また、この系統で大人気なのが、「オッチ・ホール(Hot Roll)」。「日本食、大好き!特に、オッチ・ホール!」と言われても、長らく何のことか分からなかったのですが、「オッチ・ホール」=「Hot Roll(ホット・ロール)」。英語のポルトガル語読みで、巻き寿司の天ぷらに甘いタレをかけたものだと判明しました。輪切りになったオッチ・ホールの上にトマトやイチゴがトッピングされたものもあります。トッピングは、甘くてびっくりするかもしれませんが、オッチ・ホール自体は、意外とおいしいものです。
ちなみに寿司ネタとして、イチゴやキーウィ、メロンなどの果物が使われることも珍しくありません。アメリカ生まれのカリフォルニア・ロールは、ブラジルに来て、カニカマ・キュウリに加え、アボカドではなく、マンゴーが入ったものとなりました。こちらも、悪くないです。
また、テマケリア(temakeria)と呼ばれる手巻き専門店もあります。これは、夜遊び前後に若者が立ち寄るようなお店という位置づけです。手巻きの具は、ネギマグロやサーモン&クリームチーズなどに加え、「シメジ」と料理名になっているシメジのバター醤油炒めや、イカリングフライなどもあります。いずれの具にしても、ぎっしり詰まっていて、1本でハンバーガーを食べたような満足感が得られます。
日本でも流行りそうな気もしますが・・・どうでしょう?
まあ、でも別物ですよね。丁寧に仕事してある、日本のすっごい旨い寿司、食べたいです・・・。
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