2010年6月10日木曜日

スパイシーのお料理教室

ブラジルの、ちょいお高めの台所用品チェーン店、スパイシー(Spicy)のサンパウロの店舗では、ちょっとスノッブなお料理教室が開催されています。定員はおそらく20名程度だと思われますが、なかなか人気があるようで、興味のあった「la mar & Shimoのシェフによるニッポ・ペルアノ料理教室」も電話した時点ではキャンセル待ちでした。が、まあめでたくキャンセルが出まして、昨晩、まるちゃんと参加してみました。

レッスンお店の2階に設えられたキッチンで料理を習います。キッチンの前に並べられた椅子に座っての参加で、どちらかというとクッキングショーを見る感じです。シェフ、ファビオ・バボーザ(Fabio Barbosa)氏(写真右)がブラジル人らしく、ユーモアを交えつつ楽しくお料理を教えていきます。熱心な生徒からは、がんがん質問が飛んでいました。

生徒ボランティアで手を上げると、実際に調理をできます。参加者は、男の人、それも年配の方がかなり多かったです。女性はそこそこ若い方もいましたが。出会いを求めて・・・だと、微妙なくい違いがありそうな・・・
ある程度料理が出来てくると試食開始・・・それもスパークリングワインと共に・・・で、まあこうなると、みんな立ってキッチンテーブル囲んで談笑で、すっかりパーティーのようになっていました。それはそれで楽しかったのですが、所謂「料理教室」っていう感じではなかったです。

寿司作り習った(?)料理は、セビチェ(Ceviche)とチラディト(Tiradito)*<*両方とも、生魚をレモンで料理したものですがセビチェの魚はダイス、チラディトの魚は薄い切り身という違いがあるとのこと>のペルー料理2品と、それに日系ペルー風巻き寿司でございます。わざわざ一旦ペルーに渡った日本料理を輸入しなくても・・・という気もしそうですが、このニッポ・ペルアノ・ロール達は既に違う料理と言っても過言ではないのです。


Maki achevichado例えば、「セビチェ風巻き寿司(Maki Acevichado)」(写真)は、ホタテの天ぷらとアボカドの裏巻きにツナの刺身を貼付けて、マヨネーズ(キューピー指定!)とニンニクとレモン汁と七味と醤油を合わせたソースをかけたもの。「パワー巻き」は、アボカドではなくクリームチーズが入り、ソースはマヨネーズ&チリ・ガーリック・ソース。「裏巻き・パンカ」は、海老フライを入れて巻いて、ソースにパンカチリペースト、醤油、ワインビネガー、ニンニク、オレガノ、マヨネーズが入ります。他にも別のチリバージョンがあります。そして、上の写真の様に、巻き寿司をバーナーで炙ったりもします。
いや、これはこれで美味しいのですよ・・・。

セビチェは、アナ・マリア・ブラガ(Ana Maria Braga)とオウムのロウロ・ジョゼ(Louro Jose)がホストを務める「Mais Voce」という長寿トーク番組(月〜金毎日1時間半、既に10年目)にシェフが出演して紹介しているビデオがあります。↓
http://receitas.maisvoce.globo.com/Receitas/Peixes_Frutos_do_Mar/0,,REC46639-7773-86+CEBICHE+COM+LECHE+DE+TIGRE,00.html

セビチェ完成日本語レシピはこちら↓

材料(4人分):
白身魚(刺身用)一口大のダイス 400g
ホットペッパー(dedo de moca)みじん切り 5g
おろし生姜 5g
ニンニクみじん切り 2g
香菜 4g
ネギ 4g
紫タマネギ薄切り 240g
レイチ・デ・チグレ(Leite de Tigre)** 250ml
レモン汁 2つ分
塩
氷

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**レイチ・デ・チグレ(訳は虎のミルク。虎は、その強さ(二日酔いにも効くらしい)、ミルクは魚を入れると白濁して牛乳みたいだから) 
材料
レモン汁 100ml
フィッシュ・ストック 100ml
タマネギ 60g
セロリ 40g
生姜 10g
ニンニク 15g
香菜 2g
ホットペッパー(dedo de moca) 1つ
塩 10g
味の素 5g(オプション)
砂糖 5g(オプション)
白身魚(刺身用)30g
氷

ホットペッパーと香菜以外の材料をミキサーに2分間かける。ホットペッパーと香菜を入れて色が出ないように軽くミキサーをまわす。
冷蔵庫で保管。
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作り方
タマネギとレイチ・デ・チグレ以外の材料をボールに入れる。氷を入れて冷やしながら、魚に味がなじむまでスプーンで混ぜる。
タマネギとレイチ・デ・チグレを入れて混ぜる。
塩で味を調整し、冷たいうちにすぐにテーブルへ!

2010年6月4日金曜日

ワールドカップ用ビール

しばらく離れていたブラジルは、帰ってみるとすっかりワールドカップムード。もちろん広告もそうです。中でも気になっているのが、ナショナルビール、スコール(Skol)の「しゃべる缶(lata falante)」プロモーション。普通に売っている缶ビールの中に、缶のプルトップを開けるとブラジルチームを応援する言葉が聞こえる缶が混ざっている、というもの。
シンプルですが、先日サラ・サンパウロへ行く時に乗ったタクシーの運転手さん(40代と思われる男性)が、無愛想な人だなあ、と思っていた矢先、急に「スコールのしゃべる缶って、本当に入っていると思う?一向に当たらないんだけど・・・」とぼそぼそ話しかけて来たように、かなりインパクトがあるようです。
「どうなんだろうねえ」といまいち熱の入らない返事をしていたところ、「もーう、全部アルゼンチンに行っちゃったのかもねえ、それはそれで面白いんだけど」とつぶやいていました。このCM(下)が、アルゼンチンサポーターがこの缶ビールにぎーっ!となるものだからなんですが・・・。まあサッカーに関するブラジル/アルゼンチンのライバル意識は本当にすごいですねえ。
ちなみに、この「しゃべる缶」は、チップを守るためビールが入っていないそうです。でも専用番号に電話して、缶についているコードを伝えると、ビールがもらえるそうで。なかなかきめ細かいですね。
CM↓

2010年6月2日水曜日

クラッシクコンサート@ Sala Sao Paulo

salaSaoPaulo2こんにちは。ながーいの飛行機の旅を終え、日曜にサンパウロに戻りました。いやはや50日近くブラジルを留守にしてしまったのですが、いつの間にか冬が来たようで、こちらは随分寒いです。時差ぼけもあって、毎日眠い眠い・・・のですが、早速昨晩、サラ・サンパウロ(Sala Sao Paulo)のクラッシックコンサートへ行って参りました。

trainセントロにあるサラ・サンパウロは、ジュリオ・プレステス駅(Estação Júlio Prestes)と隣接しています。というのも、コーヒーと鉄の運搬の目的で1925年に着工されたジュリオ・プレステス駅が完成までに費やした年月は13年。竣工した1938年には、既に車文化が到来していました・・・。持て余した駅スペースの活性化の為に誕生したのが、「世界のオーケストラを招くことができる、ラテンアメリカ最大且つ最新のコンサートホール」なのでした。

そんな偶然?によって誕生したこのコンサートホールですが、歴史ある建物は美しく、ガイド付きツアーも行われています。










salaSaoPauloコンサートの行われる夜間も、サラ・サンパウロのある建物はもちろん、側のルス駅(Estacao da Luz)もライトアップされ、なかなか素敵です。こちらは、サンパウロ州立オーケストラ(Orquestra Sinfônica do Estado de São Paulo)のベースでもあり、年間を通してコンサートが開かれているようです。

stage今回、私たちが行ったのは、バーゼル室内管弦楽団(kammerorchesterbasel / Orquestra de Camara de Basel)というスイスのオーケストラと、アルゼンチン生まれの女性チェリスト、ソル・ガベッタ嬢(Sol Gabetta)のコンサートです。実はこちら、今年購入してみたSociedade de Cultura Artisticaという2010年シーズンプログラムの1つで、私はどちらの名前も知らなかったのですが、なかなか素敵でした。
バーゼル室内管弦楽団は、最初に演奏したベラ・バルトーク(Bela Bartok)作曲のルーマニア民族舞曲が素敵でした。ちょっとトニー・ガトリフ監督の映画を思い出しました。
ソル・ガベッタさんは、29歳の若さのフランス系ロシア人。ブロンドを揺らしながら、ラインストーンが胸元に散りばめられたサテンのロングドレスでチェロを弾く姿が実に絵になる、大変ステージ映えする方でした。アンコールでは、歌も聴けました。
次回は、ヨーヨーマ!こちらも楽しみです。

2010年5月18日火曜日

ブラジル生まれの画家、八十谷さんとの出会い

sra.yasoyamaこんにちは。日本に長くいることもあって、こちらのブログの更新も久しぶり。本日は私の実家、小松市での出会いについてです。
小松市には、こちらに来るたびにお会いしている父と私、二代の恩師がいます。、その先生が今日、画家の八十山和代(ヤソヤマ・カズヨ)さんを紹介してくださいました。
八十山さんは、ブラジルのバストス市生まれ、小松市育ちで、現在は京都にお住まいだそうです。竹を描き続ける画家さんで、国内だけではなく、ニューヨーク、サンパウロ、リオ、ブラジリア、北京と海外での個展の実績もたくさんお持ちです。ご本人が「大陸の狩猟民族の本能」とおっしゃる、日本人離れした社交性、行動力、また勘のよさを活かして、数々の新しい土地で自ら道を切り開いてこられたそうです。パワフルなとても面白い方でした。私もブラジルでやっていくために、画伯の腹の括り方を見習わなくては・・・。
次回のブラジルでの個展には、ぜひお伺いしたいと思います。日本でも度々展覧会があるようなので、皆さんも機会があれば、ぜひ!