金曜の夜、現代ダンス・シーズンの一環としてテアトロ・アルファに登場したのは、「リオ・デ・ジャネイロ市立劇場バレー団(Ballet do Theatro Municipal do Rio de Janeiro)」。
1927年、マリア・オレネワ(Maria Olenewa)が、創立したブラジル初のバレー学校がベースのこちら。現在は、常時100人のフルタイムのバレリーナを抱えるブラジルで最も権威あるバレーカンパニーです。
「Gala Roland Petit」と題された上演作は、ローラン・プティ振り付けの「アルルの女(L'Arlesienne)」と「カルメン(Carmen)」。インターバルをはさんで2作です。久しぶりにクラッシックバレーをみました。
1作目は、誰もに祝福される幸せな新婚さんだったのに、夫が禁じられた昔の恋人を忘れられず、どんどん奥さんに冷たくなり、終いには自殺してしまう、というお話です。
2作目は、ジプシーのカルメンを逮捕に来た警官、ドン・ホセは、酒場でカルメンに誘惑され、一夜を共にする。そして、唆されるまま強盗殺人を行うほど骨抜きにされてしまう。その後、カルメンと闘牛士の誘い合う現場を目撃し、嫉妬に狂ったドン・ホセは、カルメンを刺し殺してしまう、という話。
2作を通して思ったこと・・・やっぱり、プリンシパルダンサーは、見た目もよくなきゃダメ!・・・すいません、薄っぺらな感想で。でも、かなり前のいつもの席にオペラグラス持参で行ってますから、尚の事なのです。やっぱりちょっとキモいって小男だと、感情移入できないものですよ。まあ爪先立ちする女性より背が高くて、みた目がよくて、ダンスも素晴らしいってダンサーは少ないのかもしれませんが。ちなみに、今回のドン・ホセ(写真)は私的には合格(・・・偉そう)。
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