ブラジルにおけるフランス年、ということでピナコテカ(Pinacoteca)でマティス展、"Matisse Hoje"が開催されています。家にしばらく滞在していたサルバドールの友人が出掛け、「20分待ちだったけど、すごく良かった」と言っていたので、木曜の午前(!)に行って参りました。
なんでもアンリ・マティス(Henri Mattise)の作品展示は、南米初のことだそうです。時代を追う形で40点が展示されています。作風がだんだんシンプルになっていくのが興味深かったです。途中に、写真のような、カラフルでシンプルなフランスの若手アーティストの作品もありました。
また、セレスト・ブールジエ=ムジュノ(Céleste Boursier- Mougenot)の作品も1階の入り口にありました。このスペースは、いつもちょっと珍しい大きなインスタレーションが展示されています。今回は、3つの青いプールに様々なサイズの白い陶器のお椀が浮いている、というものでした。プールには流れがあって、お椀がぶつかり合います。その音が美術館中に響いて、気持ちのいい作品でした。ちょっと風鈴を思い出しました。
それから、ベアトリス・ミリャーゼス(Beatriz Milhazes)の作品も1点ありました。おそらく常設なのでしょうが、初めて見ました。ポール・スミスのバッグやブラジルのチョコレートのラッピングなんかがコラージュに使われていました。ちなみに彼女の作品は、活動中のブラジル人アーティストの中で最高値がつくそうです。
2009年9月12日土曜日
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