2009年8月29日土曜日

Asian Ladies Club in Sao Paulo

こんにちは。金曜日、初めてアジアン・レイディース・クラブ(Asian Ladies Club)にゲスト参加してきました。こちら、名前の通りアジアの女性が中心メンバーのグループです。サンパウロで和食以外のアジア料理を味わう機会があまりないので、家で集まってアジア料理を楽しむ会を結成したそうです。
東アジア、日本、南アジア、インドそしてAssociateグループという5つの地域グループで構成されていて、各グループが月2回行われる会合での食事をホストすることになっているとのこと。昨日は、南アジアグループが担当で、シンガポールとマレーシア料理が並んでいました。それも、すっごいおいしい料理ばかり・・・

各グループともメンバーが7人と限られているので合計の人数は最大35名。会員になるには、ゲストとして3度連続会合に出席しなければいけないそうです。私以外にゲストとして、ベトナム、シンガポール、韓国、上海に長く住んでいたエクアドールの人等が参加していました。・・・日本は、後1人入れるそうです。むふふふふ。

ちなみにこちら英語が共通言語のクラブです。なのでか、西洋人と結婚して、これまでにも自国以外に住んだことのある人の率が高いようです。
・・・しっかし、最近気がついたのですが、ドイツ人ってどこにでもいますよねー。それも結構、個人で。東京やリオなど観光地はもちろん、コロンビアの友人もボゴタから飛行機と車で十何時間とかかかる隠れ家的ビーチにも「インターネットで調べて来たんだー」って言うドイツ人がいたっていうし、ニュージーランドの人もポリネシアの島々で同じようなことを言っていたし・・・こちらのクラブメンバーでも旦那さんがドイツの方という人も数名いました。国民性なんですかね・・・?

2009年8月23日日曜日

ブラジルの果物、カジュ

caju今が旬!ってわけでもないのですが、今度のABガイド記事用にカジュ(caju)購入したので・・・こちら、紹介します。
写真の通り、かわいい見た目の果物ですが、実は飛び出している種の部分がカシューナッツなのです。あ、ってことは、果物も日本語だとカシューですかね。
この種を炒ると、日本でもおなじみのナッツ状態になります。北東のビーチなんかでよく炒りたてを売りに来ます。またこちら、煮込み系の料理にも使います。茹でピーナッツとかちょっと近い感じです。
果物の方は、そのままでも食べれますし、ジュースにするのもポピュラーです。ほの甘く、ナッツの風味もかすかにして、で、口がちょっとしょぼっとなります。渋皮とか渋柿とか食べた後の感じです。おいしいのは、ライムの代わりにカジュを入れたカイピリーニャ。何でも酒を入れればおいしくなる、って訳じゃないですよー!これは、ほんと、なかなかよい組み合わせなのです。これだけでもブラジルに来る価値がある・・・は、さすがに言い過ぎか。
そうそう、この果物をたくさん食べると便秘になるそうです。
・・・まあ、ブラジルでおなかこわしても、カジュ入りカクテルはいけるってことで。

2009年8月18日火曜日

サンパウロのブエノスアイレス公園

タンゴ高級住宅街、イジェノポリス地区にあるブエノスアイレス公園(Parque Buenos Aires)へ子連れで行って参りました。前から公園などで出会うお母さんがたに「いい公園よー」と聞いていたので、気になっていたところです。
こぢんまりしているのですが、大きな木がたくさんあって癒されます。また彫刻を見て歩くのも楽しいです。

母子の像また、しっかり整備されたプレイグラウンドもあります。このエリアは、犬は立ち入り禁止。水道もあります。週末にでかけたのですが、親子連れがたくさんいました。近所に住んでいたら、絶対に通うだろうなあ!という潤いのある緑地でございます。

2009年8月17日月曜日

サンパウロ動物園

入り口こんにちは。先週の金曜日、夫に仕事をさぼらせ、友達家族とサンパウロ動物園(Fundacao Parque Zoologico de Sao Paulo)に行ってきました。
大西洋岸森林(mata atlantica)をそのまま生かした敷地だけあって、緑の多い、とても気持ちのいい動物園です。

トカノ檻から逃げたんじゃなくて、おそらく野生のトカノ(写真)や小さな猿が木の上にいたりもしました。
お土産物やさんでしか見たことのなかった青くてキラキラしたモルフォ蝶も飛んでいました。






きりん動物もいろいろいます。3000種類いるそうですが、本当でしょうか。一緒に行った2歳のテオくんは、キリンやらゾウに大興奮でした。1歳ちょっとのうちの子が喜んだのは、うるさくてカラフルなアララ(鸚鵡)。自分で「アララ」と言ってました。あ、うちの子が、じゃなくて鸚鵡が、です。

虎大人が喜んだのは、虎。特にシベリア・タイガーは、まるちゃんが「超おんぼろトラックで出かけたインドの虎保護地区でも見れなかった虎が、こんな間近に・・・」と写真を撮りまくっていました。

というわけで、大人も子供も楽しめる、なかなか素敵な動物園でした(marieさん、ごめん・・・)。金曜でもかなりの人がいました。週末はやったら混雑するそうですが、まあ、納得です。

2009年8月13日木曜日

お気に入りのブラジル料理レストラン、Brasil a Gosto

最近出かけたBrasil a Gosto(ブラジル・ア・ゴスト)は、ブラジル各地の材料を使ったフュージョン料理のレストラン。例えばアマゾンの果物とミナス州のチーズとバイーアのチリを使った前菜とか、ブラジル各地の伝統的な材料や調理法を洗練した形で提供してくれます。New York TImesでも高く評価されています。D.O.M.に比べてカジュアルで入りやすいし、食べ物も私の好みでした。サンパウロに滞在される方、ぜひ足を運んでみてください!

2009年8月10日月曜日

Burle Marx

copacabanaサンパウロ生まれの、ロベルト・ブーレ・マルクス(Roberto Burle Marx)は、国内外で活躍したランドスケープアーキテクト。国内では、イビラプエラ公園やリオのフラメンゴ公園、コパカバーナのモザイク(写真)のデザインで知られています。

現在、イビラプエラ公園内の現代美術館(mam: museu de arte moderna)で"Roberto Burle Marx 100 anos: a permanencia do instavel"と題された企画展が開催されています。中には、庭園のパースだけではなく、巨大なタペストリーや絵画、宝飾品、ガラス細工などもあり、彼の多才さに驚かされました。

公園入り口すっかりファンになった私は、今週末早速市内のブーレ・マルクス公園(Parque Burle Marx)へ行って参りました。ブーレ・マルクスの庭園も素敵でしたが、森林をそのまま生かしたジョギングコースや広い芝生のエリアもあって、すばらしい公園です!

ブーレ・マルクス庭園ボール遊びや自転車、ローラーブレードの使用が禁止されているのも、1歳児連れにはうれしい限り。思いはみんな同じらしく、ここに来ていた人の多くが幼児連れで、残りが走る人でした。またこちら、多くの種類の蝶や鳥がいることでも知られているそうです。
ぜひまた行きたいと思います。

2009年8月6日木曜日

ブラジル・ファッション・スナップ(2)

ファッション・スナップ7月号7月号掲載のファッション・スナップです。写真をクリックすると、大きくなります。

左下の女性のテキストが間違っています(4人しかいないのに・・・涙)。正しくは、
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名前:レシさん
年齢:46歳
職業:教授
今日のファッションのポイント:ロマンティックなワンピース
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です。

2009年8月4日火曜日

コロンビア伝統食、アレパのレシピ

コロンビアの友人が、アレパ(arepa)の作り方を教えてくれたので、紹介します。ちなみに、アレパはすり潰したトウモロコシが原料の伝統食で、友人宅では主に朝食として食べるそうです。ボゴタの街角のあちこちでも、焼いて売ってくれるそうです。

アレパの材料材料:
・アレパ粉(白でも黄色でも) 2カップ
・溶かしたバター バターのバーで2センチくらい
・温めた牛乳 1.5カップ
・細かくしたフレッシュチーズ 1カップ 


作り方:
混ぜる1:上記の材料をボールに入れて手で混ぜる。耳たぶくらいの固さになるように、牛乳や粉の量を調整。





形を作る2:ピンポン球くらいのボールを作る。それをのばしておせんべい型に(直径8センチ、厚さ5ミリくらい)。
ひびが入らないよう、気をつけること。

3:中火で熱したフライパンに並べる。油やバターは不要。網で焼いてもOK。





焼く4:ひっくり返して両面を焼く。
いいこげ色が付いたら完成!





完成チーズとバターを塗って食べます。私たちは、夕飯として作ったので、ワインと一緒に食べました。保存もできるそうですが、焼きたてはやっぱりおいしいです!

2009年8月3日月曜日

カンドンブレ見学 in サルバドール(見学実況)

さて、18:30に迎えに来ると言ったLar Tourismoの車は、19時近くになっても現れません・・・旅行代理店のくせに時間にルーズだなんてー、と不安になりつつ電話をすると、まあ道に迷ったりしてるとのこと。結局1時間ほど遅れて、バンが到着。中には、既にフランス人、イタリア人、ブラジル人といった20〜40代あたりの観光客が10人ほど乗っていました。良かったー、迎えが最後で!
ちなみに、連れがフランス人の女の子に「どうやってこのツアーを発見したの?」と聞いた所、メカド・モデロ(Mercado Modelo)という民芸品市場にブースが出てたとか・・・。うーん、気がつかなかった・・・。
出発後、何カ国語も操るというガイドのおっさんのカンドンブレに関する解説が始まりました。ほとんど聞こえませんでしたが・・・まあでもそうこうしているうちに、30分ほどで目的地に到着。アラケト(Alaketo)というテヘイロです。周りは、裕福な感じもしませんが、特別貧しい感じでもなく、あまり治安が悪い感じはしません。車を降りて、ピザ屋の横の石畳になった細い路地をずらずらと降りて行きます。右手に白壁のテヘイロがありました。
中では男性は奥に向かって左、女性は右、と分かれて座らなければいけません。左右に並べられた椅子は、細い6人くらいかけられる木製のベンチです。天井には、豆電球と、白い七夕飾りのような・・・というか、半紙に細く切れ込みを入れたような飾りが下げられています。周りの壁には、オリシャの絵がかけられていて、奥のスペースには、紫の花が飾られていました。秘密めいた儀式なんで薄暗ぁい土間なんかで行われるんじゃ・・・と勝手に想像していたので、拍子抜けするくらい明るく小綺麗です。

さて、座って待つこと・・・どうでしょう、1時間弱くらい?20時開始予定の儀式は、22時前にやーっと開始されました。
一番奥に「母」と呼ばれる女性が座っています。彼女を挟んで、歌う男性と打楽器の演奏者3名が立っています。打楽器の演奏に合わせて、「母」の前のスペースでバイアナの衣装のような(白い膨らんだスカートのドレス)服装の女性たち20名程度が円をかいて踊り続けます。本当に、ずーっと踊り続けます。たまに「母」がソロでも踊ります。延々と繰り返されるリズムに合わせて汗を流しながら踊り続ける女性を見ていると、なんとなくトランスに入るのも分かるような・・・分からないような・・・
で、どうでしょう、1時間くらい経った頃、爆竹なんかもなって、「母」に包容されると崩れ落ちる(トランスに入ってオリシャが憑依した)人が現れ始めます。取り憑かれて震える人々を、歌う男性他が白いシーツのようなもので縛り上げていきます。
・・・これで1部終了。
結構、長いです。ちょっと疲れた私たちは路地を上り、来るときに目をつけていた途中の飲み屋の席に着いたのでした。
ビールを飲みながら、やれやれー、こりゃあいつ終わるか分からんねーなんて話していると、爆竹が聞こえました。2部が始まってしまったようです。勇敢にもこの店の裏で作りました、というオリジナルリキュールにまで手を出している友人をなだめ、テヘイロへと戻ると・・・

なんと、我々のガイドがトランス状態に入っているではありませんか!地面に落ちたものを頭にかける仕草で先祖とコンタクトを図っているとか・・・うーむ・・・それこそ、いつ帰れるか分からんぞーと言いながら、見学は続きます。
1部でオリシャに憑依された人たちが、それぞれのオリシャの衣装を着て踊っています。みの虫みたい(?)なのとか戦士見たいなのとか・・・テヘイロには、観光客に加え、地元の信者がだいぶ増えていました。老若男女様々ですが、ほとんんどが黒人です。彼らは、左右のベンチに挟まれた通路をオリシャが通るときに手をかざしていました。だんだん盛り上がってきました・・・と、ここでトランスから回復(?)したガイドのおっさんが「みなさーん、帰りますよー」と。儀式はこのまま朝までだか続くようですが、ツアーは終了です。うーん、どうせなら、2部から長く見たかった・・・けれど、まあしょうがありません。車に乗せられ、帰途についたのでした。


テヘイロ見学時のヒント
・黒い服は着ない
・膝丈より短いスカートやパンツは避ける
・写真撮影可能かは事前確認(たいてい禁止。勝手に写して見つかるとひどい目に遭う覚悟が必要です)
・時間の余裕をもつ。見学後の予定を入れない(焦りますので)
・虫除けを使う
・早めに儀式の行われる日程を確認する
・タクシーで行くときは、帰りの足をあらかじめ確保しておく
・お酒が入っているとより楽しめるかも・・・

というところでしょうか。

今度機会があれば、有名なテヘイロに行ってみたい気もします。