2011年4月5日火曜日

ウルグアイ旅行

こんにちは。先々週末、誕生日だったですが、今年はなんとウルグアイのプンタバレナという場所で過ごす事に。ウルグアイといえば・・・最近英語版で読み返した「ノルウェイの森」の緑ちゃんのお父さんが行きたい場所・・・、友人は小津の「お茶漬けの味」に出て来たと言ってましたが・・・それくらい、日本人にとって遠く、イメージのわかないところかもしれません。なんでまたそこを選んだのかといいますと、なんのことはありません。プンタデルエステで夫のコンファレンスがあったから便乗しただけでございます。

さてさて、金曜の夜に出発するのですが、渋滞が予想されるサンパウロ。早めにCooperタクシーを頼みました。が!来たのは、荷物が積みきれない小型車。子供2人いると荷物が多くなるのです。言ったのに・・・。
別の車を送ると言うので、ぎりぎりまで待ちましたが、もうやばいってことで自家用車で出発。空港に着いて、夫が車を停める間に子供を2人連れてチェックインカウンターへ。
「優先ラインはどこ?モンテビデオなんだけど」
「こっち、こっち!」と親切なおネエさんに誘導されてカウンターへ行こうとしたところ、
「あー、もうモンテビデオ便はクローズしたわよ」
「ありえない!」
「出発時間の1時間前にクローズする規定よ」
時計を見ると5分過ぎ・・・ここは泣き落としでいくしかない。
「ありえない、ありえない!なんとかならないの?」
「リーダーに直接交渉して」
いやあ、リーダー、いい人でよかった・・・しかし焦ったあまり、国内線のゲートに行ってしまいました。出国手続きないのに気が付かなかった我々もいかんですが、チケットチェックする人・・・言ってよ!もう。

機内は、モンテビデオのカジノで遊ぶ予定の、既にかなりお酒を召されたおじさんグループが盛り上がっていました。あー羨ましい。

モンテビデオの印象ですが、がっらがら〜です。もう道の空いていること!サンパウロから行くと特にそう思うのか・・・いいとこです。

ご飯は、牛肉が有名ですが、まあまあ、ですね。美味しいのは、チピロネスと呼ばれる小イカ!Café Misterioというレストランにて隣のテーブルで食べてるのを見て注文したところ、すっかりはまりました。大抵どのレストランでもオリーブオイルとニンニクとハーブあたりでシンプルにソテーしたものがアペタイザーとしてありまして、もう毎日のように食べてしまいました。ちなみにCafé Misterioは創作スシレストラン。ウルグアイのスシはですねえ、炒ったアーモンドの乗ったやつが美味しかったです。
後は、おいしいクロワッサンがどこにでもありました。べたべたするやつとかも甘すぎずいい感じでした。有名なドーシデレイチは結局食べずじまい。だってすっごい甘いんでしょ・・・?
あ、あと、有名な物と言えばマテ茶。これは、苦い!の一言。最初の一口がダメなのかなあ?美味しくなるまで耐えれませんでした。でもマテ茶は、ほーんとポピュラーらしく、モンテビデオで見る人々は、ふっつーに、マイ・カップ&マイ・水筒(熱湯入り魔法瓶)を持ち歩いてました。デートらしきカップルも、おしゃれめの女の子も、おじいさんも・・・。そういえば、ガソリンスタンドに水筒にお湯を入れるための自販機があったなあ。

モンテビデオは2泊し、誕生日当日はプンタパレナへ。ここにはカザプエブロ(Caspueblo)というピカソの元で修行した、ウルグアイのアーティストのアトリエ兼美術館兼カフェ兼ホテルがあるのです。全室、アーティストのこだわりで内装が違い、また崖に建てられたこの建物から眺める海に沈む夕日は最高、ということを読んでぜひ行ってみようということに。
窯をイメージしたというこの建物は、どちらかというと溶けかかった砂糖菓子みたいな感じです。サービスなどは、まあはっきりいってひどいです、そして大量の蚊もいました。でも、ベランダからの眺めと夕焼けと星空とサングリアは最高だったりします。宿泊ご検討の方は、一泊がお勧めです。

翌日は、プンタデルエステへ。ここはブラジル&アルゼンチン人が押し掛ける高級リゾート。カジノ、クラブ、バーといったナイトライフ、サーフィン、セイリングなどのマリンスポーツ、高級ブティック街のショッピングにスパでリラックス・・・など、子連れじゃ(じゃなくても?)できない楽しみが目白押しでございます。幸い夫のコンファレンス開催ホテルが、5つ星(コンラッド)。すってきーなプールがあったので、そこでだらだら過ごしました。楽しかったけど・・・小さい子供連れ向きじゃないかもしれません。

旅行の写真はこちら

旅行のヒントはこちら:

お勧めレストラン:
Café Misterio (sushi)
Costa Rica 170, Montevideo
(In Carrasco, betw Lieja and Dr. Eduardo J Couture Sts)
Phone: 02/601-8765

La Fonda del Pesca(sea food)
Calle 29 btwn Gorlero & Calle 24, Punta del Este
449-165
noon-11pm

Virazón (sea food)
cnr Rambla Artigas & Calle 28, Punta del Este
042 443924
09:00-late

お勧めリンク:
Anthony Bourdain Uruguay

36 hours in Montevideo - NY Times

Punta del Este NY Times Travel

2 件のコメント:

履歴書の見本 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

Higashi さんのコメント...

ありがとうございます!