2012年6月4日月曜日

サンパウロの空港で気をつけること(領事館メールより)

在サンパウロ日本国総領事館からのメールによりますと、2012年4月までサンパウロ州各空港内にて置き引き事件が報告されているだけで、昨年同期間に比べ35%増加の767件発生しているそうです。その内グアルーリョス空港においては513件発生(38%増加),コンゴーニャス空港では114件発生(15.1%増加),ヴィラコッポス空港では140件発生(44.3%増加)しているんだとか。

「犯人は大凡二人組みで高級品を身に着け,カバン,リックサック,時にはパスポートを持っており,到着や出発で込み合う時間帯(午前5時から10時,午後6時から11時)のキャッシュデイスペンサー,レストラン,自動チェックイン機付近で荷物から気が離れて,機械に集中している人をターゲットとし犯行を繰り返している。」とのことで、空港での注意事項は次の通りです。

1 到着の際カバンのチャックが開けられていないか確認する。
2 特に電子機器などが入っているカバンを人通りの多い場所で開けないこと。
3 何等か質問してくる者に対し注意する。
4 登録されたタクシー会社を利用すること。荷物は車の荷物入れに入れること。

犯人プロファイルに「高級品を身につけている」があるとは知りませんでした。

他にもよくあるのが、2人組で1人がそっとターゲットの服を汚し、もう1人が親切に「汚れてますよ」と教えてくれる。荷物を置いて服を間に荷物が盗まれる、というパターン。

出張者のみなさま、お気をつけて!

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