会社に勤めると・・・給料は指定口座に振り込まれますが、それとは別に、交通費と昼食費がカードもしくはチケットの形で支給されます。
私の勤める会社では、カードの形です。
今日は通勤用カードの仕組みについてお伝えしようと思います。
カードは空で支給されるので、パン屋とか宝くじ屋に設置されているチャージャーに差し込んで、経理の人が入れた金額を移します。これは、毎月行うことになります。
で、このチャージされたカードをバスのカード読み取り機に当てると、必要な金額が差し引かれます。(SUICAの要領です)
サンパウロの地下鉄やバスは、移動距離に関わらず、一定の金額です。なので、支給されるカードは、日本の定期のように決まった区間ではなく、どこでも使えます。
さらに、サンパウロはBilhete Únicoというシステムが導入されて、このカードがあれば、2時間以内に、小さな差額を払うだけで、バス3回と地下鉄もしくは電車1回に乗れます。
(1回だとR$2.30ですが、乗り換えるとR$ 1,20プラスです。)
http://www.metro.sp.gov.br/aplicacoes/news/tenoticiasview.asp?id=6565FB24G4&categoria=6505D0&idioma=PO&secao=CAMPANHAS
こう書くと、サンパウロは東京より便利な感じもしますが・・・なんせ、地下鉄のカバー範囲が狭いので・・・たしたことないです。
地下鉄マップはこちら↓
http://www.metro.sp.gov.br/informacao/mapa/mapadebolsosite2007.pdf
ちなみに、紙のチケットは、回数券のようなものです。レシフェでは、これでした。
バス停には、これの売り買いをするダフ屋がいつもいました。
「ヴァリアーベーセー」と低い声でいいながら、近寄ってきます。
※アー、ベー、セーはABCで、3種類のチケットを売っているのです。
あと、バスに乗り込んでくる物売りは、このチケットでもガムとかペンとか売ってました。
さすがに都会のサンパウロは、物売りも祈る人も乗り込んでこないし・・・バスの乗客もきちんとしてます。(レシフェは、食べ終えた茹でとうもろこしの芯を窓から投げ捨てる人までいました)
とはいえ、この会社のほとんどの人は車通勤です。バスはまだまだ車の買えない人用、という感じもあるようです。
次回は昼食費についてお伝えします。
2 件のコメント:
なんだか複雑そうだけど、ちゃんと乗り継いで行けてようで安心。それにしても、日本より就職するのに書類多いんだね。
私なんて書類で挫折しそうだよ・・・
Naoさま・・・おかげさまで通勤は大丈夫です。こっちでもやたら道を聞かれて、教えられないので苦痛ですが(苦笑)。
そういえば、昨日、サンパウロで初の流しの歌手・・・というか、ギターをもってバスに乗り込んで勝手に歌う人と遭遇しました。汚いおっちゃんでしたが、結構うまくて、乗客はみんな拍手&小銭を帽子に入れてました。バス通勤の醍醐味です(苦笑)。
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