明日から、サルバドールへ参りますので、このポスティングが今年最後の更新となります。ご愛読いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
さて昨晩、パウリスタ通りを散歩しましたが、トリアノン公園のイルミネーションが素敵でした。それから、サンタクロースが運転する(お金を受け取るのもサンタ)市バスも。
サンパウロ(São Paulo)を拠点にブラジルの生活・観光情報を日本語で。
Centro Cultural Banco do Brasilで開催中の”Anticorpos Fernando & Humberto Campana 1989-2009”展へ行って来ました。
ところで、この青いインディオを描くアーティストは、CRANIOというのですが、昨日(昨日?!あー、案内もらったのに忘れてた・・・)、バー・ギャラリー・レストラン・クラブが一緒になったナイトスポット、シャクラス(Chakaras)で展示&パティーがある・・・いや、あったそうです。あ、展示自体は、11月27日までですね。興味のある方は、行ってみて下さい。レストランも晴れた日は、なかなかいい雰囲気ですよ。
テアトロアルファのモダンダンスのシーズン最後を飾ったのはサシャ・ヴァルツ&ゲスツ(Sasha Waltz&Guests)。ピナ・バウシュに並ぶと言われるドイツの振り付け師、サシャ・ヴァルツのカンパニーです。公演されたのは、"Travelogue I - Twenty to Eight"という1993年の処女作。Travelogue3部作の1番目で、 台所を舞台に3人の女性と2人の男性の関係、それぞれの妄想などを描いています。インターミッション無しの1時間ほどの作品でした。
「日常性の中の美しさを大事にしたいから、リアルなオブジェクトを使うのが好き」というヴァルツの舞台には、本物のテーブル、テーブルクロス、椅子、冷蔵庫、電話、ミシン、ベッド、生の鶏肉、パン、飲み物の瓶などが登場しました。台詞は、冒頭の韓国人の女性が韓国語で話すのと、電話がかかってきて、白人男性が「いや今サンパウロなんだよ」っていうくらいなのですが、お芝居とダンスが合わさったような印象です。一番印象的だったのは、攻撃的な黒人男性と勝ち気な白人女性がからむとこ。愛憎入り乱れ、迫力ありました。
コカ・コーラ ゼロの「ゼロで行け (Vá de Zero)」クローズド・キャンペーンの中吊りを見て、「ブラジルらしい」と思ったのでご紹介を。
図書館の次は、とうとう「ブラジルのガウディ」ことエステヴァン(Estevão)さんの石の家(Casa de Pedra)。家の主人、エステヴァンさんに「遅いよー」と文句を言われながら(美容院とか図書館とか寄ったもんで)リヴィングに通してもらいました。彼もフラヴィアさんに「例の花瓶に、とうとうぴったりの場所を見つけたんだ」と嬉しそうに報告していて、親しげな感じです。