2010年6月2日水曜日

クラッシクコンサート@ Sala Sao Paulo

salaSaoPaulo2こんにちは。ながーいの飛行機の旅を終え、日曜にサンパウロに戻りました。いやはや50日近くブラジルを留守にしてしまったのですが、いつの間にか冬が来たようで、こちらは随分寒いです。時差ぼけもあって、毎日眠い眠い・・・のですが、早速昨晩、サラ・サンパウロ(Sala Sao Paulo)のクラッシックコンサートへ行って参りました。

trainセントロにあるサラ・サンパウロは、ジュリオ・プレステス駅(Estação Júlio Prestes)と隣接しています。というのも、コーヒーと鉄の運搬の目的で1925年に着工されたジュリオ・プレステス駅が完成までに費やした年月は13年。竣工した1938年には、既に車文化が到来していました・・・。持て余した駅スペースの活性化の為に誕生したのが、「世界のオーケストラを招くことができる、ラテンアメリカ最大且つ最新のコンサートホール」なのでした。

そんな偶然?によって誕生したこのコンサートホールですが、歴史ある建物は美しく、ガイド付きツアーも行われています










salaSaoPauloコンサートの行われる夜間も、サラ・サンパウロのある建物はもちろん、側のルス駅(Estacao da Luz)もライトアップされ、なかなか素敵です。こちらは、サンパウロ州立オーケストラ(Orquestra Sinfônica do Estado de São Paulo)のベースでもあり、年間を通してコンサートが開かれているようです。

stage今回、私たちが行ったのは、バーゼル室内管弦楽団(kammerorchesterbasel / Orquestra de Camara de Basel)というスイスのオーケストラと、アルゼンチン生まれの女性チェリスト、ソル・ガベッタ嬢(Sol Gabetta)のコンサートです。実はこちら、今年購入してみたSociedade de Cultura Artisticaという2010年シーズンプログラムの1つで、私はどちらの名前も知らなかったのですが、なかなか素敵でした。
バーゼル室内管弦楽団は、最初に演奏したベラ・バルトーク(Bela Bartok)作曲のルーマニア民族舞曲が素敵でした。ちょっとトニー・ガトリフ監督の映画を思い出しました。
ソル・ガベッタさんは、29歳の若さのフランス系ロシア人。ブロンドを揺らしながら、ラインストーンが胸元に散りばめられたサテンのロングドレスでチェロを弾く姿が実に絵になる、大変ステージ映えする方でした。アンコールでは、歌も聴けました。
次回は、ヨーヨーマ!こちらも楽しみです。

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