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社内で「飲み会」を 各企業の新しい試みに注目 13/07/12 (11:07)
サンパウロ市内では、従業員にビールを無料提供する企業が現れ始めているという。7日付の地元紙(電子版)が報じた。
会社員のチアゴ・ドゥアルテ氏(32)は、注文をインターネットで受け付けるデジタル印刷会社「プリンチ社」の採用面接で、福利厚生として食事券などの他にビールが支給されることを知らされた。同社で企画アナリストとして採用されたドゥアルテ氏だが、以前勤めていた印刷会社では仕事中の飲酒はご法度だった。「最初は少し奇妙な感じがしたが、社員の自由を尊重する会社だと分かってきたよ」と語っている。
社内に飲酒の風習を取り入れる起業家たちは、それによるリラックス効果と社員同士の結束の強化を期待している。ドイツ出身で米国カリフォルニア州のシリコンバレーで働いた経歴を持つ同社のマーテ・ペンツ社長(26)もその一人だ。「あちらでは福利厚生の一つとしてビールを提供するのは珍しいことではない。仕事から受ける社員の緊張をほぐすためにブラジルでも導入したいと考えた」と説明する。同社の社員用冷蔵庫には、炭酸飲料に並んでビールが冷やされている。
こういった取り組みは外国人社長に限ったことではない。デジタルマーケティングの「カダストラ社」のチアゴ・バッキン社長(32)は2011年以来、毎週金曜の夕方5時以降を「ビア・オクロック(ビールの時間)」と名付け、社員1人につきロングネック瓶のビールを1本ずつ配っている。社員同士の結束が強くなったことを実感しているそうだ。
会社用事務用品のネット販売を行う「ガベテイロ社」のアメリカ人社長、ジョシュア・ケンプ氏も、昨年ブラジルで同社を設立した際に「企業内ビール」の風習を取り入れた。就業終了と共に毎日開かれる交流会では、スナック菓子と一緒にビールが提供される。得意先や投資家も一緒に楽しい雰囲気の中で会話が弾むという。
同社の販売担当員のダニエラ・バエタ氏(36)は「サンパウロでは交通の問題などで皆がそろうことは難しい。でも社内ならそんな言い訳は通用しないわ」と話した。
2013年7月12日付
ちなみに私のいる会社には、週末、社員全員がタイムシートを記入するとロックが外れるビール冷蔵庫が導入されています。
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世界的に有名なブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド(シダーデ・デ・デウス)」のフランス人プロデューサー、マーク・ボシャン氏(53)がリオ市で9日、麻薬密売の容疑で国際刑事警察(ICPO)に逮捕された。10日付フォーリャ紙が報じた。
フランスで2011年に逮捕された麻薬密売組織メンバーの証言によると、ボシャン容疑者はブラジルからフランスにコカインなどの麻薬を密輸していたという。
ボシャン容疑者は「シティ・オブ・ゴッド」のほかにも、ブラジル国内で高い評価を受けた「オルガ」「マダメ・サタン」「オ・ペケーノ・ディシオナーリオ・アモローゾ」などでもプロデューサーとしての才能を発揮していた。
ボシャン容疑者の逮捕は、リオ市の映画界に大きなショックを与えた。 同容疑者は、普段から衣食住に大金をつぎ込む浪費家として知られていたという。また2年前には、リオ市の市民警察に5万レアルの賄賂(わいろ)を送った容疑で逮捕されていた。裁判は1年にわたって続いたが、証拠が無かったため無罪判決となった。
それから数カ月後、フランス政府はブラジルの連邦最高裁判所(STF)に麻薬密売容疑でボシャン容疑者の逮捕状を送っていた。
2013年7月11日付
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ダイヤモンド原石の密輸 外国人老夫婦を現行犯逮捕 13/06/27 (11:12)
ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市のタンクレド・ネーベス国際空港で24日、大量のダイヤモンドの原石を隠し持って出国しようとしたベルギー人のミシェル・ハンメル容疑者(70)とイスラエル人のショシャナ・ハンドフッチス容疑者(64)の老夫婦が連邦警察に現行犯逮捕された。この2人は、生理用品と女性の体内に原石を隠して出国を試みたという。25日付エスタード紙(ウェブ版)が報じた。
連邦警察によると、出国しようとしていたショシャナ容疑者が非常に緊張していたことを不審に思った職員が取り調べを行ったところ、生理用品の中に隠されていたダイヤモンドの原石102グラムを発見したという。さらにこの職員は、老夫婦のバッグの中から大量のコンドームと潤滑ジェルチューブも押収している。
容疑者2人はベロ・オリゾンテ市内の救急病院に移送され、X線検査によってコンドームに包まれたダイヤモンド2個も女性の直腸内から発見された。
この老夫婦は国有財産の密輸容疑で訴えられ、最大13年の実刑処分が下される可能性があるほか、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑で起訴される可能性もある。この2人は4月中旬にブラジルに入国後、複数回にわたり密輸を繰り返していたとみられる。
ベロ・オリゾンテ市はダイヤモンドの国際的な密輸ルートになっているため、連邦警察による捜査が続けられている。
2013年6月27日付
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受刑者に携帯電話を調達 刑務所で運搬役の猫を捕獲 13/06/18 (15:14)
サンパウロ州の刑務所管理事務局(SAP)は12日、ジェツリナ市にあるオシーリス・ソウザ・エ・シルバ刑務所の刑務官が捕獲した猫の写真を公開したが、この猫の胴体には服役中の受刑者に渡すための携帯電話3台が縛り付けられていた。14日付エスタード紙(ウェブ版)が報じた。
この猫は発見時、胴体に取り付けられた携帯電話の重さでおぼつかない足取りで収容棟の入り口に向かって歩いていたという。刑務官たちは食べ物を見せて猫をおびき寄せ、捕獲に成功した。
同刑務所では以前から、携帯電話を受刑者に届けるためにペット用の小動物が利用される可能性が指摘されていた。
サンパウロ州では猫が運搬役として使われたのは今回が初めてだが、昨年には携帯電話を詰めた小さなリュックサックを背負った2羽のハトが州内の別の刑務所で捕獲されている。
2013年6月18日付
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