春の陽気に誘われ、先週末、イビラプエラ公園へ歩いて行きました。
公園のジャルディン地区側入口には、バンデランチス(開拓者)のモニュメントがあります。馬に乗った開拓者を先頭に、原住民や労働者、神父なんかが列を作る立派なものです。観光スポットにもなっています。
が、こちら、市民の間では「Deixa que eu empurro(俺が押すから)」モニュメントと呼ばれています。というのも、先頭のバンデランチスは馬に乗っているだけで、最後尾のインディオが船を押す労働を強いられているんだから、バンデランチスモニュメントと呼ぶのはどうなんだ、と言う気持ちがあるからだそうです。でも、インディオモニュメントと呼ばず、車が壊れたときに誰かが必ず叫ぶ「俺が押すから」のセリフで呼ぶあたりは、単におもしろがりなだけでは?という気もしますが・・・。
さて、園内ですが、Ipe(イペー)やsuinã(ブラジルデイコ)などの花盛りです。これが新宿御苑なら、カメラ教室に通っていそうなおじちゃんおばちゃんや携帯をかざすカップルが木々を取り囲んでいそうなものです。が、こちらは、木にカメラどころか目を向ける人も少なく・・・がっつり写真を撮ってきましたのでどうぞ。
(イペーピンク、紫、黄色)
(←ブラジルデイコ )
(←ブーゲンビリア )
ちなみに彼らが何をしてるかと言うと、園内のハンモック広場に持参のハンモックを吊るして昼寝・・・気持ちよさそうでした。
2007年9月22日土曜日
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