2008年2月25日月曜日

ブラジルの復活祭 Pascoa

オヴォ・デ・パスコア カーニバルの次に来るブラジルのイベントと言えば・・・パスコア(Pascoa)。英語で言うイースター、つまり復活祭です。2008年は3月23日がパスコアにあたります。

2月半ばに入るとスーパーなどの店頭に、パスコアの時に贈りあうチョコレートで出来たイースターエッグ、オヴォ・デ・パスコア(Ovo de Pascoa)が並び始めます。





ovo de pascoaディスプレイこのオヴォ・デ・パスコアのディスプレイは、ゲート状にするのがお決まりらしく、柱部分や天井部分から、派手に包装されたチョコレートの卵がにょきにょきと生えている感じになります。欲しい人は、それを摘み取ってレジへ。
通常スーパーで見かけるサイズは、ゴルフボールくらいからラグビーボールくらいまでです。
チョコレート卵の中身ですが、だいたいまたチョコレート・・・ですね。たまに、ミニカーとかのおもちゃもあるようですが。




パスコアディスプレイお菓子の会社もこの商戦、力が入っているようです。有名どころだと、ネスレ(Nestle)ガロト(Garoto)ラクタ(Lacta)あたりがキャンペーンサイトも用意してがんばっています。お暇な方は、ゲームもどうぞ。
ガロト:スペースキーを押して、オヴォ・デ・パスコアを集めるゲーム。
ラクタ:矢印キーでオヴォ・デ・パスコアを集めるゲーム。

塩ダラ売り場ところで、パスコアといえば、チョコレート以外にもう一つ、大事な食べ物があります。それは、塩ダラ(bacalhau:バカリャウ)。塩ダラは、ポルトガル人の好物だったことから、今でも北欧から輸入され、ブラジルに定着しています。特にこのパスコアには、家族や友達を招いて、塩ダラ料理を食べたりします。
しかし、料理の苦手な人が初挑戦!と選ぶアイテムではございません。塩抜きの出来ていないバカリャウ料理を出されたパスコア昼食会は、未だに忘れられません。ガラスを食べたら、こんなだろう、という、耐えられない喉の痛みでした。ああ、おそろしやぁ。

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