2009年12月22日火曜日

サンタの連れの犬2009

そうそう、もう1つご報告が。昨年は1匹だったイグアテミショッピングモールの犬に兄弟ができたようです・・・。
サンタさんも、今年はサックス止めて、子犬の世話してたんですね。

ブラジルのサンタクロース2009

昨年は、「のぞき」をしていた下着屋のサンタ。今年は晴れて彼女とミラーボールの下でダンスです・・・。

2009年12月17日木曜日

ブラジルのクリスマス菓子

ブラジルで、「クリスマスに食べるお菓子」と言えばパネトーニ(panettone)。今年もスーパーなんかに積み上げられています。
気になるのは、金色の箱もなんだか神々しい高級レストランファザーノ(Fasano)のパネトーニ。それから、パッケージもなんとなくアマゾンな(?)アマゾンの果物クプアス入りパネトーニ(写真)。
どちらも高いだけある!って味なのでしょうか?

毎年、プレゼントとしてやりとりしても、自宅用にはなかなか買わないものです・・・。おいしいですけどね。なんでかなあ。

2009年12月10日木曜日

ブラジルのクリスマス2009

今年もパウリスタ通り、イビラプエラ公園前のツリーのイルミネーションが始まり、クリスマス気分が盛り上がってきました。また順番に紹介して行きますね。こちらの写真は、パウリスタ通りのブラデスコ銀行です。

2009年11月30日月曜日

リオ&サンチアゴ

こんにちは。随分ご無沙汰してしまいました。11月は、リオに行ったり、サンチアゴ&プエルト・ヴァラス(チリ)に行ったりしました。

parque das ruinasリオでは、なーぜかまた図ったように、前回同様、ゲイパレード開催日に当たりました。しかも、parque das ruinasという結構マイナーな観光スポットへ出かけたのに、大掛かりな関連イベントをやっていて、ドラッグクイーンのネエさんに「ありがと!」と日本語で挨拶されたりしました。

casteroサンチアゴは、コロンビア人とロシア人カップルの結婚式だったのですが、まあ、やったらインターナショナル且つ豪華でした。
市内の教会での式の後、街を見下ろせる丘の上の城で披露宴。親族はみんなタキシードにロングドレス、といった正装だったのですが、ロシア人のお父さん、タキシード似合う、似合う・・・。
披露宴の隣の席は、新郎と幼少時代ブエノスアイレスで一緒だった、パリに住んでいて、シンガポールに引っ越す予定のメキシコ人とフランス人のハーフ・・・と、まあインターナショナルっぷりが分かっていただける御仁でした。30数カ国の人が出席、とか言ってましたし。ただ、オリエンタルな顔は私だけだったので、それでも目立ってしまったのですが。

partyで、食事、スピーチ、ダンスと続いたのですが・・・、ミラーボールのある一角があったので、ブラジルの式なんかと同様、クラブのようなダンスかと思ったら、ライブバンドでボールルームダンス!うーん、しかもみんな踊れるんですよねー。新郎新婦はもちろんのこと、新郎のご両親、新郎と新婦の母、新婦と新郎の父、と、まあスムーズなこと。いっやあ、参りました。初めて社交ダンスとかちょっとやってみたい、と思いましたもん。んー、でも、まあ娘に託そうかな。

2009年10月25日日曜日

コロンビアのアート展

近所のFIESPで「Arte Colombiana 1948-1965」と題された展示会が1月25日まで開催されています。早速、出かけてきました。
コロンビアのアートと言うと、「最もコロンビアらしい芸術家」フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)くらいしか知らなかったのですが、アレハンドロ・オブレゴン(Alejandro Obregon)の絵画も目を引きました。調べてみると、「コロンビアでは20世紀最高の画家」とまで言われる巨匠のようです。また、彫刻では、Edgar Negretという人の作品もありました。新しいアーティストを知るのは、楽しいことです。

日曜日のMASP前

feiraTrianonサンパウロ美術館(MASP)には、トリアノン、もしくはシケイラ・カンポス、と呼ばれる公園があります。ここには、子供の遊べるプレイグラウンドが2つあって、今日も娘を連れて行ってきました。

日曜日なので、MASPの下にはアンティークのフリーマーケット、公園前にはお土産物などのお店が出ていて賑やかです。こちらのお土産物のお店も、最近は、しっかりとしたスタンドで、ヒッピーチックなものだけじゃなく、宝石なんかもあります。

ラジオ体操そんなマーケットを抜けて公園に入ると・・・なんだか懐かしい音楽が聞こえます。そしてたくさんの人が、ラジオ体操!
うーん、「腕を前から上に上げて 背伸びの運動から~」なーんていう声に合わせて、いや、合っていない人も多いですが、大量のブラジル人がわらわら運動しているのに出くわすとは、思いもしませんでした。
ちなみに、側にあった看板からするに、公園を歩く健康づくりイベントの準備体操として、ラジオ体操が採用された模様です。

2009年10月20日火曜日

コカコーラ×サッカー キャンペーン

先週、日本からお客さんがみえて、一緒にJWTブラジルオフィスを訪ねる機会がありました。
オフィスに入ると、まずカンパナ兄弟( Fernando and Humberto Campana)のFavelaチェアが目に入ります。実際彼らがリフォームを担当したそうで、内部はおしゃれーな作り。中でも「各セクションの境を無くす」というコンセプトが反映された、ロナン&エルワン・ブルレック(Ronan et Erwan Bouroullec)の赤いアルギュでのみ仕切られた"Thinking Room"は、とっても居心地がよさそうでした。

そんなJWTの広告事例で特に印象に残っているのが、コカコーラのサッカー関連のもの。
ブラジル人は基本、アルゼンチンのことを悪く言うのが好きなのですが、話題がサッカーになると、その傾向は更にエスカレートします。永遠のテーマは「マラドーナとペレ、どちらが上手い?」と言うもの。そこに目をつけたJWTのチーム。ただ、ペレ王と彼を王様扱いするこの国での回答は、明らかです。そこで・・・「マラドーナとビルビル(Biro-biro)、どちらが上手い?」というキャンペーンが生まれたそうです。ビルビルは、引退したプロサッカー選手ですが、その技術よりも見た目とキャラクターで愛された人。もちろんどちらが上手いかは、言うまでもありません。でも、ブラジル人は、アルゼンチンがイヤなのです。
コカコーラのボトルキャップで投票できる仕組みだったのですが、みんなビルビルを勝たせたくて、えらい盛り上がったようです。

こんなNIKEのロナウジーニョをパクったビデオも作成されました。


ほとんど忘れられていたビルビルは、今もコカコーラのサッカーキャンペーンに登場するほどの人気っぷり。ちなみに現在展開中のキャンペーンは、ボトルキャップにサッカー関連クイズ(「ビルビルは何年コリンチアスのユニフォームを着た?」とか誰も知らないようなネタの3択)があって、友達と勝負しよう、というものです。

2009年10月19日月曜日

ハプニング@サン・セバスチャン&イリャ・ベラ

この前の連休に、仲良くしているイギリス人女性&そのブラジル人旦那&息子さんと一緒にサンパウロ州のビーチへ行ってきました。
金曜日の午後に出発。車で北東に向かって2時間半くらい走り、サン・ジョゼ・ドス・カンポス(Sao Jose dos Campos)のホテルで友人たちと待ち合わせました。思ったほどの渋滞もなく、無事にロビーで落ち合いました。
・・・ところが!
なーんと、ホテルスタッフが、子供の身分証明書がないとチェックインさせない、と言うではありませんか!初めてです、そんなこと言われたの。連休初日、ここまで来てどうするんだ?困ってしまいました。
友人が弁護士ということもあり、まあいろいろごねて、「上の人を呼んでくれ」なーんてのもやったのですが、「規則ですから」の一点張りでうんと言いません。1歳、2歳の子連れ&妊婦に対して、ブラジルじゃあ珍しい、情け容赦のない対応にびっくりしました。ibisです、ちなみに。
どうしようもないので、翌日移動する予定だったサン・セバスチャン(Sao Sebastiao)まで行ってしまって、そこで宿を取ることに。更に山を越え、2時間ほど南東に移動しました。山道、雨が降り始め、いやーなドライブでしたが、なんとか無事に到着したのでした。
子連れでブラジルを旅行される方!お子さんを含めたご家族全員のIDをお忘れなく!

ilha belaさて、気を取り直して翌日は・・・友人の所有するボートで、サン・セバスチャンの向かいにある島、イリャ・ベラ(Ilha Bela)へ出発です。
晴天ではないものの、やっぱりボートで海に出ると気持ちがいいです。目に映るのは、水と空と昨日超えて来た緑の山・・・いい感じです。
イリャ・ベラは高級リゾートだそうです。まずは、街を散策し、ランチ。
昼食後、島のビーチを巡るために、再度ボートへ。

牽引・・・ところが、エンジンがかからないではありませんか!

結局、サン・セバスチャンのマリーナに助けを呼び、ボートで牽引されて帰ることになりました。


sao sebastiaoさてさて、また気を取り直して、翌日・・・。天気予報に反して、なんと快晴です!残念ながら、ボートは壊れたままなので、サン・セバスチャンサイドのビーチへ行くことになりました。水は冷たいですが、綺麗でいいところでした。1日ごろごろ過ごして癒されました。また行きたいです。


・・・が、その気持ちが強すぎたのか、なーんと携帯電話を忘れて来てしまいました。送ってくれると宿の人は請け合いましたが、いまだ届かず。ここ1週間、プリペイド電話、使ってます・・・。

2009年10月2日金曜日

フィゲイラのステーキ

仲良くしていた友人がベルギーへ帰ってしまう・・・ということで、先週末、サンパウロの有名高級レストラン、フィゲイラ(A Figueira Rubaiyat)にてお別れ会をしました。
stakeこのフィゲイラには、名前の通り樹齢100年をこすという巨大なイチジクの木があって、その下で食事ができます。巨大なバーもあります。とってもいい雰囲気です。私の食べたシーフードサラダもおいしかったですが、なんと言っても印象的だったのが、写真の「マスターズカット」と呼ばれるステーキ!骨を手づかみしてワイルドに食してほしいところです。
あとは他のフバヤ(Rubaiyat)系レストラン同様、カバー(couvert)の焼きたてポン・デ・ケージョ(Pao de queijo)が絶品!甘いものが好きな方なら、デザートビュッフェがお得です。

食後、踊りに行こう!ということで、Soniqueを目指したのですが、入るまでにもーのすごい列だったので、数件隣りのGeniに入りました。ソウルバンドが入っていたのですが、演奏よりよーくしゃべるのに閉口しました。DJになってからの方がよかったです。でも若かったなあ、客層が。
前にも同じメンバーでBubu Lounge & Discoへ行ったのですが、こっちの方が、いかにも夜遊び!という場所でした。私は子持ちの身なもので、独りで抜けて帰ったのですが、タクシーの運転手によると、金曜の朝6時頃が一番混むんだとか。疲れきった顔で会社に来ていた同僚を思い出します・・・。

2009年10月1日木曜日

サンパウロ、春の木の実

アモラ最近、サンパウロの公園や街路樹になっている木の実は・・・、まず、写真の「アモラ(amora)」と呼ばれるベリー。近所でよく行っていた公園にこの木があって、集まる子供たちは、みんなこいつを食べて、口の周りをドラキュラのように赤く染めていました。
こっちでは、多くのベリーが「アモラ」と称されるようですが、「家にこの木があった」という外国人によると英名は「マリオンベリー」だそうです。

ピタンガそれから、見た目のかわいい「ピタンガ(pitanga)」。レシフェでは、この木の実のアイスクリームやソースとして使った料理が、割とよくありました。子供の頃摘んで食べたグミの実を思い出させる、野趣のあるおいしい果物です。

他には、枇杷の実も今がシーズンです。マーケットなどでも販売しているビワですが、摘んでいる人は未だに見かけたことがありません。
・・・いいですか?私、木に登って摘んでも・・・?

2009年9月25日金曜日

子供のID(RG)

ブラジルでは、何かと言うと「イデンチダージ(identidade)」と呼ばれるIDカードの提示を求められます。例えば、セキュリティのあるビル(オフィスとか病院とか)に入る時や、クレジットカードで買い物をする場合(これは場所によります)。また、ほとんどの書類には、このID番号( RG=Registro Geral)を記載する必要があります。私は、外国人なので外国人登録書にあたるIDカードを持ち歩き、「RNE」という番号がRGに相当することになっています。
これらのカードには、番号の他に、生年月日、両親の名前、出生地、右親指の指紋、写真、署名などが記載されています。

うちの子は、日本とブラジルの二重国籍なので、RGを持つことができます。1歳時なので、日常IDを求められることはないのですが、国内線に乗る際にあると便利です。これまでは、出生証明書のコピーを認証してもらったものを提出していたのですが、A4で嵩張るし、オリジナルじゃないことに文句言う人もいるし・・・で、まあ、作ることにしたのです。

必要なものは、
-写真(3x4 1枚)
-出生証明書(原本もしくは認証されたコピーとコピー1部)
-保護者のID(原本もしくはコピー)
です。(参考:poupatempoサイト
これを、ポウパ・テンポ(Poupatempo)というこの手の書類(運転免許とか無犯罪証明書とか)申請をいろいろ扱う役所に持って行くと、無料で発行してくれます。
書類以外に忘れちゃいけないのは、申請者本人!パスポート申請のとき、痛い目を見たので、今回は最初から一緒に行って参りました。

セー広場のポウパテンポはいつもすっごく混んでいるのですが、子連れは優先されます。そのため、かなりの覚悟で行ったのに、待つこともなくカウンターへ。そこで、書類チェック、住所や電話番号、子供の身長などを聞かれます。それから、指紋採集です。使われるのは右親指だけですが、両手を取られます。これは結構1歳児には苦痛らしく、娘は泣いていました。まあでもそんな時間のかかるものでもないので、たいした問題でもありません。

で、数時間後には、もう発行してもらえます。ちなみに、引き取りは「プロトコル(protocol)」を持って行けば、誰でも可能です。

なお、こちらの赤ちゃんIDは、自分でサインが出来るようになるまで使用可能だそうです。現状は、署名欄に「非識字(Nao Alfabetizada)」と書かれています。

ショッピング・イグアテミの春

展示場昨日、ショッピング・イグアテミというショッピングセンターへジェトロ主催の「japan design」というアンテナショップを見に行きました(レポートは、「ファッション日誌」の方です)。
今週になってまた天気も悪く、肌寒い日が続いているのに、ショッピングセンターはすっかり春。いろんなお花のアレンジが、館内に溢れていました。

花の犬お花で作られた犬には、老若男女、みんな「んっまぁ、かわいい!」と一声出さずにはいられないようで・・・ほんと、ブラジル人らしい反応です。確かにかわいいけどさ。
他にも、モダンな花瓶に生けたものからバナナの葉で編んだ靴まで、いろいろなアレンジがありました。早く春が来るといいなあ・・・。

フラワーアレンジメント 靴

2009年9月23日水曜日

テネシー・ウィリアムズのお芝居

日曜日の夜、ハウル・コルテス劇場(Teatro Raul Cortez (antigo Teatro Fecomércio))へ「ガラスの動物園(The Glass Menagerie)」という舞台を見に行きました。アメリカの劇作家、テネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)の作品をブラジル人の俳優(Cássia Kiss, Kiko Mascarenhas, Karen Coelho, Erom Cordeiro)が演じたものです。
かなり落ち込む内容の話なのですが、観客は相当、受けていました。爆笑すらありました。母親を演じたカシア・キスがすっごい上手で、その自己中心的でおせっかいでよーくしゃべるあたりが、ブラジル人の母親像にしっくりきていたからでしょうか。確かに笑える部分もあったのですが、いやあ、落ち込む覚悟で行ったので予想外でした。いい意味で。観客も総立ちで拍手していました。お勧めします。

2009年9月22日火曜日

南米一大きいお寺

寺日曜日、朝からサンパウロの西26キロメートルのコチア(Cotia)市にあるズー・ライ寺(Templo Zu Lai)を訪ねてきました。ラテンアメリカ最大の仏教のお寺というだけあって、かなり立派なものでした。12時半まで本殿はお経をあげる人でいっぱいでした。中華系のお寺のようで、日本では耳慣れないお経です。

池さて今回は、友人が提案した「庭の散策後、境内のベジタリアンレストランで昼食」というプランで出かけたのです。庭は広くて、池には亀がたくさんいました。「ベジタリアンレストラン」は、食堂で中華精進料理のビュッフェ(R$15,00)でした。餃子とか春雨とか大豆肉のカレーとか・・・。結構おいしかったです。お経を上げ終わった方々と一緒だったので、もーのすごい列につかなければ行けませんでしたが・・・。

びっくりしかし中華系の寺の神様?は、おもしろい姿が多いですよね。写真のこちらとか・・・なんていう名前でなにしているんでしょうか。「どっひゃぁ〜!」と誰かを驚かせる為に、草むらから出てきたようにしか見えないのですが・・・。


まあまあこちらも、「まあ、まあ、」と台詞つけたくなってしまいます。それはちょっと仏教らしい・・・かな?

2009年9月21日月曜日

Revelando São Paulo at Parque de Água Branca

顔土曜日、アグア・ブランカ公園(Parque de Água Branca)で開催中の、ヘヴェランド・サンパウロ2009(Revelando São Paulo 2009)というイベントに行ってきました。第13回を迎えるこちらのイベントでは、サンパウロ州のいろんな顔、特に田舎臭い顔・・・をみることができます。


鳥園内はまあ、大盛況。入ったなり、なんていうか・・・田舎な感じがしました。馬が柵内を走っていて、素朴な大きな人形が並んでいて、カイピラ音楽(musica caipira)が聞こえ、音楽に合わせて鸚鵡があなたの運勢を選んでくれる「ヘアレジョ(Realejo)」(写真)が声をかけてきます。前に暮らしていたペルナンブコの観光地・・・レシフェとかオリンダとか、をちょっと思い出しました。


木工また、各市の特産品のブースがぎっしり並んでいました。木彫りや機織り、編み物など、ブース内でも作っています。






鳥の飾り









ソーセージそれに、各市の食べ物のスタンドもたくさん入っていました。肉のグリル、揚げ物といった素朴で重めの食べ物が多いです。店の前には、ずらーっと簡単なテーブル席が設けてあります。どのテーブルも思い思いのお皿を前にした人々でいっぱいでした。




鶏肉












バンドサンパウロ市のジャルディン地区という都会の真ん中に暮らしていると忘れがちですが、ここにあるのが、よりリアルなサンパウロの姿のように思います。
好きか嫌いかは別にして、知っておくのは、きっといいことですよね。

2009年9月18日金曜日

ブラジル・ファッション・スナップ(3)&お知らせ

fashionSnap38月号掲載のファッション・スナップです。この回は、高級ショッピングモール、ショッピング・イグアテミ界隈で、ピンドラーマ誌の編集長と6名撮影しました。写真をクリックすると大きくなります。
さて、ピンドラーマ誌のファッション・スナップ、残念ながら、カラー広告が増えたけどカラーページは増やせない、という理由で連載が早くも休止となりました・・・。
だから、という訳ではないのですが、日本の企業サイト「アパレルウェブ」でブラジルファッション、流行に関するブログを開始することになりました。ファッション、アパレル業界のブログサイト、「アパログ」の「トレンドブログ」コーナーにある「ブラジルファッション日誌」がそうです。こちらは、月4回+のペースで更新していきます。サンパウロ日誌の「moda:流行」は、今後こぼれ話が中心になると思います。こちらも引き続き宜しくお願いします。

2009年9月17日木曜日

プレイグループ開催

playgroup1こんにちは。旦那がアメリカ出張中なので、今朝家でプレイグループのホストを務めてみました。
私の入っているプレイグループは、毎週木曜日の午前中、誰かの家で持ち回りで開催されます。これまで、近所を中心に何度も参加していて、そろそろ家にみんなを招待しないと胸はって他の人の家に行きにくいわぁ、という時期にかかっていたのです。

playgroup2やってみると、最近ないような大盛況でした。お母さん方8名&お父さん1名と子供たち、そして我々と、20人も集まりました。1歳〜2歳前後が1部屋に10人もいると、まあ、ほんと賑やかですわ。
ちなみにこの専業でお父さんを努める方は、南アフリカ出身。子供が大きくなる前に南米を旅したい、という理由でブラジルに滞在しているそうです。奥様が教師として働いるのですが、お金が貯まったら、おそらく別の国へと旅立つのでしょう。
いろんな生き方があるものです・・・。

2009年9月14日月曜日

Museu da Casa Brasileira

gilberto salvador土曜日、いい天気だったので、娘をカザ・ブラジレイラ美術館(Museu da Casa Brasileira)に連れて行くことにしました。こちらの美術館は、建物の奥が芝生の庭になっていて、またオープンカフェもあって子連れ向き、と教えてもらったからです。
到着すると・・・なんだかやったら混んでいるではありませんか。それも、シャンパングラス片手に談笑するドレスアップした人たちで・・・。子供と遊ぶ格好でゴムボール(しかも蛍光イエローのでかいやつ)かかえて、入りにくーい感じだったのですが、既に駐車場への列に並んじゃったし、後ろに押されて後戻りも出来ず。
中で分かったのは、ジルベルト・サルバドール(Gilberto Salvador)というアーティストのオープニングパーティが開催されているということでした。写真のような作品や彫刻が庭にたくさんありました。また、ミニバーが出来ていて、ライブバンドが入っていました。もう、よりによってそんな日に当たるとは・・・!いっそのこと紛れてシャンパンでもいただこうかとまで思いましたが・・・、思いとどまって庭の奥で娘とボール遊びをしたのでした。

icones do designちなみに館内では、「Icones do design」というフランスとブラジルの象徴的なデザインのアイテムを20点ずつ集めた展示が行われていました。ブラジルにおけるフランス年の一環です。ブラジルでは、カンパナ兄弟(Fernando e Humberto Campana)やセルジオ・ホドリゲス(Sergio Rodorigues)らの椅子に加えて、ハンモック、ビキニ、メリッサ、ハヴァイアナスなど身近なデザインが並んでいました。


comerBrincando中でも目を引いたのは、Hercules社の"Comer Brincando(遊びながら食べる)"というコピーの子供用食器セット。Jose Carlos Bornanciniと Nelson Petzoldデザインで、70年、80年代に売られていたそうです。欲しい・・・!

2009年9月13日日曜日

インド人の会

ヘナこんにちは。先週の金曜日、Asian Ladies Clubの会合に再び行って参りました。今回のホストはインドグループ。サリを纏ったインド人の女性たちが、おいしいベジタリアンインド料理で迎えてくれました。また、アーユル・ヴェーダについて専門家が語ってくれました。メンディ(ヘナタトゥー)を入れる女性、ピヌさんも来ていました。
食事が終わると帰る人も出始めましたが、せっかくなのでヘナを描いてもらおうと、図々しくも真っ先にピヌさんに声をかけさせてもらいました。みんな続くと思ったのですが、私の手を描いている間に、ベトナム人の友人とインドグループの面々を残してみーんな帰ってしまいました・・・。

毛抜きで、チャイを飲みつつ、だらだらしていたら(ヘナを描いてから1時間は乾燥させるようにとのお達しを受けたので)、ピヌさんがふと、私の顔を見て「私、糸を使った眉毛の処理もやるのよね」と言い出しました。・・・私の眉毛が気になったのか!んっ?
・・・「糸を使った」でそこにいた女性は、やたら興奮してました。ベトナム人の方は、「韓国に住んでいたときは、わざわざタイまで出かけてやったくらい」と糸の良さを強調。痛くないそうで。それは試してみたい、と気軽に言ったところ・・・ピヌさん、「糸、持って来ているのよー」と。で、ソファーに案内され・・・あっと言う間に、片眉を処理されました。痛くない・・・って言うけど、それは比較するとで、やっぱり涙目にくらいはなります。しかも見せ物だし。まあ、ありがたいことなんですけどね。

caminho-das-indiasで、眉の周りの赤みが引くまで、更にチャイを飲みつつ、その日が最終回のソープオペラ「カミニョ・ダス・インディアス(Caminho das Indias - インドの道)」についての話を聞いていたのでした。ブラジルの「ノベラ(novela)」と呼ばれるソープオペラは、週5日、毎日3ヶ月ほどにわたって放映されます。話はゆーっくり進むので、数回見逃しても大丈夫です。そして、話の内容を知らない人はいない、というくらい国中に浸透しています。
先週までやっていた「カミニョ・ダス・インディアス」はその名の通り、インドがテーマのお話。主役がインド人です。もちろん、ブラジル人の俳優がポルトガル語で演技しますが。
私は、主役級の俳優、マーシオ・ガルシア(Marcio Garcia)(写真)がなんとなく好きじゃないので見てなかったんですが、まあ、このノベラでブラジルはちょっとしたインドブームでした。でもインド人達は「チャイには豆を入れて煮込むの?」とか聞かれるのよー、と困惑顔。いいかげんな文化紹介はよろしくないですねー。とはいえ、集まった方々、みんな文句言いながらもちゃんと欠かさず見ているようでした。

2009年9月12日土曜日

Fashion's Night Out in Sao Paulo

モデル木曜日の夜、ファッションズ・ナイト・アウト(Fashion's Night Out)というイベントに行ってきました。サンパウロでは、オスカーフレーリー通りやイグアテミショッピングモールなどで開催されました。
家から近いオスカーフレーリーの方へ出かけたのですが、あいにくの雨。思ったほどの人出ではありませんでした。でも来ている人は、「おしゃれしてきました!」という方が多かったようです。

havaianas盛り上がっていたのは、靴屋さん。メリッサ、シュッツ、ハヴァイアナス(最近大きいやつがオスカーフレーリー通りにオープンしました)の店内には、DJと簡易バーが入っていて、シャンパン片手に談笑する人たちがたくさんいました。
「経済支援に世界13カ国のヴォーグが立ち上がり」開催されたイベントだそうですが、サンパウロでどれくらいの人が、実際に買い物をしたのでしょうか・・・?

schutz特に最近注目のシュッツ(Schutz)は仮店舗ですが、大盛況。お店の外にも多くの若者がうろうろしていました。また、店内では、モデルさん(写真、フェルナンダ・モッタFernanda Mottaですよね?)の靴の撮影が行われてたりもしました。



トウモロコシ売りでも、やっぱりブラジル。高級ブティックが並んで、おしゃれしたお金持ちの若者が集うここにも、荷台を引くトウモロコシ売りのお兄ちゃんの姿が・・・。ちなみにこちらは、茹でトウモロコシです。注文すると、葉っぱごと茹でたトウモロコシ1本をお湯から上げて、実を包丁でそぎ落とし、バターと塩をかけて手渡してくれます。日本のトウモロコシより歯ごたえがあります。おいしいですよ。でもかーなーらーず歯に挟まるから、おしゃれした夜は我慢した方が賢明かもしれません。

ピナコテカのマティス展他

マティス展ブラジルにおけるフランス年、ということでピナコテカ(Pinacoteca)でマティス展、"Matisse Hoje"が開催されています。家にしばらく滞在していたサルバドールの友人が出掛け、「20分待ちだったけど、すごく良かった」と言っていたので、木曜の午前(!)に行って参りました。
なんでもアンリ・マティス(Henri Mattise)の作品展示は、南米初のことだそうです。時代を追う形で40点が展示されています。作風がだんだんシンプルになっていくのが興味深かったです。途中に、写真のような、カラフルでシンプルなフランスの若手アーティストの作品もありました。

Céleste Boursier- Mougenotまた、セレスト・ブールジエ=ムジュノ(Céleste Boursier- Mougenot)の作品も1階の入り口にありました。このスペースは、いつもちょっと珍しい大きなインスタレーションが展示されています。今回は、3つの青いプールに様々なサイズの白い陶器のお椀が浮いている、というものでした。プールには流れがあって、お椀がぶつかり合います。その音が美術館中に響いて、気持ちのいい作品でした。ちょっと風鈴を思い出しました。

Beatriz Milhazesそれから、ベアトリス・ミリャーゼス(Beatriz Milhazes)の作品も1点ありました。おそらく常設なのでしょうが、初めて見ました。ポール・スミスのバッグやブラジルのチョコレートのラッピングなんかがコラージュに使われていました。ちなみに彼女の作品は、活動中のブラジル人アーティストの中で最高値がつくそうです。