2011年3月23日水曜日

人口の53%がCクラスに

今日のmetroという道で配っている新聞に気になる記事がありました。

Observador Brasil 2011(Cetelem BGN)によると、昨年、人口の53%、1億9179万人が2010年、ミドルクラス(classe C)となったそうです。また、2009年に3021万人だったABクラス(classe AB)は、2010年には4219万人にまで増えたそうです。

2005年から2010年の間に人口が5.35%増加したのに対して、ミドルクラスは61.12%、ABクラスは59.7%増えたそうです。

更に調査に寄ると、2010年は全てのクラスで月収が増加したため、前年に比べ、R$165/月多く消費したそうです。その内容は、保険、私設の老後貯蓄プラン、家賃、衣類、医療保険とのこと。インタビューした48%が2011年は、前年より多く消費する予定で、その対象は、家庭用品、家具、装飾品、娯楽だそうです。
ブラジルは、元気がいいですね!

metro Sao Paulo 2011/3/23 PDF版

2011年3月22日火曜日

ウミガメの赤ちゃん、海へ

カーニバル休暇は、バイアで過ごしました。州都のサルバドールから車で1時間ほどのところにある、プライア・ド・フォルチ(Praia do Forte)側のビーチハウスにいました。

観光客プライア・ド・フォルチにある、海亀保護プロジェクト(Projeto Tamar Ibama )施設へ出かけたところ、ちょうど、海亀の赤ちゃんの放流を行うとの事。卵が埋まっている場所には柵があって、前の晩に卵から孵った海亀の赤ちゃんが、勝手に遠くへ行ってしまわないようになっています。

海カメで、係の人が手で砂を掘り起こし・・・ぐるりと周りを囲む見物客に、「いましたー」と見せてくれました。
その後、カメの赤ちゃんを更に近くで見せてくれます。前列にいる子供たちは、触らせてもらったりもして大喜びです。うちの子も喜んでいましたが・・・君も触ってみよう!コーナーのウミウシとどっちが喜んでいたかと聞かれると微妙・・・。

カメの赤ちゃん時間がなくて、海へ放すところまで見ていられなかったのですが、なかなか貴重な経験でした。体長10センチほどの彼ら。早く大きく強くなって、カメらしく長生きするといいなあ、と。

2011年3月16日水曜日

震災に負けない日本

ブラジルでのんびりカーニバル休暇・・・やってる場合じゃなかったです。日本は大変なことになっていますね。
ブラジルでも、毎日のように、東北関東大震災関連のニュースを放送しています。やっぱり福島原発の現状が最も注目されています。また、出稼ぎなどで日本に滞在している(主に日系)ブラジル人の安否やブラジル政府の対応についても日々進捗が伝えられています。
日本政府の対応に関しては、「情報を隠しているのでは?」というより「他の国が騒ぎ過ぎなのかも」と比較的好意的な伝え方が多いように思います。今晩のジャーナル・ナショナルという最も視聴率の高い(常に30%台だとか)グローボ局のニュース番組では、「日本人の落ち着きぶりはすごい。関東では、水道水が汚染されていて飲めないと言われ、食料やガソリンも不足しがちだというのに、スーパーやガソリンスタンドでみんな列を守っているし、騒いだり、盗んだりする人がいない。道だってキレイ」と感嘆していました。
すごいなあ。
関連して、友人からもらったメール「Subject: 日本は、すてたもんじゃない」の一部紹介します:

---(転載開始(一部カット))---
●駅●

終夜運転のメトロの駅員に、大変ですねって声かけたら、笑顔で、
こんな時ですから!だって。捨てたもんじゃないね、感動した。

東横線の車掌さん、アナウンスで
「大変なことになってますが、ここが頑張りどころです。
みんなで力を合わせて乗り切りましょう!」
と。たぶん、マニュアル外だと思う。

駅員さんに「昨日一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」って
言ってる小さい子達を見た。駅員さん泣いてた。

●帰り道●

一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、
誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。
複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、
10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。
恐怖と同時に心温まる時間で、日本がますます好きになった。

道を歩いて帰るときに、トイレのご利用どうぞ!と書いたスケッチブックを
持って、自宅のお手洗いを開放していた女性がいた。

昨日、歩いて帰ろうって決めて甲州街道を西へ向かっていて
夜の21時くらいなのに、ビルの前で会社をトイレと休憩所として
解放してる所があった。社員さんが大声でその旨を歩く人に伝えていた。
感動して泣きそうになった。いや、昨日は緊張してて泣けなかったけど、
今思い出してないてる。

昨日の夜中、大学から徒歩で帰宅する道すがら、
とっくに閉店したパン屋のおばちゃんが無料でパン配給していた。
こんな喧噪のなかでも自分にできること見つけて実践している人に感動。
心温まった。東京も捨てたもんじゃないな。

昨日青葉台駅で帰宅困難者が溢れる中、車に乗ってる人が
「○○方面の方どうぞ!」って行って車に乗せてた。
「困った時はみんな一緒ですから!」って言ってた。超感動したの思い出した。

●ホームレス●

ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの人達が寒いから
敷けって段ボールをくれた。いつも私達は横目で流してるのに。
あたたかいです。

●お年寄り●

来る時に電車で聞いたおばあちゃんの会話。
「警察が電気足りないから電気(灯り)消せって」
「私たちは御国のために電気消して過ごすのは慣れてるのよ。
今回は頭の上に爆弾降って来るわけじゃないんだもの、喜んで消すわよね」
周囲の人々一瞬しん・・・となる。涙が出そうになった。

被災地から救出された80歳過ぎであろう男性。
笑顔で「大丈夫!大丈夫!チリ津波も体験してるし、再建しましょう!」と。
悲しみの声を聞き出そうと食い下がる記者に
「そんなこと言っても仕方ないでしょ」と笑顔。
隣にいたご婦人も「みっともない格好撮らないで」と。
日本を築いてきた方達は凛々しい。

●若者●

バイト先に若いお兄さんたちが軍団でお酒を買いに来たんだけど、
その中の一人が「やべえ、オレお酒のためにしかお金持ってきてないから
募金できん。ちょっとこれ買うのやめるわ」って言って商品返品して
そのお金全部募金してた。お友達も続々と募金しててすごい感動した。 すごいよ

今日、募金箱に金髪にピアスの若い兄ちゃんが万札数枚入れていた。
そしてその友人に「ゲームなんていつでも買えるからな」と言っていたのが
聞こえて私含め周りの人達も募金していた。
人は見た目じゃないことを実感した。そんなお昼でした。 この話感動しました。

千葉の友達から。避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と
漏らした時、横に居た高校生ぐらいの男の子が
「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」
って背中さすって言ってたらしい。大丈夫、未来あるよ。

●子供●

2歳の息子が独りでシューズを履いて外に出ようとしていた。
「地震を逮捕しに行く!」とのこと。
小さな体に宿る勇気と正義感に力をもらう。
みなさん、気持ちを強く持って頑張りましょう。

●海外の反応●

外国人から見た地震災害の反応。物が散乱しているスーパーで、
落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を
払って買い物をする。運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。
この光景を見て外国人は絶句したようだ。本当だろう、この話。すごいよ日本。


ありがとう、インディペンデント紙。
こんなこと日本の新聞がやったか。>http://twitpic.com/491e7k

http://twitter.com/#!/tamishop/status/46866695163359232


朝日新聞より。中国メディアで日本民衆の冷静さに感慨といった記事相次ぐ。
普段は日本に厳しい論調だが、「地震後の東京では、男性が女性を助け、
ゴミ一つ落ちてない」と紹介。中国中央テレビは被災地に中国語案内が
あることを紹介。「外国人にも配慮をする日本に、とても感動した」と締めくくる。



本当に感動。泣けてくる。
⇒BBCめっちゃ誉めてる。地球最悪の地震が世界で一番準備され
訓練された国を襲った。その力や政府が試される。犠牲は出たが
他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう。
日本人は文化的に感情を抑制する力がある。


ドイツ人の友達が地震が起きた時に渋谷に居て、
パニックになっていた所を日本人に助けてもらったらしく、
その時の毅然とした日本人の態度や足並み乱さずに店の外に出て
やるべきことを淡々とこなす姿にひどく感動し、
まるでアーミーのようだったと言っていた。


CNNに登場した千葉在住の米人学生
「私は混乱したが、まわりの日本人は違う。落ち着いて周りの人で
声を掛け合っている。お互いの状況を確認し励ましあい助け合う。
日本人は偉大だ。日本は大丈夫だ」
パニックを期待したCNNアンカーちょっとガックリ・・・

CNNの専門家の言葉
「日本の国民はミラクルだ。被害は確定しないが、
他国だったら数倍の被害になっていただろう。
ハイチの500倍以上の威力の地震で津波到達まで5分しか時間ない中で、
信じられない対応だ。この国民には常に準備がある。
この国は常に事態に準備ができるのだ」


●まだまだたくさんあります●

日本人すごい!!こんな時にも山手線ホームできれいに整列してる …涙。
有楽町駅を上から眺む。


サントリーの自販機無料化softbankWi-Fiスポット解放、
色んな人達が全力で頑張っててそれに海外が感動・協力してる。
海外からの援助受け入れに躊躇したり自衛隊派遣を遅らせたりしてた
阪神淡路大震災の頃より日本は確実に強い国になってるんだ。みんな頑張ろう。


日本は強いです!大阪難波の献血施設は被災地の方の為に超満員の
順番待ちでした。私欲の無い列を初めて見ました。感動しました。
被災地の方々、全国でその辛さを受け止めます。諦めずに頑張って下さい!


国連からのコメント
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。
今回は国連が全力で日本を援助する。」

---転載終了---

一刻も早く、状況が好転すること、祈っています。

2011年3月1日火曜日

サンパウロ ツーリストインフォメーション

イ公園アヴェニダ・パウリスタの道路上にあったインフォメーションブースは、同大通りの新しい公園内に移動されました。オープンと同時に掲載しようと思いつつ、写真を撮るまでに時間がかかり、既に半年以上経ってしまいました・・・。



インフォメーションサンパウロの地図はもちろん、開催中のイベントや展示情報なども得られますので、観光の初日に立ち寄ってみては?MASPの向かい辺りです。