2007年9月5日水曜日

山海塾@Teatro Alfa

火曜日の夜に、アルファ劇場へ行ってまいりました。シリーズ3回目は、日本の舞踏カンパニー山海塾です。11年前にもオレゴン州の、大学しかない田舎町でまるちゃんと一緒に見たのですが・・・いやあ、そのときは、まさか同じ人と10年以上後に、しかもサンパウロで山海塾を見ることになろうとは・・・思ってもいませんでした。不思議なものです・・・。

珍しく早く劇場に着いたので、スパークリングワインなんぞ飲みながら、観客を眺めることに。歌舞伎柄のバッグ、電話型のバッグ、和風刺繍のショール・・・白塗りの舞踏を見に来る人たちだけあって、面白いファッションの人が多く飽きません。ぼうずと日系人が多いのも目立ちました。

題目は、「かがみの隠喩の彼方へ―かげみ」
http://www.sankaijuku.com/w_kagemi_j.htm
蓮の葉の下で展開される、動きが不気味かつ美しく、すばらしかったです。

山海塾11時間25分は、次の7つのシーンに分かれています。
I. 水底の風
II. まねび 二つ鏡
III. みつめみつめられるひびき
IV. みぎわの光のなかで
V. かぎりない対話(写真上)
VI. エンプティー・トランス
VII. キラル・アキラル 浮遊と沈澱(写真下)





山海塾2特に、IIIのシーンの光の使い方は気持ちよく、また、最終シーンは、みんな大満足で、拍手が鳴り止みませんでした。日本人であることが誇らしくなりました。

ちなみに舞台終了後は、不気味な動きや表情を真似する若い観客があちこちにいました。みんなファンになったようです・・・。

Fotos por Jacques Denarnaud

1 件のコメント:

海苔巻き さんのコメント...

里香ちゃん いつも楽しみして読んでます。友人、知人にも宣伝しといたわ。結構評判いいよ。 里香ちゃん2回も山海塾の演劇見てると書いてあったけど、名前も初めて聞いたという私は日本人として恥ずかしい?海外公演ばっかりしてる劇団?もし機会があれば見てみたいな。