2011年12月23日金曜日

クリスマスデコレーション2011: 夜のAv. Paulista&イグアテミ

onibusNatal今年ももうすぐクリスマス・・・1年が過ぎるのは、あっという間ですね。
明日から、サルバドールへ参りますので、このポスティングが今年最後の更新となります。ご愛読いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
さて昨晩、パウリスタ通りを散歩しましたが、トリアノン公園のイルミネーションが素敵でした。それから、サンタクロースが運転する(お金を受け取るのもサンタ)市バスも。

イグアテミ正面玄関恒例のイグアテミショッピングセンターの方は、期待を裏切り、昨年と変わらないサンタ&4匹の犬たち・・・でもショッピングセンターの中にいたのは、もしかして去年いなかった子かしら?



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2011年12月15日木曜日

おっと、そんな過去も?シネ・ジョイア

sumemo昨晩、最終日だった「カザ・デ・クリアドレス」。最後のSumemoのショウは、ロックバンドのライブで、会場本領発揮と言うか・・・ものすごい音量でした。モデルとして、D.O.M.のシェフ、アレックス・アタラやネオンのデザイナー、ドゥドゥ・ベルトリーニが出て来たのに驚きました。が、隣のおばちゃんがヘッドバンギングを始めたのには、更に驚きました。

cineJoiaそんなことより、会場のシネ・ジョイア。前衛的な日本人が50年代に建設した映画館を改造したものです。その名が示すように、フロアがダイヤモンド型をしています。・・・でも、映画館には紆余曲折があったようで、ポルノ映画館になっていたんだそうです。

入り口の映画のポスター「おさい・権三 燃ゆる恋草」「薔薇の木にバラの花咲く」「大魔神怒る」は、そんなことを思いながら見たからか(それっぽいコピーもついてるんですけど)、洋服以上に気になりました、が、そういうんじゃないんですね、失礼。

2011年12月13日火曜日

Fashion Mob & Casa de Criadores

casaDeCriadores日曜の昼間のFashion Mob に続き、昨晩から3日間、Casa de Criadoresというファッションイベントが開催されています。第30回という今回の会場は、なんとリベルダージ。映画館を改装したナイトクラブ「シネ・ジョイア(Cine Joia)」です。


casaDeCriadoresカザ・デ・クリアドレスは、SPFWと違い、一カ所で全てのショウが見られるので楽です。1時間以上遅れてスタートしましたが、始まると早い。しかし、初めてだったので、プレス用VIP券を持っていたにもかかわらず入るタイミングを逃し(おっせーなーと文庫本読んでたら)、


casaDeCriadores最後の方に入ったら・・・すんげえ髪を高く結ったトランスベスタイトのねえさん方の後ろで・・・どの写真にも頭が入る!
今日は、遅く着いて早く入るつもりです・・・。

Fashion Mob、Casa de Criadoresのコレクションレポートは、アパログ内「ブラジルファッション日誌」にあります。よろしくどうぞ。
casaDeCriadores

2011年12月8日木曜日

クリスマスデコレーション2011: クリーニング店

uoshニーマイヤーデザインのコパン・ビルディング(Edificio COPAN)内に入っているクリーニング店、その名もUosh(ウオッシュ)の店頭。すてき。

2011年12月6日火曜日

サンパウロのグラフィティ・アート:徒歩ツアー(3)サンタナ駅周辺

grafitiSantana初めて地下鉄サンタナ駅で降りたのですが、駅周辺にたくさん立派な(有名どころの)グラフィティ・アートがありました。
特に高架下は、付き合ってくれた友人が「TVで紹介してた」と教えてくれたほど。しかしほとんどのアートの前には、寝てる人が・・・。絵は場所選びの要因になったのでしょうか・・・?

grafitiSantana grafitiSantana grafitiSantana grafitiSantana

カンパナ兄弟の作品が大集合!CCBBの展覧会

campanaCentro Cultural Banco do Brasilで開催中の”Anticorpos Fernando & Humberto Campana 1989-2009”展へ行って来ました。
カンパナ兄弟の芸術的戦略とインスピレーションの基、全作品を通して繰り返されるモチーフに焦点を当てたと言う今回の展示。かなりの数の作品がありましたが、なんといっても3階までの吹き抜けに張り巡らされたビニール紐が印象的でした。
それに、廃材を始めとするいろんなもの・・・段ボール、人形、滑り止めマット、日よけ、哺乳瓶の口などがアートになっているのも。でも一番欲しいのは、カンパナ兄弟デザインのH.Sternダイヤモンドネックレスかも。

こちら、1月15日までの開催です。興味のある方は、是非!

campana campanacampanacampana

2011年12月5日月曜日

クリスマスデコレーション2011: Av. Paulista

natalFiesp
サンパウロに戻るとすっかり街はクリスマス・・・恒例のパウリスタ大通りのクリスマスデコレーションをご紹介。
今年のFIESPは、星がいっぱい。

目を引いたのは、"O natal magico na froresta encantada(魅惑の森の夢見るようなクリスマス)と題され、ビルの高ーいところまで、葉で飾られた"ブラデスコ銀行。通例の聖歌隊に加え、今年はサーカス(というと大げさですが)も登場。たまたま日曜の4時の回に当たったので、娘と見学しました。
最後にサンタも登場し、みんな喜んでいましたよ。23日まで開催されるので、小さいお子さんのいる方は、是非!

natalBradesco natalBradesco natalBradesco natalBradesco

2011年11月29日火曜日

ブラジルで最もよくある名前(2010)

フォーリャに 2010年のCPFを基にした1億9070万人の名前で最もよくあるもの50が出ていました。
http://folha.com/no1013281

10位までは、こちら。
NOME Nº
1. MARIA 13.356.965
2. JOSÉ 7.781.515
3. ANTÔNIO 3.550.752
4. JOÃO 2.988.744
5. FRANCISCO 2.242.146
6. ANA 1.996.377
7. LUIZ 1.541.895
8. PAULO 1.416.768
9. CARLOS 1.384.201
10. MANOEL 1.334.182
FONTE: PROSCORE BUREAU DE INFORMAÇÃO E ANÁLISE DE CRÉDITO

ちなみに赤ちゃんの名前のトップは、Julia(女の子)と Gabriel(男の子)なんだとか。
リストはこちら

2011年11月4日金曜日

サンパウロのグラフィティ・アート:徒歩ツアー(2)バットマン路地

cranio2有名なグラフィティ・アート・スポットで、これは見る価値あるなあ、と感心した場所が、バットマン路地(Beco do Batman)。屋外ギャラリーさながらです。訪れた時にも、カメラを提げた観光客の姿をちらほら、まあ2組くらいですが見かけました。


cranio1ところで、この青いインディオを描くアーティストは、CRANIOというのですが、昨日(昨日?!あー、案内もらったのに忘れてた・・・)、バー・ギャラリー・レストラン・クラブが一緒になったナイトスポット、シャクラス(Chakaras)で展示&パティーがある・・・いや、あったそうです。あ、展示自体は、11月27日までですね。興味のある方は、行ってみて下さい。レストランも晴れた日は、なかなかいい雰囲気ですよ。

ベコ・ド・バットマンは、こんな感じです。

beco beco

2011年10月31日月曜日

舞台は台所・・・Sasha Waltz @ Teatro Alfa

sashaWaltzテアトロアルファのモダンダンスのシーズン最後を飾ったのはサシャ・ヴァルツ&ゲスツ(Sasha Waltz&Guests)。ピナ・バウシュに並ぶと言われるドイツの振り付け師、サシャ・ヴァルツのカンパニーです。公演されたのは、"Travelogue I - Twenty to Eight"という1993年の処女作。Travelogue3部作の1番目で、 台所を舞台に3人の女性と2人の男性の関係、それぞれの妄想などを描いています。インターミッション無しの1時間ほどの作品でした。

sasha2「日常性の中の美しさを大事にしたいから、リアルなオブジェクトを使うのが好き」というヴァルツの舞台には、本物のテーブル、テーブルクロス、椅子、冷蔵庫、電話、ミシン、ベッド、生の鶏肉、パン、飲み物の瓶などが登場しました。台詞は、冒頭の韓国人の女性が韓国語で話すのと、電話がかかってきて、白人男性が「いや今サンパウロなんだよ」っていうくらいなのですが、お芝居とダンスが合わさったような印象です。一番印象的だったのは、攻撃的な黒人男性と勝ち気な白人女性がからむとこ。愛憎入り乱れ、迫力ありました。
しかし、「ユーモアを大事にしている」ということなんですが・・・今シーズン1作目だったピナ・バウシュの「天地」の時も思ったけど・・・いまいちドイツ人のユーモアのセンスって分からない!

中南米マガジンに「ミス・ユニバース」記事が掲載されました。

「中南米ウェブマガジン2011年11月号」に私が取材・執筆した「ミス・ユニバース2011」の特集記事(18ページ!)が掲載されましたー。下記から購入できるそうなので、ぜひぜひ読んでみて下さいませ。宜しくお願いします!

2011年10月28日金曜日

車が当たるキャンペーンについて、メトロ内で思ったこと

coca-cola zeroコカ・コーラ ゼロの「ゼロで行け (Vá de Zero)」クローズド・キャンペーンの中吊りを見て、「ブラジルらしい」と思ったのでご紹介を。
このキャンペーンは、糖分ゼロのコカ・コーラの商品(コカ・コーラゼロとかファンタオレンジゼロとかクワッチ(ガラナの炭酸飲料)ゼロとか)を買って応募すると抽選で新車が当たる、というもの。なんで「ブラジルらしい」と思ったかといいますと、ブラジルでは、新車のことを「Carro zero (ゼロの車)」と表現するからです。「走行メーターがゼロ」ってことなんですが。で、「なるほど、国外からだと「ゼロ」を訴求したいから「新車」ってのは、なかなか思いつかないんじゃないかしら?」と思った訳です。

でも、ふと向かいを見たらドア横にもお米を買うと車が当たる“Ganhe o dia com Arroz Prato Fino”キャンペーンやってました。これは、なんで車が当たるかというと、「この米があると素敵な1日になる(おいしいから。それに、車だって当たっちゃう)」ということのよう。

まあ、ブラジル全土で車乗る人が増えてますし、ミドルクラスはやっぱ新車に一番ぐっとくるんでしょうね。
・・・あーあ、私も免許取らないと見下されるかなあ。

2011年10月27日木曜日

サンパウロのグラフィティ・アート:車窓より

パウリスタからヘボウサス通りへ抜けるオクハラ・コーエイ高架(Vd. Okuhara Koei)のグラフィティ。和風なのは、日系移民100周年を記念して描かれたからと、市のサイトで読んだ気が・・・

サンパウロのグラフィティ・アート:徒歩ツアー(1)クリスチアノ・ヴィアナ階段

escadaria有名なグラフィティアート、スポット"Escadaria da R. Cristano Viana"にやーっと行って来ました。最寄り駅はスマレ。なぜ気が付かなかったのか・・・余裕で歩ける距離でございました。

osGemiosLetrasこの階段・・・まあ、これだけの為に出かけるほどじゃないかもしれません。でも、有名な双子デュオ、オス・ジェミオスの作品もありますし(読めますか?)、近場に他のグラフィティも散在しているし、散歩がてら、寄ってもいいんじゃないでしょうか。

osGemiosBoy

壁 人

2011年10月26日水曜日

パライゾポリス訪問(3:ブラジルのガウディ、エステヴァンさん)

入り口図書館の次は、とうとう「ブラジルのガウディ」ことエステヴァン(Estevão)さんの石の家(Casa de Pedra)。家の主人、エステヴァンさんに「遅いよー」と文句を言われながら(美容院とか図書館とか寄ったもんで)リヴィングに通してもらいました。彼もフラヴィアさんに「例の花瓶に、とうとうぴったりの場所を見つけたんだ」と嬉しそうに報告していて、親しげな感じです。

リビングエステヴァンさんは、バイア州からやってきた庭師。現在の自宅にあった薔薇の木を補強するためにコンクリを塗って、暑くなったからそこに石を貼って、で割れた皿(青いやつ)を入れてみたらいい感じ・・・というきっかけで、26年間、毎日自宅に何らかのオブジェを加えていっているそうです。まさに生活に密着した進行形のプロジェクト!
リヴィングは、まあ家の中なんだけど、全てが石とセラミック(タイルとか皿とかカップとか)に覆われていて、しかも木の根が天井から下がっていたりするので、外に居るような感じです。

奥さん彼は、奥さんと息子さん、娘さんの4人暮らしですが、奥さんが「もう掃除が大変で・・・」と。そりゃあそうです、本当にいろんな物が嵌ってますから。屋上に奥さんと2人で上ったので「どうなんですか、実際?旦那のこのプロジェクト、困ってるの?」と水を向けてみましたが、「すてきだと思うわ」と大変出来た方です。

寝室リビングは、石とセラミックですが、2階は、携帯電話や人形、鞄、時計、ボタンなど、もう本当にあらゆるものがはめ込まれてます。
それから、娘さんの部屋と寝室は、カットアウトした木のパネルが壁中に飾られています。なかなかかわいいです。

きじたっくさんのオブジェがあるので、まあ見飽きません。基本、骨董市で仕入れるそうですが、西洋人の香港旅行記念プレートとか、家族の写真入り飾り皿とか・・・これは、日本からっていうものもあったので教えてあげました。・・・信楽タヌキです。あと、着物の女性の描かれた皿。ちなみに、エステヴァンさんの一番のお気に入りは、キジの絵が描かれた皿だとか(写真)。故郷で子供の頃よく捕まえて食べた楽しい思い出があるからだそうです。「うさぎ追いしかの山〜♪」って感じですね。ね?

屋上ベーベラさんとこも同様ですが、アートを見せてもらってR$10支払います。石の家は、手作りの入場券をくれました。また、ボタンなどが埋め込まれた商品の販売もしてますよ。

メイドインジャパンだと思われるものの写真。

日本の皿たぬき