テアトロアルファの今期4作品目は、台湾のダンスカンパニー「林 懐民 クラウド・ゲイト舞踊団(雲門舞集)」の「狂草(WILD CURSIVE)」でした。
Cloud Gate Dance Theatre of Taiwan オフィシャルサイト
http://www.cloudgate.org.tw/eng/
「狂草」とは、究極の書体、書法の頂点と言われる草書のことだそうです。この書法の精神を表現した舞台でした。お寺の鐘や、風、虫、海など、静けさを更に引き立てる音。大きな書道用紙が天井から何枚も吊るされ、紙面に墨が流れてきます。黒いシンプルな衣装のダンサーが太極拳と気功と格闘技を合わせたような、いかにも東洋!の身体表現を繰り広げます。しなやかで強いアジアの女の人に見惚れました。
特に美しいなあ、と思った場面は、黄色い照明の中で5枚の用紙に映った女性ダンサーの影が同じ動きをするところ・・・観音像とか天女像みたい・・・でした。
お勧めです。
2007年10月26日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿