いたものが多くシェアされていったようです。
 「リプレイだと思った。」「ドイツの追加点だった」


 「いいゲームだね」


 「ごめんね、ジルマ、でも私はユーロで支払ったの」


 「我が家では普通の(試合)だよ」(貼付けたノートはブラジル0×ドイツ0)


 「対ドイツ戦 ブラジルのプランB」
 
 「庭に行くのが恥ずかしいんだ。俺のジャーマンシェパードが、俺のこと笑ってるんだ」


企業もこの機を逃しません。

ドイツの7点目にアップされたPaddy Powerのポスト

また、スポンサー企業も対応に追われました。

 コカコーラブラジル:咽に結び目があるような(咽が詰まった)気持ち

 マクドナルドブラジル:マックフライを全部食べちゃったのに、まだBBQソースが残ってるのと同じ気持ち:(

oi(携帯電話会社):フォーカス、ブラジル。まだアルゼンチンに勝てることを忘れないで(結局、オランダが負けて、ブラジル対アルゼンチンは叶いませんでしたが)

そんな中でもエレガントなドイツ企業・・・アディダス。

3位決定戦は、一般にスルーされた感があります。決勝でさえ、いかにも決勝に相応しい試合で、しかもドイツの勝利だということもあり(アルゼンチンではなく)、それほどの話題にはなりませんでした。

ただスポンサーは、ブラジルの敗退後、前向きなメッセージを次々と発信しています。

例えば、コカコーラブラジルは、1950年の「マラカナンの悲劇」(自国開催のW杯決勝で、ウルグアイに逆転負けしたこと)を知るFabio Gonçalves氏を起用。(あの時は、ショックだったけど、その後「父となり、祖父となり、ブラジルが5度目の優勝を飾るのを見た。」若い世代に「ぜったいにブラジルが優勝を飾るところを見られるはずだ」というメッセージを送るもの。ちなみにこちら、JWT作です。



他にも、Sadia、イタウ銀行、ネスレなどが、この負けは忘れて一緒に未来へ踏み出そう、的なメッセージを出しています。

(写真はMeio&Mensagem記事TecMundoより)

これが好感をもって受け止められているかは、まだ分かりませんが、本日W杯明けの月曜日、なんだか、あっという間に普通です。

そういえば、昨日のファンタスティコのベルリンとの中継で、ブラジルの司会者が「ドイツは時差のため、真夜中ですが、優勝を受けて、今も盛り上がっているはずです!では、現場から!」と繋いだのですが、ベルリンでは「明日は普通に会社があるので、夏休みの学生以外はだれもいません・・・」とレポート。
いやあ、これ、ブラジルが優勝していたら、昨晩は朝まで盛り上がり、今日は1日仕事になりません〜となっていたところなのに。残念なことですね。

2014年7月11日金曜日

Vik Muniz氏インタビュー こぼれ話

やーっと「KINARI」が届きました。で、ヴィック・ムニーズ氏のインタビュー時のこぼれ話を書いていないこと、思い出しました。

ヴィックさんと言えば、やっぱり映画、「ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡」が印象的なアーティストです。
「黄色、入るといいんじゃない?」とこちらで笑顔を作ってくれたヴィックさん。

すごいフレンドリーで、すごいよくしゃべってくれました。でも、思いつきでしゃべっているのではなく、普段からいろんなことに興味をもっていて、よ〜く物事を考えている印象を受けました。

ガービアにあるスタジオは、リオの自然を満喫できるとても美しくすてきな環境です。ニューヨークにも拠点のあるヴィックさんは「ニューヨークの仕事人のクオリティは、無くてはならないものだけど、寒さだけは好きになれないんだよー。冷えていいのは、ビールだけさ」と、リオの拠点も大事にしているご様子。

窓からの風景。緑がいっぱい。

で、あーちこちに作業中の作品や過去の作品が飾られていました。

ボードに証明写真なんかと一緒に磁石で貼付けられたリオを描いた作品

新作用の古い写真の山。アシスタントに指示中。


新作のための習作ホイッスラーの「ブラック・ライオン埠頭」

アルミワイヤーで描いたこちらを撮影しています。

日本が大好きだというヴィックさん。折り鶴で震災復興支援もしてくれました。

そんな彼が考える日本の良さは、「日本人の子供のようなところ」だそうです。「え?子供みたいなのは、ブラジル人じゃない?無邪気さとか好奇心とか・・・」と説明を求めたところ、彼の深い洞察が聞けました。

例えば「日本人は、子供みたいに1つのことに夢中になって、1人でも没頭して、極めるまで長い時間を過ごすところがある。」
「あの人は、机の話だけで2時間もしゃべるんだよ〜」とか、わりとブラジル人に笑われるんですが、確かに日本人の特徴の1つのような気がします。「すきやばし次郎」のドキュメンタリーを見て「玉子焼きだけに何年かかるのよ?」と敬意を通り過ぎて、半ば呆れられるのにも通じるような。

他にも「子供みたいに、新しいものにすぐに手を出すけど、古いものも捨てられない。」だから、東京は未来都市の面と伝統が同居しているに違いない。多分、日本人は全く違和感を感じずに、古刹やビル群や伝統芸能やスーパーモダンな地下都市を行き来している、と。なるほど。

また、自分が子供になった気もすると。「文字が読めないのはもちろん理由の1つだけど、スーパーなんかに行くと、子供向けの商品だけじゃなくて、総菜も洗剤もあらゆる商品がかわいいキャラクターと共に話しかけてくるなんて!楽しい!」で、「日本人は子供の心を持っているから」につながると。確かに言われてみれば、なーんにだって、キャラが付いていて賑やかです。

だから、ブラジル人とは、気が合うと思うんだよ。お互い子供らしさを存分に残したユニークな国民性なんだよ、と。
日本人の印象として「真摯」「誠実」「努力家」などオトナっぽい形容を多く聞いていたので、とても新鮮でした。でも、妙に納得してしまいました。

ね?

みなさんはどうですか?

2014年7月10日木曜日

[W杯]対ドイツ戦以降のブラジル人の心境

ブラジル・ドイツ戦、ひどかったですね。朝から緊張感があった火曜日。試合を多くのブラジル人と見ましたが、その意気消沈ぶりときたら、ひどいものでした。ハーフタイム前に少年は泣き出し、「まだまだ時間はあるさ」とある意味、現実逃避していた青年も「6回目のチャンピオン」を皮肉って「6ゴール!」と歌い、最後はドイツのゴールに拍手を送るやけくそぶり。

ベロリゾンチのスタジアムで観戦していたブラジル人は、「ホラー映画を見ているようだった。子供たちが泣きじゃくり、女性が叫び、男性も頭を抱えて、誰もが信じられない恐ろしい事態を目の当たりにしてしまった」「どれだけ、ここではなく、家でTVを見ていたら良かったと思ったか・・・」とのこと。

ペルーのバーで観戦していた夫も「ペルー人に囲まれて応援されていたのに・・・恥ずかしくて、おかしくなりそうだった」と。

ここ数日で一番多く聞いた単語が「humiliado(恥をかかされた)」「vergonha(恥ずかしい)」で、負けるかもしれないと思っていたけど、ここまでとは・・・と落ち込んでいます。セレソンや監督への怒りではなく、悲しみでとても静かです。

後ろ姿が切ない・・・

ちなみにドイツ人の夫を持つブラジル人が舅、姑も一緒にドイツ人の中に1人で観戦していたので、様子伺いに電話したところ、ドイツ人夫が電話に出て「うわぁっははっは〜いやいや、悪いね〜」と鼻息荒いこと・・・そして「まあ今晩は家から出ないよー」と言っていました。が、あの晩、ドイツ人に立ち向かえる人はいなかった気もします。

で、昨日のアルゼンチン=オランダ戦。「まずは、(憎き)アルゼンチンを倒してもらって、更には、決勝でドイツを倒してもらおう!」と多くのブラジル人が、オランダに声援を送りました。

スタジアムでは、"Mil gols! Mil gols! Mil gols! Mil gols! Mil gols! Só o Pelé! Só o Pelé! Maradona cheirador!(1000ゴール!1000ゴール!ペレだけさ!マラドーナは(コカインを)嗅ぐ奴さ!)"という応援歌?がブラジル人により繰り返し歌われたそうです。

私は、今度はオランダ人と一緒にファミレスで(子連れなもんで)観戦しましたが、アルゼンチン人のテーブルが1つありまして・・・残念な結果で店を出る際、お店の姉さんが、「あのアルゼンチンの人たちにサーブするのイヤよぉ」と我々にぼやいていました。

そう、ホームでのW杯がアルゼンチンの優勝で終わるのは、ブラジル人にとって耐えられないことなのですよ。これだけ投資して、宿敵アルゼンチン人がブラジルでのワールドカップを制覇?!
今のブラジル人の合い言葉は、「ドイツを応援しよう!」です。あんなにオランダ人に敵を討ってもらう気でいましたが、いやいやいや、アルゼンチンを倒せるのは、ドイツしかいないと言うことで。

関連して注目を集めているのが、こちら、ドイツ代表のプロモーションビデオ。


バイーア州サントアンドレでのキャンプで、ドイツの選手がトレーニングに励むだけではなく、ブラジルを満喫している模様を撮っています。このキャンプ、ドイツの投資家が資金を出し、最高の環境に施設を建築。しかも道路まで通したものです。思いがけない恩恵を受けたこの地域の住民は、もちろん彼らを大歓迎。ビデオを見たブラジル人も「すばらしい。尊敬する。」「優勝に値する」とすっかりファンになっています。

ブラジル人スポーツマーケティング関係者は、「これぞすばらしいPR戦略」と絶賛。
フェリパンがプレス団に対して「おまえらくたばれ」的なコメントを発している一方、ドイツは、まずプレスに邪魔されない環境を整えた上で、「ブラジルを愛するフレンドリーで真摯なドイツ人選手」を上手にPR。W杯中盤には、多くのブラジル人が「ブラジルが優勝しなかったらドイツに優勝して欲しい」と言うようになっていました。

キャンプ地一つとっても、気候やロジはもちろん、PRまできちんと考えられたところに、ドイツのすごさがあるようです。

いやあ、週末、どうなるでしょうか。アルゼンチンが優勝したら、恐ろしいことになると、誰もが危惧しています。ああ怖い・・・

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2014年7月8日火曜日

ずーまだんけ@サンパウロ日本祭り2014

  第17回日本祭(Festival do Japao 2014)が、7月4、5、6日の日程で開催されました。 今年は、最終日の日曜に行ってきましたが、すごい人!非日系人8割くらいでしょうか。

 フォークダンス踊ってました。なぜ「オクラホマミキサー」?


もう郷土食エリアとかいっぱいで入れない。残念です。あと、ダイソーブースがすごい人気。それにキティと写真を撮るコーナーも列ができていました。

タイミングよく見ることができたのは、けん玉パフォーマンスコンビ「ZOOMADANKE (ず〜まだんけ)」 のショー。音楽に乗せて、パフォーマンスをするのですが、近くで見るとなかなかの迫力です。
それにしても「SOLIDEMO」に続き、なんか、すげえ日本っぽい。やっぱ日本の男子ってブラジルで見ると独特なのかも。日系ブラジル人の男子とは、ぜーんぜん雰囲気が違う。

10歳の年齢差があるそうですが、年上の方のソロの度、ファンらしきブラジルの女子1名が、すげえきゃあきゃあ言ってました。


コダマンさん

イージーさん

日本=けん玉、ってあんまり考えたことなかったですが、結構、受けていました。面白い目の付け所ですよね!