2007年12月12日水曜日

ブラジル映画「フランシスコの2人の息子」

「フランシスコの二人息子 - ゼゼ・ヂ・カマルゴとルシアノのストーリー (2 Filhos de Francisco - A Historia de Zeze Di Camargo e Luciano)」 という映画、日本でも上映したようですが・・・ご存知ですか?日本にいたときから気になっていたのですが、やっと先ほどDVDを見ました。
ムジカ・セルタネージョ(musica sertaneja)もしくはムジカ・カイピラ(musica caipira)と呼ばれるカントリー・ミュージックデュオ「ゼゼ・ヂ・カマルゴとルシアノ」の実話を基にした作品です。この手の音楽は、ちょっと苦手・・・と思っていたのですが、たとえ音楽が好きじゃなくても楽しめる映画でした。
サイトで、音楽の試聴(ページ上部の"Ouca trechos das musicas do filme"をクリック)とトレーラーを見ることができます。

舞台は、70年代前半のゴイアス(Goias)州の田舎町から始まります。その後、州都ゴヤニア(Goiania)(←美人が多いと噂の)へ移るのですが、DVDの監督インタビューであったように「ノーデスチ(北東:バイアなど)やスデスチ(南東:リオ、サンパウロなど)じゃない、ブラジル内陸」の映画なので、ブラジルの観光案内なんかじゃ絶対に使われない、貧しい田舎、といったブラジルの顔が見られます。あ、サンパウロも最後、ちらりと出てますが、まあ、そのままです。

「セントラルステーション(Central do Brasil)」や「シティ・オブ・ゴッド(Cidade de Deus)」よりヒットした!ということなんで、興味のある方は是非・・・。

そういえば、余談ですが、この前夫が「飛行機、隣の席、ラランジーニャ(Laranjinha)役の俳優(Darlan Cunha)だった・・・でかくなってた・・・」と言ってました。羨ましいような・・・なんかびびりそうな気も・・・。
まあ、でもでかくなるはずです。最近公開された、「シティ・オブ・ゴッド」の続きでTVシリーズもあった、"Cidade dos Homens"(訳は「シティ・オブ・メン」でいいんでしょうか?)という映画では、18歳の役ですもん。しっかし、この映画、思ったより早く終わったようで、なんと見逃してしまいました。うーん、DVDを待つしかないんでしょうか・・・。

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